興信所はいじめの解決ができる？具体的な調査方法と金額を紹介！
自分の子どもがいじめられているかもしれない…そんな時、親なら何とかして解決したいと思うのは当然のことです。ただ、いじめも証拠がないとただの言いがかりとして片付けられてしまう可能性があります。実際、誤解だったとしたらかえってトラブルを招きかねません。そこで、今回は興信所がいじめ発覚・解決の役に立つのかについて紹介していきます。
そもそもどんな時にいじめに気が付く？
いじめはとても繊細な問題です。いじめられている側は、自分に原因があると思って言い出せないかもしれません。「親に心配かけたくない」という思いから、いじめを隠す子もいるでしょう。親はどんな時に子どもがいじめられているかもしれないと気が付くのでしょうか。
学校の話をしなくなった
学校に行けばクラスメイトがいて、毎日いろいろなことが起きるかと思います。授業中や休み時間にあった出来事を以前は話していたのに、ある日を境に話さなくなったりしていませんか？学校にいる時間が辛いせいで、話したくないと思っているかもしれません。前に話していた友達の名前を出してさりげなく聞いた時に、きちんと子どもの様子や反応を見てください。
物が無くなったり汚れたりすることが増えた
シャープペンシルや消しゴムなら、使っているうちに無くしてしまったりどこかへ置き忘れてしまったりすることもあるでしょう。しかし、その頻度が高い場合は、物をとられているかもしれません。また、制服や体操服が必要以上に汚れている場合に、体に小さなけがなどが増えていたら特に要注意です。日常的に軽い暴力を振るわれている可能性が考えられます。エスカレートする前に発見することが大切です。
学校に行けなくなった
学校でいじめを受けるなど辛い思いをしている子どもは、精神的な理由から朝起き上がれなくなったり、学校に行こうとすると気分が悪くなったりします。そのようなサインが出ていたら、まずは優しく声をかけてあげてください。間違っても子どもを責めてはいけません。いきなり「いじめられているんでしょ」と核心を突くようなことを言うと、子どもは動揺して話さなくなってしまうかもしれないので気をつけましょう。
興信所はいじめを解決できる？その手段とは
いじめで興信所を利用していいのか悩んでいる方もいるかと思います。しかし、いじめはどんどん多様化を極め、中にはとても悪質なケースも存在しています。特にスマートフォンやインターネットが発達している昨今、実害を出さず精神的に追い詰めるようないじめもあるのです。誰にも言い出せず取り返しのつかない結果に繋がってしまう前に、対策をとりましょう。
いじめ調査には子どもの協力が必要
いじめは学校の中で起こることが多いです。そのため、自分で証拠を掴むのは難しいでしょう。授業参観や発表会など特別な行事がなければ、基本的に親が学校へ行く機会はありません。そして、そのようなバレやすい機会にわざわざいじめる子供もいません。むしろ、仲良しだとアピールしてくる可能性もあります。
興信所にいじめ調査を依頼する時には、いじめられている子どもの協力が必要不可欠です。そのためには、子どもがいじめられていることを認めなければいけません。いじめを隠してしまう子どももいるので、これが骨の折れる作業なのですが、大切な我が子を守るために諦めずに接してください。「いじめ」というワードを使わずに、子どもの心の寄り添ってあげることが大切です。
いじめ調査の実績がある興信所を選ぶ
いじめの調査は対応してくれる興信所もあれば対応できないと断る興信所もあります。特に、大人と違って子どもはどんなことをするか想像がつきません。子ども独自のルールや考えを作り、それに則って行動するケースが多いです。そのため、いじめ調査に実績のある興信所を選ぶことをおすすめします。通常の興信所でも引き受けてくれる可能性がありますが、実績がない所だとなかなか証拠を掴めずに、ただ時間が過ぎて費用だけが掛かってしまうことも考えられます。依頼する興信所はよく調べて選んでください。
いじめ調査の方法
子どもの協力が得られるのであれば、具体的に自分をいじめている子どもの名前を聞き出し、その子どもの身辺調査を始めます。残念ながら探偵とはいえ学校の中に入ることはできません。そのため、学校周辺の様子を注意深く観察することが主な調査方法です。登下校中にいじめがあれば重要な証拠になるでしょう。また、LINEなどのSNSでいじめを受けている場合は、相手がメッセージを取り消さないうちにスクリーンショットを撮らせるなど子供にも協力してもらいます。いじめを受けている現場の動画や写真が撮れれば、それらと合わせて確かな証拠になると言えます。
いじめ調査にかかる費用は？
費用は興信所により様々です。いじめ調査は基本的に2人以上で調査を行います。そのためかかる費用は調査する人数や日数によって異なります。しかし、いじめ調査は1日で終わるとは考えにくいです。相手が行動を起こさない日もあるでしょう。最低でも月曜日から金曜日の5日間は行い、確実な証拠を集める必要があります。このほか、調査にかかった交通費やカメラの印刷代、報告書代などの諸費用を請求されるので、料金体系を良く確認する必要がある事を覚えておいてください。
料金プランは事前に確認しておくのがおすすめ
最初から提示された金額に諸費用が含まれているケースもあれば、調査した分だけどんどん費用が掛かってしまう料金プランもあります。提示された分の金額しかかからないと思い込んでお金を用意しておいたのに、もっと高額になってしまって思わぬトラブルが発生してしまうかもしれません。依頼する際によく確認しておきましょう。
まとめ
興信所のいじめ調査の方法や費用についてまとめました。苦しんでいる我が子を1秒でも早く助けたいと思う気持ちは分かります。しかし、焦るあまり行動を間違えるともっと子どもを傷つけてしまうかもしれません。親が慌ててはいけないのです。あくまで冷静に優しく子どもに寄り添い、必要であれば興信所を利用していじめの証拠を集め、いじめをやめさせることに役立ててください。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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