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探偵コラム

素行調査で逮捕歴や前科は調査できる?詳しく解説

自分の知っている人間が、過去に犯罪を行なった人間であったり、反社会的勢力との繋がりを持っている人だとしたらどうしますか?友人や結婚相手、職場の人間などが過去に犯罪を犯していた場合、それを知る術はあるのか気になるところですよね。
そこで、今回の記事では「探偵の素行調査で逮捕歴や前科を調べることができるのか」詳しく解説していきたいと思います。

前科を調べる必要性

どんな人でも、人には言えない過去は存在します。それは犯罪に関しても同じだと思いますが、もし好きになった相手が「犯罪者」だった場合、自分は良くても家族や周りの人間に迷惑をかけてしまう可能性もあります。では、前科を知る場面とはどんな状況でしょうか?ここでは知らなければいけない場面についてご紹介します。

結婚時

結婚は当人だけでなく、お互いの家族同士の繋がりでもあります。これから何十年という期間を一緒に過ごす相手家族に嘘をついている状況や、騙されている状況を作るわけにはいきませんよね。また、結婚詐欺という詐欺が当たり前のように行われているため、結婚する側も細心の注意を払う必要があります。
結婚によるトラブルを防ぐために、探偵の「結婚前調査」を依頼する人も多く、信頼できる相手を定めるポイントとも言えるかも知れません。

就職時

正社員や契約社員として雇用する際に、企業側が雇用する人間の素行調査や身辺調査をするのは基本になってきています。もちろん、元々犯罪歴を気にしない企業もありますが、業種や職種によっては、反社会的行為を見逃せないところもあるので仕方のない部分でもあります。すでに犯罪歴のある人は、素直に自己申告してしまう方が雇用側にいい印象を与えるのでおすすめです。

相手の弱みを掴みたい時

「恨みや妬み」などで、相手の弱みを知りたいがために探偵に調査を依頼する人もいます。そういう目的を持った人にとっては、前科や犯罪歴などの情報は最高の武器に変わってしまうでしょう。しかし、多くの探偵事務所では、ストーカーや犯罪行為に関わる目的で行う調査は受けない方針をとっているので、ほとんどの場合ではこうした理由で依頼を受けることはありません。

前科(犯罪歴)を調べる方法(探偵、弁護士)

犯罪歴や前科などは、警察などの公的機関で扱われている機密情報なので、一般人はもちろん、探偵であっても簡単に入手できるものではありません。また、犯罪歴は他人のことはもちろん、自分のことでさえ調べることは難しいとされています。では、どういった方法で前科を調査するのか、その方法をご紹介したいと思います。

直接的な調査はほぼ不可能

結論から言ってしまうと、探偵の調査であっても、「調査対象者の前科」を公的機関から入手することは不可能です。これは弁護士でも同じで、弁護士権限を使ったとしても前科の開示請求をすることはできません。前科や前歴の照会のことを「A号照会」と言いますが、このA号照会ができるのは警察内部でも権限を持った一部の人だけで、通常の警察官であっても照会することはできないものになっています。
探偵による犯罪歴の調査は「間接的」な情報から、その可能性を知ることしかできない、ということを理解しておきましょう。

弁護士会を通じて照会することは可能

弁護士個人での照会は難しいですが、所属している弁護士会を通じて役所や団体などに、前科の照会を求めることは可能です。ただし、照会を求めたとしても、それに対して団体が回答する義務がないため、そのままスルーされてしまう可能性があることと、照会理由に「事件性」が関わっていない場合は難しいということがあるため、その可能性は低くなります。実質的に照会を求めることは可能ですが、成功率は低いということです。

探偵調査による間接的方法

上記で説明した通り、前科を直接的に調べることは「ほぼ不可能」であるため、独自の調査法を駆使するしかありません。探偵事務所では、対象者の尾行、張り込み、周辺住民への聞き込み調査、交友関係、過去の素行などを調べ、犯罪行為に関わっていないかなどを調べることができます。対象者が違法薬物を使用していたり、反社会勢力との繋がりなどがある場合は、比較的早く「前科」を知ることが可能でしょう。
ただし、不審な行動が見当たらず、交友関係に問題のないような場合は、たとえ「前科」があったとしても、調査で確認することができないこともあります。探偵による調査では、あくまで「前科を持っている可能性」を知ることしかできません。

前科調査が可能と謳う探偵に注意

探偵業者の中には「犯罪者データにアクセスできる」「裏情報の習得が可能」などの謳い文句で、顧客を集めているところもあります。初めにお伝えしておきますが、探偵業は一般業種であり、公的機関の仕事ではありません。そのため、こうしたデータにアクセスできる探偵業者は「悪徳業者」であると考えた方がいいでしょう。

反社会的勢力が運営する探偵事務所

探偵事務所の中には、反社会的勢力が一般人に扮して営業を行なっているところもあります。暴力団組織が運営する企業では、違法な犯罪者データの流通が行われており、違法ドラックの流通や、マネーロンダリングなどの温床となっています。こうした犯罪者データを利用して「探偵業務」をこなしている反社会的探偵事務所があり、できないはずの「前科照会」などを行えるようになっています。

調査費用を騙し取る探偵事務所

できないことを「可能」と謳っている探偵事務所のもう一つのタイプは「詐欺」です。今や探偵事務所は数多く存在しますが、さまざまな規制によって、「できないこと」が多い探偵事務所も少なくありません。そんな中、少しでも「出来ないことを出来る」探偵事務所があれば、依頼者はそこに助けを求めます。そうした依頼者の気持ちを利用して、嘘の調査結果を提出し、法外な調査費用を騙し取るといった詐欺もあるようです。ほとんどの探偵事務所ができないことを「出来る」、と謳っている探偵業者には十分注意してください。

まとめ

今回の記事では「素行調査で前科を調べることができるのか」について解説させて頂きました。弁護士であっても公的機関の機密情報を開示することができないという場面はいくつも存在します。そうした場合には探偵による「間接的な証拠集め」を行うことで、真実を知ることが出来るかも知れません。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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