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探偵コラム

筆跡鑑定士になるには何が必要?

事件の真相解明や、裁判での証拠として採用されることもある筆跡鑑定ですが、これから筆跡鑑定士を目指すにはどんなことをする必要があるのでしょうか?そこで、今回の記事では筆跡鑑定士になるためにやるべきことを解説していきたいと思います。

筆跡鑑定士に必要な資格

現在の日本では、筆跡鑑定士になるための資格や条件は存在しません。そのため、誰でも「筆跡鑑定士」を名乗れてしまうという問題があります。しかし、筆跡鑑定をするためには「実績と技術」が必要なため、名乗ることは出来ても筆跡鑑定を簡単に行うことはできないのです。

筆跡鑑定士とは違う筆跡診断士

筆跡鑑定士と少し違う存在として、「筆跡診断士」というものがあります。筆跡から同一人物か別人を特定する筆跡鑑定士に対して、筆跡診断士は、筆跡から相手の基本的な性格、心理状況などを読み取ることを目的としています。その性質から心理学の要素が強く、法科学である筆跡鑑定士とは異なる存在と言えるでしょう。
筆跡診断士には固有の資格が存在しますが、資格を獲得したからといって、筆跡鑑定士に慣れるわけではないので間違えないようにしてください。

筆跡鑑定士の資質

筆跡鑑定士は非常に特殊な職業であるため、筆跡鑑定には向き不向きが存在します。筆跡鑑定士に向いている人は下記のような人です。

公私混同しない人

筆跡鑑定は鑑定した人物の人生を変えてしまうほどの力があります。そうした重要な決断に私的な感情が入ってしまうことは許されません。筆跡鑑定の性質上、鑑定人に固定概念や主観があると、鑑定結果が無意識のうちに「自分の思った方向」へ向かってしまう可能性があります。どんな鑑定であっても「客観的に全体を見渡す」ことができる人でなければ、筆跡鑑定を遂行することはできません。

自信過剰ではない人

自分の鑑定結果が正しいと思える気持ちはとても大切なことですが、筆跡鑑定の場合はその思い込みがマイナスに働くことがあります。人間はどんなに場数をこなしても、多くの知識を持ってしてもミスを犯してしまうことがあります。これは不回避で、解決策は「ミスの可能性をどれだけ少なくするか」という対策法しかありません。そのため、「常に自分の鑑定結果が正しい」思うことで、ミスの可能性を広げてしまうのです。鑑定士にとって、自信過剰であることは致命的な問題の一つです。

具体的な表現が可能な人

原因、結果を明快に解説できる力がないと、筆跡鑑定の際に決断することができず、曖昧な判断の積み重ねを行ってしまう危険性があります。その結果、鑑定結果に大きな誤差が生まれ、最悪の事態に発展することもあるのです。

研究者気質の人

筆跡鑑定は間違い探しの繰り返しです。単純でも精度を求められるような調査を強要されてもやりこなせるような精神力がなければ、正確な鑑定結果を出すことはできません。飽きっぽい人や簡潔に物事をまとめてしまう人には向かない職業でしょう。

民間の筆跡鑑定試験が存在する

民間の機関が独自の基準で行なっている試験が存在しますが、公な資格ではなく、試験を受けたからとってメリットになるわけではありません。いずれ、国家資格として筆跡鑑定士の資格が登場するかも知れませんが、これは可能性の話なのでなんとも言えません。
今の日本では事実上、筆跡鑑定士の資格を取ることはできません。

筆跡鑑定士の実績を積むには

現在、裁判所でも証拠として採用されるほどの実力を持つ筆跡鑑定士はあまり多くありません。また、筆跡鑑定士は特別な資格が存在しないことから、正式な鑑定士の多くは科捜研、科学警察研究所で活躍していた元警察官や、大学教授です。そのため、筆跡鑑定の実力には大きな差が存在するのです。

文字研究を行う大学教授の弟子になる

一つは、現在でも文字の研究を行なっている大学教授の元で学んだり、弟子になる方法です。大学であれば文字研究の最先端に触れるチャンスもあり、世界の筆跡鑑定や筆跡鑑定の技術に触れることができるでしょう。ただし、「大学に入る」「大学教授に直談判を行う」などのリスクがあるため、ハードルは高いと言えます。

科捜研、科学捜査研究所に配属される

警察として科捜研や科学捜査研究所に配属されることで、最先端の筆跡鑑定に触れることができます。ただし、この方法は大学教授の弟子になるよりも難しく、学生時代から長期計画的に行動しないと実現は非常に難しいため、現実的な方法とは言えないかも知れません。

元警察や元大学教授が運営する筆跡鑑定事務所に就職、弟子入りする

前線で筆跡鑑定を行なってきた筆跡鑑定士が運営する事務所に所属する方法がお勧めです。プロの実力を間近で見ることができるため、成長と実績に大きく貢献するでしょう。ただし、その道のプロとして活動していた筆跡鑑定士の元で働くための条件は非常に高く、弟子や社員を取らないところも多いため、それなりの覚悟を持ってお願いする必要があります。
本物の筆跡鑑定士を目指すつもりならば一番お勧めできる方法と言えるでしょう。

精度を高め続けるAIの存在

スマホを始めとした様々なものに搭載され、もはや生活必需品といっても過言ではないほどに進化したAI技術は医療を始め、様々な分野への展開が加速しています。その一つが筆跡鑑定で、AIが筆跡鑑定率100%を出す日は近いのかも知れません。

医療診断で利用されるAI

一部の国や機関では、AIによる医療診断が行われています。その診断率は99%とほぼ完璧で、長年の経験と知識を持った優秀な医者ですら勝つ事ができないと言われています。こうした診断率は、これまで人が経験した病気や、研究結果の情報を元にAIが答えを導き出したことで達成されています。

筆跡鑑定技術も過渡期

筆跡鑑定技術は大昔から人によって研究され続け、現在に至っています。その研究結果は膨大なものであり、診断能力としても高精度なものと言えるでしょう。そうした技術や情報を全てAIにまとめてしまったら、医療業界と同じような精度の筆跡鑑定AIが登場するかも知れません。
そうなれば筆跡鑑定に対する人の在り方も大きく変わっていくことになるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回の記事では筆跡鑑定士になるために必要なことをご紹介させて頂きました。現時点で、筆跡鑑定士になるための資格はなく、一般人では筆跡鑑定の技術を学ぶ場所も限られています。そのため、入り口は広いものの、極めるための出口は非常に狭く、難しい世界であると言わざるを得ません。

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