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探偵コラム

「嫌がらせ手紙」には筆跡鑑定がオススメ!対策を解説

言葉の暴力や、仕事の嫌がらせなどで行われていた「いじめ」が、見えない暴力に変化しつつあります。その一つが、嫌がらせのメモや手紙をロッカーや机に忍ばせておく方法です。この方法であれば、本人以外が気づく可能性は少なく、大ごとになることもないため、ピンポイントで相手を責めることが出来ます。また、相手を特定されないために、わざと筆跡を変えている場合もあり、その手口はとても巧妙です。
そこで、今回の記事では、嫌がらせ手紙を受け取った場合の効果的な対処法についてご紹介したいと思います。

いじめる側の心理

コンプライアンスの問題で社会全体が厳しくなる昨今、目に見えない形で不正を行う加害者が急増しており、その一つが嫌がらせの手紙です。ストレス社会であることも一つの要因として挙げられますが、自分の存在が分からなければ何をしてもいいわけではありません。そこで、ここでは犯人の心理ついて解説します。

社内評価による嫉妬、妬み

直接的に関係のない相手でも、同じ部署、同じ管轄内で、自分よりも活躍している相手に対して嫉妬するあまり、嫌がらせをする人がいます。こういった嫉妬や妬みは非常に根深く、中には相手を「社会的に抹殺したい」と考えるまでに憎悪を抱く人もいるほどです。
特に、女性社員同士での嫉妬、妬みによる嫌がらせは多く、男性社員や男性上司を利用した、悪質な方法を取ることもあるため非常に危険です。嫉妬されないことが一番ですが、巻き込まれてしまった場合、すぐに対策を講じる事が得策です。

異性関係トラブル

社内で付き合っている異性に対する嫉妬や妬み、結婚している配偶者に対する嫉妬や恨みなど、異性関係トラブルによって、嫌がらせを行う人がいます。特に裏切られた女性や、逆恨みした女性が相手に報復するためにいじめを行うケースが多く、エスカレートしやすい危険性を持っています。
コンプライアンスの問題から社内恋愛や不倫などをNGにしている企業もあり、危険性のある場所からは離れるのが得策です。

子供の喧嘩に大人の喧嘩を持ち込む

子供同士が喧嘩したことによって、相手側の親が嫌がらせを始めるケースもあります。特にいじめられた子供の親がPTAや教育委員会に精通している場合、他の保護者や教員を巻き込んで嫌がらせを行う事があるため、非常に厄介な問題です。

このように、いじめる側はちょっとでも「気に入らない」事があれば、すぐにでも相手を追い込む準備を始めてしまうのです。いじめる側の心理をいじめられる側が理解するのは非常に難しいと言えるでしょう。

嫌がらせの手紙を受け取ったらやるべきこと

誹謗中傷の手紙が送られてきたとしても焦る必要はありません。なぜならば、その文章は後に証拠となり、相手を追い詰める手段として使えるからです。そこで、ここでは嫌がらせの手紙を受け取ってから行うことを解説します。

手紙は丁寧に保管する

送られてきた手紙は、相手を判別するために利用できる重要な証拠です。手紙は筆跡鑑定、指紋の照合を行うために「できる限り綺麗な状態」を保っておくほうがいいでしょう。手紙を発見したら、できる限り素手では触らず、クリアファイルやジップロック、ビニール袋などに入れて保管してください。その際には、「いつ、どこで」この手紙が渡されたのかを記録しておくと、さらに証拠として有効になります。

手紙に対して反応を示さないようにする

嫌がらせの手紙を送っている犯人は、相手が苦しむ姿を見て楽しんでいます。手紙によって辛い思いをするのは相手を喜ばせるだけなのです。状況をエスカレートさせないためにも、過剰な反応を見せないようしましょう。
反応がなければ、犯人は何度か手紙を送ってくるはずです。また、何度も手紙を作成することで、犯人側から「決定的な証拠」を提示してくれることもあるので、それを待つのもオススメです。

筆跡鑑定を依頼する

嫌がらせの手紙を送る犯人の中には、被害者の筆跡を真似て、誹謗中傷の手紙を作成している人もおり、とても悪質性の高い行為です。こうした犯人を特定するためにも、筆跡鑑定を行うことをお勧めします。
人によっては、ある程度、犯人の目星が立っていることもあるでしょう。そうした場合には、犯人と思われる人の書類を入手し、手紙と共に筆跡鑑定を行うことで犯人を見つけやすくなります。
筆跡鑑定は、あくまでも原本との類似性を確認するためのものなので、犯人特定の「決定的な証拠」になるわけではありません。身の潔白を証明するためや、犯人と思われる人間を特定するための手段として考えてください。

探偵業者に依頼する

犯人が見当もつかない場合は、探偵業者に依頼することをお勧めします。尾行、張り込み、聞き込み調査によって、嫌がらせをしている犯人の有力な情報を掴むことができるでしょう。また、探偵業者と筆跡鑑定を組み合わせることで、犯人特定を確実なものにできるため、オススメの方法です。

筆跡鑑定と対をなす筆跡診断

筆跡から、人物特定を目的としている筆跡鑑定に対して、筆跡診断は筆跡から、その人物の感情、精神状態などを予測することが出来ます。筆跡診断を行うことで、犯人側の心理を理解できる可能性もあるのです。

心理的に犯人の思考を読み取ることで、いじめを改善させる

いじめが始まってしまうと、どうしても「加害者」と「被害者」という区分に分類されてしまいがちです。しかし、被害者側が自分から「被害者」と自覚してしまうと、加害者はエスカレートしてしまうのです。そうした問題を解決するには、被害者側が加害者側の心理を理解して、それを利用することなのです。
例えば、「妬みや嫉妬」によっていじめを行う加害者は、その脅威を理解しています。だからこそ、被害者にぶつけてくるのです。それを逆手にとって被害者が加害者に「嫉妬や妬み」をぶつけるとどうなるでしょうか?加害者が被害者となり、関係性が逆転するのです。
被害者と同じように、加害者もまた「弱者」なのです。そうした心理的な面を理解することで、いじめを改善させる効果があるのです。

筆跡診断によってわかること

筆跡診断によって、相手の性格、その文章を書いた時の精神状況など、精神的な面を知ることが出来ます。ただし、あくまで予測なので「完璧な鑑定」ではありません。筆跡診断を行うことで、いじめを行う側の心理を理解して、どう対応すべきかを考えてみましょう。

まとめ

今回の記事では、筆跡鑑定によって嫌がらせを防止する方法について解説させて頂きました。職場や学校でのいじめ問題を無くすことは非常に困難ですが、嫌がらせをこれ以上進行させないためにも、手紙を筆跡鑑定して、然るべき措置を取ることが先決です。

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投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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