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指紋鑑定を依頼したい!やるべきことを詳しく紹介

身近な問題で相手を特定したい場合、指紋鑑定は非常に有効な方法です。しかし、指紋鑑定はドラマや映画などで警察が指紋採取しているイメージが強いため、どこに頼んでいいのか迷ってしまいますよね。そこで、今回の記事では指紋鑑定を依頼する際にやるべきことと、必要なものをご紹介していきたいと思います。

指紋鑑定業者に連絡する

指紋鑑定は指紋鑑定士が行いますが、現在は多くの指紋鑑定業者が存在しているため、まずは指紋鑑定業者の選定を行う必要があります。中には悪徳な鑑定業者が在籍していることもあるため、いくつかの点に注意して探してみましょう。

指紋鑑定の相談、無料見積もり

指紋鑑定士の多くは、警察や科捜研などで実際に活躍していたOBの方々です。そうしたプロの方に見てもらうためにも、まずは無料相談や見積もりを行っている業者を探しましょう。この段階で「過度な広告」を謳っている業者には注意するようにしてください。(過度な広告をしなければ、集客できない程度の実績しかない可能性がある)実際に裁判などで証拠実績がある業者であると、なお良いでしょう。

HPに鑑定方法、実績が詳細に載っている

素人や悪徳な業者であれば、鑑定方法の詳細や実績を曖昧にしがちです。事件や裁判といった問題に関しての実績内容であれば信頼の余地がありますが、有名人〇〇さんを鑑定している、有名鑑定士の弟子、警察で学んでいたなどの「間接的にすごいアピール」をしている業者は悪徳な業者である可能性が高いと言えます。
信頼のおける業者であれば、実際に持っている資格(指紋鑑定人の資格は存在しません)を掲載したり、どんな鑑定方法で、どのくらいの鑑定率なのか、失敗することがあるのか、などを詳細に記載しています。これだけで、信頼できるとは言い切れませんが、判断基準の一つとして考えるのはアリではないでしょうか。
鑑定費用が詳細に記載されているか、という点も重要なポイントの一つです。

周りからの評判が良い

別の鑑定業者や、元依頼者の方からのクチコミやレビューが高い業者はおすすめです。特に、同業者から称賛されている業者は「本物のプロ」であることが多く、多くの現場で活躍している可能性があります。
指紋鑑定はその特殊性から費用は高額になりがちですが、こういった本物の業者であれば、妥当な費用ということになります。さまざまな鑑定業者に問い合わせをして、「本物」に出会うことができれば、もはや指紋鑑定は成功したといっても過言では無いかもしれません。

指紋鑑定を依頼するために準備するもの

鑑定依頼する業者が決まったら、今度は鑑定してもらう資料を準備します。資料を準備する際には、いくつか気をつけるポイントがあり、守らないと鑑定を受けてもらえないこともあるので注意しましょう。

資料は厳重に保管する

資料に付着している指紋には汗や皮脂、その他の汚れなどが付着しています。そのため、素手で触ったり、空気に触れた状態を維持してしまうと、指紋が消滅してしまう可能性があります。資料の劣化を防ぐため、ジップロックやビニール袋などを使って厳重に保管しましょう。
ティッシュやトイレットペーパーなどのような、表面が擦れるものを使用すると、指紋鑑定に悪影響を及ぼすので、基本的に摩擦しないものを選んでください。また、保管した後も過度に触れないよう注意する必要があります。

指紋採取しやすいもの、しにくいもの

指紋鑑定には、いくつかの方法を使用しますが、その方法に適している物質と適していない物質が存在するため、資料として使えるものはあらかじめ決まっています。

●指紋採取しやすいもの

  • コピー用紙、封筒、紙幣などの紙類(指紋が残りやすく、消えにくいため)
  • コップや器、ボールなどのガラス製品(場合によっては目視でも見えるほど指紋が見える)
  • 表面に凹凸のない金属、プラスチック製品(綺麗な金属やプラスチックには指紋がよく付く)

●指紋採取しにくいもの

  • 表面がざらざらした紙類(和紙、半紙)
  • 毛糸、目の荒い布製品、洋服
  • 接触面積が小さいもの
  • 日常的に接触人物が多いもの

採取しにくい洋服や、毛糸類はそもそも肉眼では指紋の付着が全く見えず、素材的にも鑑定で判断しにくいため、あまり有効なものでありません。指輪や小さなネックレスなどの小さなものでは、指紋情報が少なく、個人を特定するのは非常に困難です。
また、革製のバックや財布などは、オイルや革特有の汚れなどがあるため、指紋劣化が激しく、鑑定は難しいものになります。

鑑定しにくいものの、鑑定結果を出すことはできる

指紋採取しやすいものを提出すれば、比較的鑑定も早く、鑑定の成功率を高めることができますが、指紋採取しにくいものを提出したからといって、鑑定が失敗するわけではありません。最新の技術を駆使した鑑定業者であれば、そういった資料でも非常に高精度な鑑定結果を出すことが可能です。
しかし、採取しやすいものであれば余計なリスクを軽減できるため、できる限り指紋採取しやすいものを提出するように心がけましょう。

鑑定を成功させるために

指紋鑑定を成功させるには、鑑定業者の技量ももちろんですが、依頼する資料の品質も大きな鍵を握っています。そこで、ここでは鑑定を成功させるために必要なことをご紹介させて頂きます。

鑑定資料を劣化させないようにする

指紋跡は人の汗と皮脂汚れで作られています。そのため指紋は、時間経過、日光、空気、温度、湿度、接触、化学反応によって徐々に劣化していきます。劣化すると、指紋サンプルとしての品質が下がってしまうため、人物の特定に使用できなくなってしまうのです。
そこで、鑑定予定のある指紋に関しては、温度変化の少ないところで安全に保管するようにする必要があります。劣化を防止するためにも出来れば、すぐに鑑定してもらうのがおすすめです。

資料として提出するものを「指紋採取しやすいもの」に限定しておく

既に何らかの理由で存在しない人であれば、こうした対策は難しいですが、「接触のチャンスがある」という人であれば、指紋採取しやすい紙類やコップ類を使用して、新しい指紋を採取してみましょう。新鮮で採取しやすい指紋であれば、鑑定結果の成功率は劇的に向上します。
今後、裁判の証拠などに利用したいと考えているのであれば、こうした方法は非常に有効な手段と言えるのでおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回の記事では指紋鑑定でやるべきこと、必要なことについて解説させて頂きました。指紋鑑定を依頼しようと思っていた方は、この記事を読んで参考にして頂ければと思います。

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投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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