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探偵コラム

指紋鑑定って自分でできるの?自分で行なう方法と注意点について

指紋鑑定を検討している人の中には、自分でやってみようと考えている人もいるのではないでしょうか。鑑定費用は高額になることが多く、指紋の検出・鑑定に関する情報はインターネットや書籍から得ることが可能です。インターネットや書籍から情報を入手できるので、専門的な知識が無くても指紋鑑定を行なうことができます。ここでは、自分で指紋鑑定を行なう方法、注意点について解説します。自分でやってみたい人は、ぜひ参考にしてください。

自分でもできる指紋検出法とは

鑑定を行なう前に付着した指紋を検出する必要があります。指紋を検出する方法はさまざまなものがあり、専門的な機器や試薬を用いる方法があります。専門的な機器を用いるのは難しいですが、最近ではインターネットで専門的な試薬を入手することも可能です。自分でもできる指紋検出法は主に3つあります。

  • 気体法
  • 液体法
  • 粉末法

それぞれ説明しますね。

気体法

気体法はヨウ素やシアノアクリレートなどの検出薬を気化させて、付着した指紋が入った空間に密閉することで、指紋と試薬を化学反応させる検出法です。シアノアクリレートは瞬間接着剤に含まれている成分であり、わずかな水分と反応して固まる性質があります。指紋に含まれる水分やデンプン質に反応させることで、指紋の形に固まらせて、ヨウ素デンプン反応で着色することで指紋を検出することができますよ。

液体法

液体法は体内から分泌される成分と試薬を化学反応させることで、指紋を浮かび上がらせて検出する方法です。指紋には皮脂以外にもアミノ酸なども含まれており、ニンヒドリンや硝酸銀などの試薬を用いることで、化学反応や試薬成分の付着を引き起こすことが可能です。試薬に浸したり、塗布するなどの方法があり、使用する試薬によって方法は変わります。主に紙類に付着した指紋を検出するのに用いられる方法です。検出された指紋は転写、写真撮影を行なうことで鑑定を行なうことになります。

粉末法

粉末法はアルミニウム粉末などの粉末を鑑定資料に散布して、ハケで余計な粉末を除去することで指紋を検出できる方法です。主にガラス製品から指紋を検出するのに用いられる方法であり、指紋の隆線を浮かび上がらせることができます。指紋の隆線上の汗孔から分泌される汗や皮脂に粉末を付け、写真撮影をすることになります。映画やドラマで指紋検出時にハケでポンポンと叩いているシーンを見たことある人も多いのではないでしょうか。粉末法は直接的に指紋を検出する方法であり、目視でも指紋が見えている場合に利用されることが多いですよ。

指紋鑑定を自分で行なうには

指紋検出方法を理解したところで、実際に指紋鑑定を行なう方法について知りたいですよね。指紋鑑定を自分で行なう場合、材量などを用意しやすい粉末法がおすすめです。自分でも鑑定を行なえる粉末法について。大まかな手順は5つとなります。

  1. 指紋を付着させる
  2. 付着した指紋に粉末を塗布する
  3. 余分な粉末を落とす
  4. 検出した指紋を転写する
  5. 転写した指紋を見やすくする

それぞれ説明しますね。

1.指紋を付着させる

ガラス製品に指を押し付けて、指紋が残るような鑑定資料を作りましょう。指先がカサカサに乾燥していると指紋が残らないので、皮脂で指先を湿った状態にしておくことで指紋は付着しやすくなりますよ。

2.付着した指紋に粉末を塗布する

指紋を付着させた部分に、アルミニウム粉末やベビーパウダーを筆やハケで塗布します。直接粉末を振り掛けてしまうと、粉末が付着し過ぎてしまい検出しにくくなってしまいます。筆やハケを使うことで、軽くポンポンと叩いて適度に粉末を付着させることを心掛けましょう。

3.余分な粉末を落とす

指紋を見やすくするために、付着し過ぎた粉末を筆やハケで優しく叩いて落とします。筆やハケの毛先を押し付けてしまうと、指紋の形が崩れてしまうので、上から優しく叩くことが重要です。指紋以外の部分の粉末も落としておくようにしましょう。

4.検出した指紋を転写する

粉末を付着させた指紋の上からセロハンテープを貼り付けて、指紋型の粉全体に貼り付けるようにします。貼り付けたセロハンテープをゆっくり剥がして、セロハンテープに粉末が付着した指紋を転写させます。転写させた指紋の粉末を擦らないように注意しましょう。

5.転写した指紋を見やすくする

セロハンテープに転写した指紋を見やすくするために、セロハンテープを黒色系の紙に貼り付けてましょう。黒色系が背景になることで、付着した粉末が見やすくなるので、指紋の隆線や特徴点を探しやすくなります。検出した指紋と対照となる指紋を照合することで、指紋鑑定を行なうことができます。このように身の回りの物を利用することで、自分で指紋鑑定を行なうことは可能ですよ。

自分で行なう指紋鑑定の注意点

自分で鑑定することができる指紋ですが、注意しなければならない点が2つあります。

  • 粉塵爆発の危険性
  • 証拠として利用できない

それぞれ説明しますね。

粉塵爆発の危険性

粉末法で利用する粉末の中には、可燃性が高く粉塵爆発の危険性を含むものもあります。アルミニウム粉末は可燃性が高く、燃焼熱が大きいのが特徴です。燃焼時にガスが発生せずに熱が内部で蓄積されやすいので、粉塵爆発につながる恐れがあります。粉末法を行なう際は、利用する粉末に注意するようにしましょう。

証拠として利用できない

自分で検出・鑑定した指紋は、裁判などの証拠として利用することができません。自分で行なう方法は簡易的なものであり、正確性はさほど高くありません。公的な資料として指紋を入手したいのであれば、専門機関での鑑定が不可欠ですよ。

まとめ

自分で指紋鑑定を行なうのであれば、まずは指紋を検出する必要があり、専用の機器などを使用しない検出方法で行なわなければなりません。粉末法であれば、専門的な機器や試薬を用いらずに行なえるので、自分でもできる方法だといえます。粉末法は指紋に粉末をさせ、セロハンテープに指紋状に付着した粉末を転写させることで、誰にでも指紋を検出することができます。誰でも鑑定できる粉末法ですが、粉塵爆発の危険性があるので要注意です。また自分で鑑定した指紋については、公的な資料と見なされないので証拠にはなりません。裁判などで利用する指紋が必要なのであれば、探偵に相談するようにしましょう。

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