探偵に向いている人とは?探偵向きの人の特徴5つ!
ドラマや小説などに登場する探偵の影響もあるのか、探偵という仕事に興味をもつ人が増えているようです。ただし、そうはいってもベールに覆われている部分も多く、身近な職業とはいえないのが現状でしょう。そのため、探偵になりたいけれどどんな人が向いているのか、自分は探偵としてやっていけるか、気になっている方もいるのではないでしょうか。今回は探偵に向いている人について、その特徴などについて解説していきます。ぜひ最後までご覧くださいね。
探偵に向いている人の特徴
職業を聞かれて答えると、間違いなく驚かれるであろうものの一つが、探偵でしょう。探偵業は、営業、接客、事務といったような一般的な仕事と異なり、周囲に経験者がいないことが多いはずです。そのため仕事の詳細について、イメージしづらく、どんな人が向いているかもわかりづらいかもしれません。そこで下記では、探偵に向いている人の特徴をご紹介していきます。
外見に特徴がなく、周囲に溶け込みやすい人
探偵は調査対象を尾行したり、決定的瞬間をとらえるために張り込みをすることがあります。その際、平均身長よりも際立って長身だったり、逆に背が低いと印象に残りやすいもの。結果、調査対象者から「なんだか毎日のように同じ人が周囲をウロウロしている気がする」と存在に気づかれてしまうリスクが高まります。身長以外にも、かなり太っているなど、体型に特徴がある人は尾行に向かないかもしれません。つまり、探偵に向いているのは男女ともに平均身長程度の中肉中背の体型の持ち主です。
体型だけでなく、人ごみの中で目立ってしまうような珍しい髪型も避けた方が無難です。通行人が振り返るほどの美男美女も、目立ってしまうという点では探偵向きではないといえます。とにかく、強烈な印象を与えない、あまり特徴のない外見の方が向いているといえるでしょう。
体力・忍耐力に自信がある人
探偵は、調査対象者の行動にあわせて動きます。新聞記者などの働き方を表現する「夜討ち朝駆け」という言葉がありますが、これは「深夜に訪ね、また翌日の早朝にも訪ねてなんとか取材相手と接触を図る」こと。探偵は、決定的な証拠写真を撮るために一晩中張り付くこともあるため、この「夜討ち朝駆け」以上のハードな働き方となることもあります。いつ動き出すかわからない相手を見張りながら、猛暑だろうが極寒だろうが、時にはトイレさえも我慢しながらじっと待つ。こういった働き方に耐えうる、体力と忍耐力に自信がある人が向いています。
コミュケーション能力がある人
探偵事務所を訪れる依頼者は、配偶者やパートナーの浮気や不倫を疑い、その証拠を手に入れようとしていたり、行方不明になった家族の消息を知りたいという切実な悩みを抱えていたり、平常心ではない可能性が高いです。探偵はそのような状況下にある依頼者のニーズや性格を把握し、適切に対応しなければなりません。探偵のメインの仕事は黙々と尾行や調査をすること、と考える人もいるかもしれませんが、それだけではないのです。マニュアル通りの対応ではなく、相手によって臨機応変に立ち回ることができるようなコミュニケーション能力を持っている人でないと、探偵業を続けることはしんどいかもしれません。
好奇心が強く人に興味をもつことができる人
探偵は商品を扱うのではなく、人間を相手にする商売です。人の顔を覚えることが得意だったり、他人の心理や行動に興味を持つことができたり、人間観察が得意な方が探偵に向いているといえるでしょう。また、依頼者のプライベートな部分に踏み込むことが多い仕事でもあります。好奇心が旺盛で、案件が終了するまでの期間中、継続して興味を持ち続けることができるかどうかもポイントになります。
口が堅く秘密を守れる人
好奇心が旺盛でも、知ったことを他人にベラベラ話してしまうようなタイプは探偵には向きません。探偵は、時には有名人からの依頼を受けたり、なかなか遭遇しないような珍しいシチュエーションに踏み込みこんだりすることもあります。自分が仕事を通じて知ったことを、つい人に話したくなることもあるかもしれません。家族や親しい友人なら大丈夫、ということはなくもちろん他言無用です。万が一でも依頼者本人に情報が漏れていることが伝わってしまったら、当然に調査は打ち切りとなり、それだけでは済むはずもなくその探偵事務所の評判はがた落ちになるでしょう。依頼者本人に伝わらなくても、口の軽い探偵がいる探偵事務所だということが知られたら大問題で、最悪の場合廃業となることもあります。そのため、探偵になるには口の堅さは必須であるといえるでしょう。
探偵になる方法
探偵に向いている人の特徴を確認し、「自分は探偵向きかもしれない」と思っても、そもそも探偵になるにはどうすればよいのでしょうか。探偵になるには、一般的には下記の3つの方法が挙げられます。
●探偵事務所に就職する
●探偵養成学校に入る
●自分で探偵事務所を開業する
最近では探偵養成学校が増えていますが、探偵全員が探偵学校を卒業しているわけではありません。40~50万円と費用がそれなりにかかること、また、探偵養成学校を出ていなくても直接探偵事務所に就職することができることが可能なためです。最もポピュラーな探偵になる方法は、直接「探偵事務所に就職する」でしょう。ただし、実際に探偵として働く前に探偵の基礎知識やノウハウを事前に身につけておきたい、という人は探偵養成学校で学ぶこともそれなりに効果的かもしれません。探偵養成学校の多くは、卒業後に系列の探偵事務所に就職することができる制度をもっています。3つ目の探偵事務所の開業については、探偵のノウハウや経験がない人がいきなり始めるのはハードルが高いといえるでしょう。開業する場合は探偵としての知識やスキルだけでなく、顧客を得るための営業力やマーケティング力も必要になってきます。
まとめ
この記事では、「探偵に向いている人の特徴5つ」について解説してきました。外見にあまり特徴がない、体力・忍耐力がある、コミュニケーション能力に長けている、好奇心が強く人に興味をもつことができる、口が堅い、などの要件を満たしていれば、探偵向きの人材といえるでしょう。ですが、今回挙げた特徴はあくまでも一例であり、またすべて備えていなければ探偵になれないわけではありません。個人の弱点は同僚の探偵とカバーしあい、それぞれの個性と強みをいかして活躍することもできるはずです。探偵に興味がある方、探偵への依頼を検討している方はぜひ一度探偵にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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