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探偵コラム

社員の素行調査ってどんなもの?調査実例をご紹介

探偵業者による調査と言えば「浮気調査」を最初に思い浮かべると思います。しかし、探偵業の仕事はそれだけではありません。会社内での社員の素行を調査したり、これから入社する社員の過去を調査するなど、「その人の人物像」を探るための方法としても活用されているのです。

そこで、今回の記事では企業で行われている素行調査について、実例を交えながら解説していきたいと思います。

企業が素行調査を行う目的

数名から数十人といった小規模な企業であれば、企業努力によって社員一人一人のことを理解することが出来るかも知れませんが、中規模から大規模な企業になると、数千人の従業員を抱えているところもあり、社員全員を知ることはほぼ不可能です。そこで、素行調査を行い、社員を調べることで企業発展に役立てています。

昇進させる社員の素行調査

社内でも実績があり、昇進に値する人物ではあるが「プライベートでの素行や人格に問題はないか」という観点で素行調査を行う場合があります。得に重要な役職への昇進や、企業のトップに昇格する場合などに行われるようです。

リストラ要員の選定として

業績不振や、景気の悪化によってやむを得ずリストラを行う際には、「この社員が必要か」という選定を行います。そういった場合に素行調査を行うことで、社員をリストラするべきかどうかを判断することがあるようです。(社内での業績はいいが社員からの評判が悪い、プライベートで問題行動があるなどの情報があった際に調査されることがある)

職場内での悪評調査として

同僚からの評判が悪い、変な噂などが流れている(浮気や不倫、ギャンブル、借金問題など)などの場合に、その社員の素行調査を行うことがあります。調査の結果、その社員が黒であった場合には降格、異動、解雇などの処罰を受ける場合もあります。(社内で悪い評判や噂が流れていなければ、素行調査を行われることはほとんどありません。)

社員の素行調査実例

ここでは、実際に素行調査をされた社員の実例を幾つがご紹介します。

勤務態度が悪いとされる社員の調査

営業販売を担当していた30代男性社員の勤務態度が悪いという直属の上司からの報告で、素行調査を行うことにした。通常、勤務態度の問題程度で素行調査を行うことはないが「以前は真面目に働いていた」という報告を受けていたため、「何か事情があるのでは」という社長の意向で調査を実施することになった。調査対象者には30代男性と共に、勤務態度が悪いとされる他2名も選ばれることになった。

「調査結果」

30代男性は妻に浮気をされたことで離婚裁判を行なっている最中で、精神的心労によって仕事に集中できない状況になっていることが分かった。妻と離婚することは職場内で打ち明けておらず、一人で抱え込んでいたため、直属の上司との話し合いによって、一週間の休職を要請した。

他二人の営業販売員は、営業という形で外回りをしていたものの、実際には仕事をしておらず、パチンコや風俗店へ通っていることがわかり、話し合いの結果、自主退職となった。

消費者金融からの連絡で調査依頼

勤務中、社員の一人が一本の電話を取る。電話の内容は「〇〇さんに200万円の返済をお願いしたい」という催促で、電話を受け取った社員は困惑しているようだった。それもそのはず、〇〇さんは真面目で仕事熱心なことが有名で、借金を作るような人ではないと誰もが思っていたからである。しかし、その電話に不審を抱いた上司は、その社員の素行調査を依頼することを決意する。

「調査結果」

対象社員の素行調査を行ったが、問題のある行動は一切なく、ギャンブルや風俗といった浪費もしていなかった。また、生活も質素なもので「借金を作る要素」が一切見当たらなかった。上司は更なる調査を依頼し、2週間の調査延長を行った。

その結果、社員は友人の連帯保証人になっていることが分かったため、上司はその事実について本人と話し合いを行い、弁護士を紹介して対応した。

職場内で不倫の噂があったため調査

「〇〇と〇〇が付き合っている」という情報が上司の耳に入ってきたため、上司は密かに二人の素行調査を依頼することにした。上司が調査を依頼したのは、噂されている社員が共に既婚者であることと、ブライダル企業であるために、不倫といったスキャンダルは危険と判断したためだった。

「調査結果」

噂の通り、二人の既婚者社員は肉体関係を持つ不倫を行なっており、その関係性を同僚に隠すことなく、ひけらかしていることが分かった。ブライダル業界に生きる者としての自覚が足りないとして、二人の既婚者社員は自主退職の道を選んだ。同じ時期に配偶者にも不倫の事実が発覚したらしく、離婚裁判と慰謝料という修羅の道を歩むことになっていた。

職場で素行調査を受けないために

職場で素行調査を受けてしまうということは、「会社、上司に信頼されていない」可能性があります。問題のある行動や、迷惑をかけるような言動を行なっていると、その不信感はさらに高まり、解雇や自主退職といった最悪のケースに発展することもあり得るのです。

常に模範となる勤務態度を目指す

勤務態度がしっかりしていれば、上司は何も言いません。同僚からの嫌がらせや、嫉妬、嫉みといった別の問題が発生するかも知れませんが、それは別問題として処理しましょう。仕事は生活に直結する大切なものなので「長年勤務しているから」と怠慢にならず、常に初心に帰って仕事をこなしましょう。

社内恋愛は行わない(浮気や不倫)

既婚者になると、独身時とは違った余裕が出てくるため、他の異性と関係を持ちやすくなってしまうことがあります。しかし、社内は「壁に耳あり、障子に目あり」で、どこで誰が見ているかわかりません。ちょっとした火遊びのつもりでも、それがきっかけで職を失ってしまう可能性もあるのです。そうした問題を解決するためにも、社内での浮気や不倫は行わないよう注意しましょう。

職場にプライベートを持ち込まない

職場に慣れてくると、会社を自宅のように扱う方もいますが、それはとても危険な行為です。職場はあくまで「仕事」を行う場所だと割り切ってください。プライベートな問題を持ち込むことで、同僚とのトラブルや職場でのトラブルに発展する原因を作ることになります。

社内では仕事にのみ集中し、外に出たらプライベートを楽しむというメリハリをつけて生活してください。

まとめ

職場での素行調査は、基本的に「社員への不信感」から始まります。そのため、素行調査をされた結果いい方に進むことはほとんど無いのです。調査をされるということは、社員としてしっかりと仕事をしていないとみなされているのかも知れません。少しでも不安を感じる方は、職場での自分の行動を見直し、素行調査されないように仕事に励んでください。

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投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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