探偵の仕事のやりがいを知りたい!向いている人についても解説
仕事内容自体があまり知られておらずイメージ先行で語られることが多い探偵業ですが、どのようなやりがいがあるのでしょうか。また、探偵の仕事に興味を持っている人であれば、探偵の仕事に向いている人の特徴や探偵に必要な要件なども気になると思います。この記事では、探偵の仕事のやりがい、探偵に向いている人はどんな人なのか解説していきます。
探偵に向いている人の特徴
探偵に向いている人の特徴をまとめると下記のとおりになります。
●忍耐力・集中力がある
●好奇心旺盛
●体力に自信がある
●口が堅く守秘義務を守れる
●目立ちにくい外見
忍耐力・集中力がある
探偵は、対象者の情報を相手に気づかれることなく入手するために、張り込みをおこないます。相手がどんな行動をとるか予測することは難しく、見込んでいた時間をオーバーしてしまうことは珍しくありません。たとえ長時間の張り込みになっても調査を投げ出さず、細心の注意を払い続けられる忍耐力と集中力が求められます。
好奇心旺盛
探偵が探るのは、男女問題や所在不明になった人物の居場所、経歴や学歴の真偽など多岐にわたります。そのため、「人」に興味があり、好奇心旺盛なタイプの方がやりがいをもって続けることができるでしょう。
体力に自信がある
張り込みや尾行は相手の行動次第でかかる時間が変わってきます。たとえば真夏の猛暑日に屋外で長時間張り込みをしなければならない、といった状況も十分に起こりえます。また、遅くまで調査をした翌日でも、対象者の動き次第では早朝から張り込みをスタートするといった日もあります。ある程度、体力に自信があることが要件になってきます。
口が堅く守秘義務を守れる
探偵業は依頼者や対象者の個人的な問題まで入り込み、調査をすることが一般的です。周囲に知られたくない案件だからこそ探偵に依頼する、というケースも少なくありません。業務上で知った個人情報をうっかり漏らすようなことがあれば、その探偵事務所の信用は失われてしまいます。どのような情報を知ったとしても守秘義務を守れることが求められます。
目立ちにくい外見
探偵になるにあたって「外見の良さ」はあまり重視されないかもしれません。むしろ、容姿端麗すぎて人の記憶に残りやすいタイプは探偵には不向きといえます。張り込みや尾行、また素性を明かさずにおこなう聞き込みなどのシーンでは、いかに目立つことなく周囲に溶け込むことができるかが重要です。顔、体型ともに目立った特徴がなく記憶に残りにくい方が望ましいでしょう。
探偵になるために必要な要件・資格
探偵になるために必要な資格というものはありません。いわゆる医師や弁護士のような国家資格ではないので、合格すべき試験や取らなければならない資格というものはないのです。また、学歴もあまり必要とされていない傾向にあります。探偵の応募要件に「大卒以上」などと書かれていることはほとんどありません。そのため、要件・資格の面でいえば、ほとんどの人が探偵になることが可能だといえるでしょう。
ただし、探偵業をスムーズに遂行するために持っていた方が良いとされるのが、運転免許です。探偵になるための絶対要件ではありませんが、求人の際に普通自動車免許を持っていることを応募要件としている探偵事務所は多いです。調査対象者が車に乗っている場合、探偵も必然的に張り込みや尾行に車を使うことになります。自動車免許をもっていない探偵だと、徒歩や公共交通機関を使う調査しか対応できず、行動範囲がかなり限定されてしまいます。もちろん、運転免許を持っているだけのペーパードライバーではなく、ある程度人並みに運転ができる必要があります。さらに、バイクの運転ができる自動二輪の免許も持っていれば、幅広いシチュエーションに対応することができるでしょう。
ここまで、探偵になるのに特に資格は必要ないとお伝えしてきましたが、探偵業を開業する際に何の手続きもせずいきなり「探偵業を営んでいます」ということはできません。前日までに管轄の警察署を経由し、公安委員会に開始届を提出する必要があります。
探偵の仕事のやりがいとは
「探偵に向いている人の特徴」でもお伝えしてきたとおり、探偵は体力的にも精神的にもある程度タフでなければこなせない仕事です。自分の存在に気づかれることなく調査をすすめなければならないことがほとんどのため、常に緊張感をもちながら業務にあたります。そして、取り扱う情報についても他人に知られることのないよう、常に細心の注意を払う必要があります。求められることが多い仕事ですが、その分やり遂げたときの達成感はひとしおです。
また探偵に依頼される調査の性質上、思いもよらない展開に発展することも珍しくありません。多くの仕事では、経験値が上がるほど次の展開を予測し対策することが簡単になってきます。ですが、探偵業においてはそのような「予定調和」な出来事は少なく、毎回新鮮な気持ちで取り組むことができます。
個人の秘密に関わるものやアンダーグラウンドな性質の案件も多いのも探偵の仕事の特徴です。そのため普通のありふれた生活しか知らない人であれば、めったに出くわさない事件やトラブルに遭遇することになります。知らなかった世界を知るという刺激的な体験を通じて、視野が広がり考え方に柔軟性が生まれるはずです。
そして何より、自分ではどうにもならない問題を人知れず抱え困っている人を助ける仕事です。最終的には真実を突き止めたり、トラブルに介入して解決に導いたりもします。依頼主に感謝されることで、誰かの役にたっているという実感を得ることができるでしょう。
まとめ
今回の記事では探偵業務のやりがい、探偵に必要な資格要件や向いている人の特徴について解説してきました。探偵になるために特に必要な資格や要件はありませんが、体力的にも精神的にもある程度の強さを求められる仕事といえます。探偵という仕事でもっとも大きなやりがいを感じられるのは、依頼者が抱える問題を解決する手助けをすることで、「ありがとう」と感謝される瞬間ではないでしょうか。誰かの役に立ちたいと思っている人にはおすすめの職業といえるでしょう。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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