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探偵コラム

必要に応じて深夜に調査することも・興信所では割り増しはある?

興信所はターゲットの行動に合わせて調査を行う形になります。ですから場合によっては、深夜に調査活動を行わないといけないケースも出てくるでしょう。このとき問題になるのが、深夜の調査の場合割増料金が発生するかどうかです。

深夜の調査は珍しくない

興信所では深夜に活動することも十分あります。ターゲットの行動パターンに合わせて活動するからです。近年ライフスタイルも多様化しています。昼夜逆転した生活サイクルで動いている人も少なくないでしょう。水商売やトラックの運転手などは深夜に業務するケースも多いはずです。またお店もコンビニをはじめとして24時間営業しているところも少なくありません。深夜のシフトに入って仕事をしている人も結構います。このように活動の主体が夜間であれば、興信所のスタッフもそれに合わせた調査になってしまいます。

また仕事によっては早朝から働くという人もいるでしょう。自宅から出発するところから尾行する必要があれば、早朝出勤する前から張っておかないといけません。そうなるとおのずと深夜から活動しなければなりません。このように興信所では深夜に働くパターンは決して珍しい話ではありません。

不倫調査では多い

特に不倫や浮気調査をする際には、深夜の作業が多くなります。もしターゲットが普通のサラリーマンであれば、仕事終わりに浮気相手と黄瀬を重ねることが多いでしょう。そうなると夕方会社を退社してから待ち合わせて、一緒に夕食を取り、そのあとホテルなり相手の自宅なりに行くというパターンが十分想定できます。そしてしばらく一緒に滞在して、仕事に出かけるなり、自宅に戻るなりすることが予想されます。するとどうしても深夜まで張り込みや尾行をする必要が出てきます。

深夜割増はある?

もし深夜の調査をお願いすることになった場合、割増料金になるのか不安という人もいるでしょう。これは業者によってまちまちです。しかし近年の傾向として、大手の事務所を中心に深夜割増料金を別途で設定しているところも増えているようです。これは労働基準法が関係しています。労働基準法の中で午後10時から午前5時までに労働した場合、この時間帯の賃金は通常の25%以上で割増賃金を算出、支払わないといけないとされています。割増で給料を支払わないといけないので、深夜の場合通常よりも高い価格設定にしているところが多いです。

もし深夜割増があれば、この25%が相場になると考えておきましょう。例えば調査員1名1時間当たりの単価が通常1万円だったと仮定します。そうなると深夜割増は2500円程度アップすると考えられます。もちろんコストカットなどの企業努力で割増を25%以下にしている業者もあります。割増をどの程度にしているかは正式契約をする前にしっかり確認しておきましょう。

割り増ししていないところも

一方興信所の中には、深夜割増を設定していないところもあります。特に小規模で運営しているところは深夜割増料金を取っていないところもあります。このような事業所では、ホームページなどで「深夜割増料金なし」などと広告しているところも多いです。小規模で個人経営している場合、自分で深夜調査をすれば人件費の部分をカットできるわけです。もし深夜割増を取っていない場合も、なぜそのようなことができるのか、先方に説明を求めて、納得できれば依頼するのも選択肢の一つです。

見積もりを取ることが重要

深夜割増など、興信所の調査費用はオーダーメイド方式なので一律いくらとなかなか価格設定できない側面が見られます。ですから契約する前には自分たちの調査内容ではどのくらい費用が掛かるのか、見積書を作成してもらいましょう。見積書を確認する際には金額だけでなく、その内容についても吟味することです。たとえ低価格でも内訳が不透明な場合、なぜその価格になるのか説明を求めることです。もし納得できる説明がなければ、たとえ低価格でもその業者には依頼しないほうがいいです。

きちんとした事務所であれば、見積もりの中に深夜割増についても明記されているはずです。そこでどの程度多く費用が掛かるのかについて確認しましょう。先ほど紹介した賃金25%割り増しの相場に近い価格になっているかどうかチェックしましょう。

複数のところで見積もりを取ること

見積もり依頼するにあたって、複数の業者から見積書を集めることも大事なポイントです。同じ内容の依頼でも、興信所によって値段が変わってきます。複数で見積もりをお願いすれば、より安い値段で請け負ってくれるところが見つかりやすくなります。また不当に安い金額を提示する業者に引っかからずに済むというメリットもあります。

複数のところで見積もりを取れば、おおよそ自分の依頼内容での相場が見えてきます。その相場よりも著しく低い値段に設定しているところがあれば、注意が必要です。激安の見積書でお客さんを引き付け、契約したらいろいろと理由をつけて追加料金を請求してくる場合もあるからです。どうしても少しでも安いところに依頼したいという気持ちになりがちです。しかしあまり価格にこだわりすぎてしまうと悪徳業者に引っかかりやすくなります。適正価格になっているかどうかもチェックしておきたいところです。

料金も重要なポイントですが、それだけで比較しないほうがいいです。興信所の調査能力や実績、口コミサイトなどの評判も加味して、総合的に依頼先を決めれば、後悔することもないでしょう。

まとめ

浮気調査など依頼内容によっては、深夜に調査をお願いすることもあり得ます。深夜に労働すると賃金が従来よりも高くなりますので、割増料金となる可能性が大です。ただしすべての業者で割増料金を採用しているわけではないので、事前に見積もりを出してもらって、どうなっているか確認しましょう。依頼内容や期間などによって、費用はまちまちです。ですから契約する前に見積書の作成を依頼するのが基本です。ほとんどのところで見積もりだけなら無料というところが多いです。ですから複数のところに作成してもらって、その内容を比較したうえでどこに依頼するか絞り込んでいったほうがいいでしょう。

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投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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