これまでの人生を失うかもしれない、不倫の本当の怖さ
近年の不倫に対する世間の反応は厳しくなる一方で、不倫そのものは老若男女問わず増え続けています。ネットニュースやテレビでは、不倫をした芸能人が様々な方面から攻められ、仕事を失い、自粛に追い込まれています。
今の時代、不倫は当人同士の問題だけでは済まされなくなってきているのです。
不倫が発覚ことによって起きること
不倫が発覚すれば、今まで通りの人生を送ることは出来なくなるでしょう。では、不倫が発覚するとどんなことが起きるのかをご紹介していきましょう。
結婚生活の崩壊
理解のある関係であれば、話し合いによって解決する可能性はありますが、ほとんどの場合は離婚へと発展します。また、結婚生活の破綻は慰謝料や財産分与などの物理的問題よりも、お互いの精神的ダメージがとても大きく、その後の人生に悪影響を及ぼす記憶になってしまう可能性があるのです。
(浮気された側は異性を信じられなくなるなど)
子供の教育に悪影響
お子さんがいる家庭であれば、不倫によって家庭環境を破壊してしまうだけでなく、子供の心に深い傷を与えてしまいます。子供の頃に感じた感情や記憶は大人になるための人格形成に大きく影響を与えるため、子供の将来を壊してしまうことにもなるでしょう。
友人関係の崩壊
夫婦共有の友人であれば、その友人がどちらかの味方につくか離れて行ってしまうでしょう。それぞれ個々の友人であっても、人としての評価を落としてしまう(不倫した方)ことになるため、これまで通りに扱ってくれることは無いでしょう。
不倫をするということは、家族だけでなく友人を失ってしまうということも覚悟しておく必要があります。
職場での立場の変化
職場で不倫が発覚すれば、降格、左遷、転勤などの物理的な制裁を受ける可能性があります。
また、社内での評判も大きく下がり、社会的に人としての価値を下げることにもつながります。仕事に命をかけている人であれば、未来を絶たれることにもなりかねないのです。
不倫の本当の怖さは全てが終わった後にある
人はなぜ不倫をするのか、それにはこんな理由があります。
●結婚相手以外の人を本気で好きになった
●元々結婚相手を好きじゃなかった
●結婚相手が相手にしてくれないから癒しを求めた
●体だけの関係が欲しい(性癖の合う相手が欲しい)
●刺激的な恋をしたい
このように不倫には様々な理由があります。しかし、どんな理由があるにせよ、不倫は不貞行為です。
本気で好きになってしまった場合でも特例が出ることはありません。好きになってしまった以上、不倫によって人生がダメになる覚悟をする必要があります。
また、不倫の本当の怖さは、先ほど紹介したことよりももっと深刻なのです。
不倫発覚時は気が付かない
不倫が発覚した場合、不倫相手、家族、知人、会社など、様々な所への物理的、精神的対応に追われているので、「自分がどういう状況に置かれているか」ということに対して、あまり見えていません。
もちろん、社会的信用の失墜や家族、知人からの迫害を受けることになりますが、それはほんの始まりなのです。
不倫を処理した後が本当の地獄
全ての問題が解決した時、改めて感じるのは「虚しさ」では無いでしょうか?愛が本物でなければ、不倫の処理が終わった時点で不倫相手への気持ちも冷めているでしょう。遊びで不倫をおこなった場合であれば、さらに顕著に感じられるはずです。
「ここまでして不倫をする意味があったのか?」「自分の人生なんだったの?」
こんな風に自問自答することになります。積み上げてきたものを壊すのは簡単ですが、0からまた作り出すのは非常に大変なことです。
沢山の人を裏切り、自分が捧げてきた時間を失ってまですることだったのでしょうか?
不倫の本当の怖さは、自分自身との葛藤が永続的に続くことなのです。
不倫をしないためには
人生を壊さないためにも「不倫をしない」ことが一番いいのですが、実際はそう簡単にはいきません。
仕事をしていれば様々な誘惑があり、家庭環境がうまくいかなければ、他の人に癒しを求めてしまうでしょう。これは気の緩みではなく、人として当然の心理です。
そういった心理に打ち勝つために幾つかの方法をご紹介したいと思います。
自分自身の人生を充実させる
家庭も、仕事も、遊びも全力で楽しむことです。人は様々な決断を妥協して生きています。
結婚相手や仕事、遊びに関しても、本当に求めるものを求めず、妥協して選んでいる場合が多いのです。その結果、その妥協からくる不満を別の形で発散させようとします。その一つが不倫です。
不倫には刺激があり、一種の幻想世界を作り出せます。現実とはかけ離れた夢の中で思い通りの時間を楽しむことができるため、簡単には抜け出せないのです。
まずは妥協する人生に努力するのではなく、望む通りの人生を生きるために努力をしましょう。
本当に好きな人と結婚する(条件に合った人)
浮気癖のある人ではどうしようもありませんが、そうで無い場合はこれが一番の解決策になります。
「この人しかいない」と思える人であれば、他の人は全く目に入らないはずです。もし危険な誘惑があったとしても思いとどまれると思います。
また、そういう人と巡り会えれば、お互いを理解しあい、許し合えることもできるので、万が一不倫をしたとしても二人で解決できます。
「結婚相手のことを好きじゃない」ために不倫をする人は非常に多いのです。
遊びたいのなら結婚はしない
結婚は強制ではありません。また社会的地位の象徴でもありません。自由に色々な人と遊びたいのであれば結婚はせず、自由に生きるべきです。法的拘束力が無ければ何をしてもいいわけではありませんが、お互いの合意の元であれば、どういう関係性を持つかは自由です。
不倫という形で大きな悲劇を作ってしまうならば、結婚をしないという選択肢はとても現実的です。
まとめ
いかがだったでしょうか。不倫は「ハズレくじに大金を払う」ようなもので、大切な人や友人を失うだけでなく、これまで築き上げた社会的地位や自分自身の存在意義すら見失ってしまうかも知れない危険な行為です。
もし、誘惑に飲み込まれそうになった場合は、一度立ち止まって冷静に考えましょう。一番いい方法が見えてくるはずです。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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