ダブル不倫とは?夫婦がお互いに不倫をするケースが増えています!
メディアは常に不倫のニュースにあふれています。芸能人やスポーツ選手だけではなく、一般人でも不倫をしている人は多く、なかにはダブル不倫をしている話を聞くことも増えています。近年、探偵事務所にはダブル不倫の証拠が欲しいという問い合わせも年々増加中です。今回は、お互いに不倫をしているというダブル不倫の背景に迫ります。
ダブル不倫のきっかけとは
ダブル不倫はお互いに結婚相手がいながら不倫をすることです。ダブル不倫が増えた背景は、既婚女性が不倫に走るケースが増えているからといわれています。これまでの不倫の典型だった既婚男性と独身女性の組み合わせよりも多いのでは?との声も聞かれます。
ダブル不倫のきっかけ①:同じ職場だった
同じ職場での出会いから不倫関係に発展するケースは少なくありません。特に、働く主婦が増加している現代では、職場やパート先での出会いがきっかけとなることが多いです。
こうした状況では、既婚男性と独身女性の組み合わせがよく見られ、独身女性が後に結婚しても関係が続くこともあります。
このような職場での不倫は、ダブル不倫に発展することもあり、複雑な人間関係を生むことがあります。職場という閉ざされた環境が、秘密を保ちやすい状況を作り出し、不倫関係を継続させる要因となっています。
ダブル不倫のきっかけ②:同窓会で出会う
同窓会で久しぶりに再会した相手と不倫関係に発展することがあります。例えば、昔の恋人が再び心を通わせて不倫に至るケースや、かつて憧れていた同級生との会話がきっかけで関係が深まることも珍しくありません。
昔から知っている相手だからこそ、心の距離が縮まりやすく、他の出会いと比べて心理的なハードルが低いのです。
特に、ダブル不倫のように双方が既婚者の場合、同窓会という非日常的な環境が不倫のきっかけを作りやすい要因となることもあります。
ダブル不倫のきっかけ③:マッチングアプリ
マッチングアプリの利用が増加している中で、既婚者が不倫相手を探す手段としても注目されています。
特にダブル不倫のようなリスクを伴う関係を求める人々にとって、アプリは手軽に相手のプロフィールを確認し、メッセージを通じて相性を見極めることができる便利なツールです。
これにより、時間をかけずに理想の相手を見つけることが可能となり、多くのユーザーに支持されています。
ダブル不倫による家庭崩壊リスクとは?
ダブル不倫は、関係者全員に大きな負の影響を及ぼすリスクがあります。家庭内の信頼が崩れ、家族がばらばらになることも少なくありません。
特に、両親が互いに不倫関係にあると、子どもにとっても深刻な影響が及びます。子どもは親の行動を敏感に感じ取り、情緒や学業に悪影響を与えることがあります。
また、周囲の知人や親族に知られた場合、社会的信用が低下し、周りとの関係にも悪影響をもたらす可能性があります。
ダブル不倫で慰謝料請求はできる?
ダブル不倫は当事者すべてが既婚者であるため、慰謝料請求をした場合に話が複雑になりがちです。ダブル不倫でも一般的な不倫と同じように慰謝料請求はできます。不倫をしている証拠の提出もしくは、当事者が不倫をしていることを認めなければなりません。
ダブル不倫の慰謝料①:確実な不倫行為があればできる
慰謝料請求そのものは、確実な不倫行為があればできます。確実な不倫行為というのは、ホテルに入る、肉体関係を思わせるメールやLINEなどの証拠です。最近は、不倫関係でありながらも、肉体関係が分かる写真や動画を撮っている場合もあります。スマートフォンの普及で写真や動画が身近な存在になり過ぎたからでしょう。
ダブル不倫の慰謝料②:お互いに慰謝料請求するパターンになりがち
売られたケンカを買うではありませんが、慰謝料請求をしたとしても、相手側の配偶者から同じように慰謝料請求されるので、4人で話合って示談にする方が話を複雑にはならないといえます。
ダブル不倫の慰謝料③:既婚者だとは知らなかった(不倫相手には独身で通していた)場合は難しい
既婚者の男性が独身と偽って不倫をするケースがあります。相手はだいたい独身の女性であり、相手としてはごく普通にお付き合いをしていると思っています。この場合は、慰謝料請求ができない場合がほとんどです。相手が明らかに嘘を付いているという証拠があれば話が違ってきます。
ダブル不倫の慰謝料④:立場を利用して不倫関係を強制させていたケース
仕事上の立場を利用して不倫関係を強要していたケースは、慰謝料請求はできません。この場合は関係を強要されていた側も被害者ですし、場合によっては逆に訴えられる可能性もあります。
ダブル不倫で慰謝料請求を検討する際の注意点
ダブル不倫で慰謝料請求を考える際には、証拠の収集が重要です。確実な証拠がなければ、慰謝料請求が認められないケースもあります。
また、相手方の配偶者から逆に慰謝料請求を受けることもあるため、慎重に準備を進めましょう。さらに、慰謝料請求には時効があり、一般的には不倫関係が発覚してから3年以内に手続きを行う必要があります。
弁護士に相談し、法的なサポートを受けることで、よりスムーズな手続きを行うことができます。
ダブル不倫の顛末
ダブル不倫の面倒なことは、話に関わっている当事者が多いため、話が複雑になりやすいことです。さらに、双方の夫婦が不倫発覚後にどうなるのかは分かりません。不倫関係の口約束が大きな裏切りで果たされないというパターンもあります。
ダブル不倫の顛末①:お互いに離婚しようと約束したのに相手は離婚しなかった
ダブル不倫が一番盛り上がりやすいのは付き合い始めてから半年くらいとされています。これは、一般の恋愛と同じです。背徳感がより一層ふたりの関係を盛り上げるため、本気モードになったふたりはお互いに離婚して一緒になろうという約束をします。
しかし、離婚をするのは本当に大変なこと。スムーズにはいきません。とくに子どもがいる場合は揉める場合が多く、その理由が「他に好きな人ができた」であればなおのこと。結局、片方の夫婦は離婚したのにもう片方の夫婦は離婚ができないというケースがあります。
不倫相手と一緒になりたいから離婚したのに、相手は離婚してくれないのはあり得ること。ダブル不倫が発端となって、登場人物がみな不幸になってしまうパターンです。
ダブル不倫の顛末②:相手を考えないと修羅場すぎることに
学校のPTAで一緒になった親同士が不倫関係になるケースがあります。このようなきっかけで不倫をしてしまうと、ばれたときが修羅場すぎることになるでしょう。子どもたちも巻き込んでおおごとになり、多くの保護者にも不倫関係がばれてしまうこともあるでしょう。この場合、どちらの家庭も何もなかったかのように暮らしていくのは難しいです。同じ地域に住んでいる場合、どちらかの家庭が遠くに引っ越ししたり、離婚したりするケースがあります。
ダブル不倫の顛末③:お互いの非を認め、子どものために心を入れ替える
ダブル不倫で離婚をせずに夫婦として上手くやっていく場合、お互いのしたことを水に流すことです。水に流すことができるのは、子どもの存在です。夫婦がお互いに不倫をしたことで、子どもが片親になってしまうのは子どもからするととんでもない話でしょう。子どもに悪いと思って、心を入れ替えて夫婦として再出発するのも生き方のひとつです。子どもというストッパーがあることで離婚に至らなかった例の典型がこのパターンです。
ダブル不倫の顛末④:夫の不倫の腹いせに不倫したら大騒ぎ
夫が不倫をしていることを知っていて、その腹いせに妻が不倫するパターンがあります。第三者から見ると単なる腹いせの不倫なので、喧嘩両成敗もしくは、最初に不倫をした夫の方が悪いように感じます。しかし、夫としては自分のことは棚に上げて妻の不倫を許さないと考えるタイプも多く、どちらかというと男尊女卑の傾向がある男性に見られます。
ダブル不倫が発覚した際の対処法
ダブル不倫が発覚した場合、まず冷静に対応することが重要です。衝動的な行動は事態を悪化させる可能性があるため、感情的にならずに状況を整理しましょう。
話し合いを行う場合は、双方が冷静になっている時を選び、互いの立場や気持ちを理解する姿勢を持つことが大切です。
また、第三者として弁護士やカウンセラーを交えて話し合うことで、冷静で建設的な対話が可能になります。早期に信頼できる専門家に相談することも、良い対処法の一つです。
ダブル不倫で失うもの:リスクと代償
ダブル不倫には大きなリスクと代償が伴います。まず、家庭の崩壊が考えられます。家庭内の信頼関係が崩れることで、離婚や親権問題にも発展し、親子関係にも深い影響を与える可能性があります。
また、職場での信用や友人関係にも悪影響を及ぼし、社会的な信用を失うリスクも高いです。
さらに、慰謝料請求が双方から発生するケースも多く、経済的な負担が増すことが避けられません。ダブル不倫は、決して軽く見て良い行為ではないことを理解する必要があります。
ダブル不倫で悩んだらカウンセリングを活用しよう
ダブル不倫が発覚し、精神的に辛い状況に陥った場合、カウンセリングの利用を検討しましょう。
カウンセリングは、当事者が抱える苦悩や葛藤を冷静に整理し、次のステップを見つけるための支援を行います。専門のカウンセラーとの対話を通じて、感情を整理し、前向きな解決策を模索することができます。
また、カウンセリングを夫婦で利用することで、互いの考えを理解しやすくなり、関係修復への道が開けることもあります。
まとめ
お互いに不倫をするケースは話をこじらせてしまうケースが多く、慰謝料請求をしたくても難しいケースがほとんどです。また、不倫の関係が子どもの学校に絡んでいると噂が大きくなったり、学校で子どもの立場が危うくなったりします。また、子どもからすると親の不倫は当事者以上に許せないものであり、親子関係にもしこりを残すことになりがちです。不倫は犯罪ではありませんが、不法行為とみなされます。不倫につながるような近しい関係を避けることが最善の方法だといえるでしょう。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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