浮気相手が妊娠してしまったら?中絶する必要が出てくる?
浮気をした相手が妊娠してしまったら確実に泥沼化する可能性が高いです。浮気相手にも迷惑がかかるだけでなく、浮気をされた側にも多大な迷惑がかかります。結婚してなければ付き合っている人と別れればそれだけで済む可能性がありますが、既に結婚をしている人だと様々な問題が絡んできます。
浮気相手が妊娠したら
もし浮気相手と不貞行為を繰り返し妊娠してしまったらどうするか考えなければいけません。実際には簡単に中絶してくれとは言えません。浮気相手と肉体関係を持って妊娠してしまった責任をどのように取るか考えてください。
病院に行って確認をする
浮気相手が妊娠してしまったら誠実に対応をしてください。聞いて判断するだけでなく本当に妊娠をしているか病院に行って確認をしてください。妊娠していると勘違いをして報告することもありますし、その報告が虚偽の可能性もあるからです。真実を知るためにまずは一緒に病院に行って医師から妊娠しているかどうか告げてもらいます。
浮気相手が妊娠をしていたら今後について話し合ってください。ここで感情的にならず浮気相手のことを考えて誠実に対応をすることが求められます。誠実に心をこめて対処すれば浮気相手の女性の心に傷を負うことなく、妊娠したという事実を最小限に抑えることができます。その状態で話を進めていきます。浮気をして妊娠したとしても自分勝手に行動するのではなく、まずは浮気相手のことを第一に考えてください。そうすることで後からのトラブルを防ぐことができます。誠心誠意心を込めて対応をすることが求められます。
浮気相手が妊娠したら離婚するのか
浮気相手と肉体関係を持つことは法律の観点から見ても民法の不貞行為に該当します。つまり妊娠の有無に関係なく不貞行為をした時点で、慰謝料を支払う責任が発生します。肉体関係を持つこともいけませんが、さらに妊娠してしまったら被害者も相当大きなショックを受けてしまう可能性があります。精神的苦痛とこれからの生活を考えたときに問題になるのが、離婚するかどうかです。慰謝料を請求する権利を行使するのはもちろんですが、多くの被害者が離婚をする現実があります。しかしシングルマザー、シングルファザーになったら違う問題も出てくることを考えると、離婚は簡単ではありません。特に子供がいたらなお更です。
基本的にお互いが納得すれば離婚することができます。当事者で話し合うことが必要で必ず双方が納得して離婚届けに判を押して成立します。しかし話がうまくまとまらないと裁判所に所属している調停委員が介入して調停離婚を行います。調停離婚が双方の話をじっくり聞いたうえで離婚の合意を促したり、財産分与などの条件をまとめてくれます。第三者が仲介してくれるので双方が冷静になってここで離婚が成立することもあります。それでも話がまとまらないと審判となり、それでも駄目なら裁判に移行します。
裁判まで解決しないのは稀なことですが、裁判になったとしても裁判官から和解を促されます。ここまで来ると時間もお金もかかってしまうリスクがあることを十分に理解して、早いタイミングで離婚の話がまとまるように落としどころを見極めてください。離婚するなら早めのほうが良いですし、離婚をしないのであれば家族で生活を続ける覚悟を決める必要があります。
浮気された側が浮気相手に請求するお金
中絶をしても離婚をするとなったときに、浮気相手に請求するお金は大きく分けて慰謝料、養育費、財産分与と年金分与に分けられます。条件や子供の有無などによって金額が変わってくるので、事前に弁護士に相談をして、可能な限り多くのお金をもらえるように対策をしてください。
慰謝料
浮気をした相手が妊娠して中絶をしたとしても慰謝料を請求することができます。一番基本となり重要なのが離婚慰謝料です。妊娠、中絶が離婚の原因となり、被害者が精神的苦痛を味わったときに請求できるお金です。この慰謝料は状況に応じて金額が変わってきます。不倫の期間や不貞行為の回数など、確実な事実が分かって弁護士などに相談して慰謝料が決定します。
財産分与と年金分与
慰謝料の他に財産分与も請求できます。財産分与の考え方は、結婚期間中にお互いが築いた財産を分け合うというもので、基本的に離婚後もプラスになる財産がメインとなります。例えばマイホームや車や貯金などが該当します。財産が多ければ多いほどもらえるものが多くなりますが、逆に何を与えるかで話がこじれるケースもあります。
離婚が成立したら年金分与の手続きもしてください。結婚していた期間中の厚生年金を双方で分け合うことができます。注意点として分け合えるのが厚生年金のみなので、国民年金は対象外になることを十分に理解してください。
養育費
離婚をするときにもし子供がいたら必ず親権者を決める必要があります。成人になるまで浮気をした相手に対して養育費を請求することができます。養育費の相場は状況によって事ありますが、子供の年齢や人数だけでなく、浮気をした人の収入によって異なります。
度々養育費未払いの問題がニュースになることもありますが、現実として途中で不払いになってしまうのが全体の8割にもなります。養育費を支払うと合意しているのに途中で不払いになるのはルール違反なので、事前に公証役場に出向いて「強制執行認諾付公正証書」にサインをしておくことをおすすめします。これはもし養育費が途中で払えなくなったら、財産の強制執行を受けても文句は言えませんよ」という旨を認めさせる効果がある書類です。
浮気だけでなく相手が妊娠をして中絶をしたとしても悪質なケースと判断されて慰謝料が200万円を超えることもあります。さらに養育費などももらうとなると離婚後の生活にプラスになることは間違いありません。浮気期間、不貞行為の回数なども考慮して正しい金額を算定するために、専門の弁護士に依頼をすることをおすすめします。
浮気相手が妊娠したらどうする?法律と対処法を詳しく解説
浮気相手が妊娠した場合、どのように対応すべきか悩む方も多いでしょう。ここでは、浮気相手の妊娠に対する法的な対処法や、浮気された側がどのように行動すべきかについて解説します。感情的にならず、冷静に対処するためのポイントも紹介します。
浮気相手が妊娠した場合の法的な責任と対処
浮気相手が妊娠してしまった場合、まず重要なのは法的な責任です。不貞行為は法律上の不法行為に該当し、相手や配偶者に対して法的な責任を負うことになります。妊娠の有無にかかわらず、浮気は慰謝料請求の対象となり、妊娠が絡むことで事態がさらに複雑になることが少なくありません。
浮気相手との話し合いを進めるポイント
浮気相手が妊娠している場合、まずは浮気相手との話し合いを進めることが大切です。浮気相手が妊娠を告げた場合、実際に妊娠しているかを確認し、今後の対処について冷静に話し合うことが必要です。ここで感情的にならず、相手に対して誠実に対応する姿勢が、後々のトラブル回避につながります。
中絶の選択とそのリスク
妊娠の継続が難しい場合、中絶という選択肢がありますが、これは非常にデリケートな問題です。中絶の決断を相手に強要するのは避け、相手の気持ちに配慮しながら話し合いを進めることが大切です。また、中絶後も精神的なサポートを欠かさないことが求められます。
浮気相手の妊娠が発覚した場合の離婚手続き
浮気相手の妊娠が発覚した場合、離婚を選択するケースも多くあります。しかし、離婚手続きには慎重な準備と対応が必要です。慰謝料や財産分与、子供がいる場合の養育費など、複雑な問題が絡み合うため、弁護士と相談しながら進めることが推奨されます。
浮気相手に対する慰謝料請求
浮気相手が妊娠していた場合、配偶者は精神的な苦痛を理由に、浮気相手にも慰謝料を請求することができます。妊娠や中絶が絡む場合、慰謝料の額も通常より高額になる可能性があります。慰謝料の請求を考えている場合、証拠を揃え、専門の弁護士に依頼することが重要です。
浮気相手との問題を早期に解決するために
浮気相手が妊娠した場合、問題を長引かせると双方にとって大きなストレスになります。できるだけ早期に浮気相手と話し合い、問題の解決に向けて動き出すことが大切です。専門の弁護士に相談することで、適切な対応ができるようになります。
まとめ
このように不貞行為は多くの人を悲しませてしまうので絶対に浮気をしてはいけません。快楽ばかり求めて肉体関係となり妊娠をすると様々なリスクを伴います。離婚をするだけでなく妊娠をさせてしまった相手にも対応する必要があるので、今度どのように対処すればいいかしっかり考えて行動するようにしてください。奥さんのことだけでなく不倫相手にも寄り添ってあげながら問題を解決する必要があります。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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