浮気は遺伝するのか?科学と家庭環境から見る浮気の遺伝

浮気をするような人なのかが最初からわかっていれば付き合わないのに...そう思った経験がある方もいらっしゃるかと思います。
浮気をするような人なのかを見抜くのは不可能に近いでしょう。
しかし最近、浮気をしやすい不倫遺伝子が存在するという研究があるそうです。
その不倫遺伝子を確認することができれば、浮気をする人かわかるかもしれませんが、その遺伝子の存在は真実なのでしょうか?
そもそも浮気は遺伝するものなのか、家庭環境などのこれまでの考え方によるものではないのでしょうか?
浮気は遺伝するのかを科学的な見方と家庭環境からの見方で見ていきましょう。
浮気は遺伝するのか?
まずは科学的な見方からです。
浮気癖というのは両親から遺伝するものなのでしょうか。
科学的には証明されていない
不倫遺伝子と呼ばれる浮気をしやすくなる遺伝子が見つかったものの、明確なデータはなく未だ可能性があるとされる範囲です。
この不倫遺伝子があるから浮気をするという科学的な証明はまだありません。
親から子供に遺伝するのかもまだわからない不明瞭なところというのが現状です。
科学的には可能性の段階で現在も調査中
科学的には現在も調査中であり、有効的な結論は出ていません。
世界で長きに渡り研究していますが、その結果が出るのはまだまだ先かもしれません。
浮気をするかどうかは、今は科学的に見るよりも、その人自身をよく見ることが先決です。
科学ではなく、浮気の考え方の遺伝

次に家庭環境、考え方についての見方からです。
人格は家庭環境やこれまでの自らの人生の考え方で作られていきます。
その考え方の遺伝が浮気に影響するのかどうかを見ていきましょう。
子供は親を見て育つ
子供が最もお手本にするのは親の行動です。
もしも両親が浮気をしていて、当たり前のように他の人と一緒にいるのを見たら、浮気はそんなに悪いものではないのかもしれないという価値観が植えつけられているかもしれません。
その両親を反面教師にして、浮気は悪いものだ、絶対にしてはいけないものだと考える人もいますので、パートナーが浮気をどう思っているかが重要です。
浮気についてどう思うかを聞いてみる
もしもパートナーの両親が浮気をしたことがある場合、その話をどのように話すかで浮気に対してどのようなイメージを持っているかが見えてきます。
浮気を笑い話にしたり、そこまで深刻にとらえていない場合は、浮気に対する価値観のハードルが低く遺伝しているかもしれません。
逆に、苦労した話、ネガティブなイメージを持って話す場合は、浮気の価値観は遺伝されていないでしょう。
しかし、あなたに対しても浮気をしていないか警戒が強い傾向にあります。
浮気の考え方について深く追求するのは疑われていると思われたり、逆に浮気をしているのではないかと怪しまれたりするので、それとなく意識を確認する程度に留めましょう。
容姿は遺伝する
浮気の考え方が遺伝する根拠や、科学的に遺伝する根拠はありませんが、容姿は遺伝します。
イケメンや美人な顔立ちに遺伝すれば、異性に好まれる確率は増えるでしょう。
そのため浮気をするチャンスは増える傾向にあります。
そこから浮気をするかしないかは、当人の考え方次第です。
浮気を防ぐ方法

浮気の遺伝があるかどうかというのは不明瞭な点が多いですが、浮気をするということは理由があるからです。
浮気を防ぐために、できることから始めましょう。
パートナーに関心を持つ
長く付き合うとドキドキも薄れて刺激がない、そのような状況になると刺激を求めて浮気に走る傾向があります。
浮気を防ぐためには、パートナーに関心を持ち、必要としているところを行動に表すことです。
男性に対しては居心地の良さを与えること、女性に対しては精神的に満足させることが浮気を防ぐために必要なことです。
長い付き合いだからといってお互いの対応が適当になっては不満が募っていくので、言葉や行動でしっかりと愛情表現することがお互いの信頼を高める方法になります。
気づいたことを伝えてみる
浮気をしている、もしくはその直前の時、パートナーが身だしなみに気を使ったり、新しい服を買ってきたりといつもと違う行動を取ることがあります。
いつもと髪型が違うね、その服どこで買ってきたの?など、日常的な会話の中でサラッと質問すると、パートナーに感づかれたのではないかと警戒します。
気づいたことを伝えて、いつも見ていることを感じさせるのも1つの手です。
あまりやりすぎると束縛感から開放されたくて避けられることもあるので、注意が必要です。
パートナーに否定的な言葉を言わない
パートナーに対して怒ったり、愚痴を言い続けると、一緒にいることが苦痛になって他の人へ相談するうちに浮気へと発展することがあります。
言いたいことを我慢するのではなく、言い方を変える、それ以上に感謝を伝えたり、ポジティブなことを伝えることが重要です。
いつもありがとう、今日は楽しそうだね、と声をかけたり、共通の趣味で一緒に笑うこと、一緒にいて楽しいと思える関係を築くことが大切です。
1人で過ごす時間と2人で過ごす時間を作る
2人で共に過ごす時間が大切なのは当然ですが、1人の時間を作るのも大切です。
お互いの趣味が違う、交友関係が違うなら、相手に自由な時間を作り自由に過ごしてもらうことで日頃のストレスなどが発散されます。
適度な1人の時間は息抜きの時間です。片時も離れないというのは、息が詰まってしまいます。
その後2人の時間を作れば、お互いに1人の時に何をしていたのかという話題が生まれます。
束縛しすぎないことも浮気防止になるのです。
まとめ

浮気は遺伝するのか、不倫遺伝子は存在するが実際に浮気しやすくなるのかというのは、まだまだ研究段階です。
浮気についての考え方が遺伝しても、人生経験の中で変わることは多々あります。
パートナーが不倫遺伝子を持っていたとしても、そこに根拠があっても無くても、浮気を防ぐために大切なのは相手を思いやることです。