探偵の報告書にはその後の状況を有利に進める内容が詰まっている

探偵に依頼をして調査が終了したら報告書を作成してもらうことができます。口頭で伝えてもらうよりも意味があり、後から証拠として裁判所などに提出することで効力を発揮します。ここでは報告書にどのような内容が記載されるのか、そして報告書にはどのような意味があるかを細かく解説していきます。
調査内容をまとめる重要性
悩みや問題を解決したいという思いで探偵に依頼をしたときに、どのような調査をしてどのような結果を得ることができたかを、依頼者も知る必要がありますし、それを理解するために報告してもらう義務もあります。
どのような調査をしたか知ることができる
報告書には調査内容が詳細に記載されていて、依頼をした探偵事務所の調査スタッフが、対象者の行動などを調査することで得られた情報が克明に記されています。この部分を知ることができなくて探偵に依頼をしているので、依頼者が本当に知りたかったことを探偵が調査し分かりやすくまとめています。
文章だけでなく写真や音声や動画なども添付されることもあるので、より具体的に重要な証拠を依頼者が受け取ることができます。探偵は依頼者の悩みや問題を解決するために調査をしてくれるので、納得できるようにまとめてくれるメリットがあります。
調査終了後にも活かされる
詳細に記載されている報告書がなぜ良いかというと、依頼者が理解しやすいというだけでなく、調査終了後様々な場面で活かされるからです。特に使われるのが裁判所で、離婚の手続きを有利に進めるための確固たる証拠として提出することができます。
有利に進めることができれば慰謝料や養育費など、被害者の希望通りの金額を提示してもらえる可能性が高まります。逆に適当な報告書だと裁判所にその程度だと見なされて不利な状況になる可能性もあります。そうならないためにしっかり報告書を作成してくれる探偵事務所に依頼をしたほうが、後から後悔しなくて済むことを理解しておきましょう。
報告書の内容

探偵に調査を依頼した後にもらうことができる報告書は、いつどこでどのようなことがあったのか時系列でまとめられています。調査を開始したときからの行動記録が細かく記されています。結婚相手やお付き合いをしている人と不倫相手がどのくらいの頻度で会っているか、いつラブホテルに行ったかを報告してもらいます。
実際にホテルに入って性行為があったかどうかまでは確認できませんが、後から報告書を元にして当事者に問い質して性行為があったことを認めさせることができれば、被害者が有利な立場になります。
不倫相手と密会している報告だけでなく、相手と会う前の行動なども記載されていることが多いです。どのような交通手段を使ったのか、そして途中寄り道をしたお店などがあるか、仕事が終わった後余計な寄り道などが無かったかなど、細かな行動記録も報告書に記載されます。詳細な内容を把握することで、裁判所に証拠として提出するときに優位に働くことになります。
報告書には文章だけでなく証拠として使うことができる写真や映像の記録も依頼者に提供されます。記録の裏付けとして重要な証拠になるからこそ、不貞行為の決定的瞬間を記録に納めることができれば離婚をするときも慰謝料、養育費、示談金などに大きく影響します。
報告書を活用しよう

探偵事務所がまとめてくれた報告書は内容が濃ければ濃いほど様々な場面で活かすことができます。不貞行為の回数や密会している回数が多ければ報告書を基にして離婚の手続きがスムーズにいきますし、慰謝料請求時にも報告書の内容で金額が変わってきます。それだけでなくやり直すと決意するときも浮気相手に証拠として提出し謝罪してもらうときに役立ちます。
相手と別れさせるための資料として活用する
被害者がパートナーと加害者を別れさせるために証拠として提出することができます。まだ離婚はしたくない、子供が小さいから別れたくないなどの理由で夫婦の関係をやり直したいと思っているときに調査報告書が役立ちます。
もし報告書が無ければ相手も嘘をついて貫き通すかもしれません。しかし決定的な証拠があればウソをつけない状態に追い込むことができます。浮気をされても離婚しないこともあります。そのときも役立つのが探偵事務所から提供された報告書なのです。
離婚時に役立てる
報告書は相手が不倫をしたことがまとめられているので、対象者がどのような行動を取ったのかを理解することができます。そこからどのように対処して問題を解決するかの話を進めるために活用できます。万が一裁判所まで話が拗れてしまっても、報告書の内容を元にして離婚の話を優位に進めることができます。そして確実に離婚をすることができます。
探偵に依頼をしなければ当事者がどのような行動を取っていかもわかりませんし、証拠として話を進めることもできないので時間がかかってしまいます。そうなることを防ぐためにも報告書があれば話を有利に進めることができます。
慰謝料請求に役立てる
探偵事務所から預かった報告書を基にして浮気相手などに慰謝料の請求をすることができます。証拠が無ければ相手も嘘をついて話し合いがうまくいかない可能性があります。そうならないために精神的苦痛を受けたことを証明する証拠が必要になります。
このときに役立つのが報告書です。慰謝料請求は弁護士に依頼することが多いですが、提出書類として報告書を提示すれば確実に希望する金額の慰謝料をパートナーや浮気相手に突き付けることができます。慰謝料だけでなく子供がいる場合は養育費も請求できます。この他に状況に応じて示談金も請求できますが、これらの金銭の請求は証拠の有無によって変わってくることを考えると、詳細に記された報告書は何よりも大切になります。これが慰謝料を請求するときに役立ちます。
まとめ
探偵に依頼をして調査結果をまとめて報告書に内容を記載してもらうことで、調査が終わった後も様々な使い方ができることを踏まえて、悩みや問題を解決するために有利に働くこともあるからこそ、そこまで考えて分かりやすく細かく作成してくれる探偵事務所に依頼をするところまで考えて業者とサービスを選んでください。