探偵の採用調査で運転は必須?採用調査について紹介

探偵の主な仕事に採用調査と言うものがあります。
この採用調査には車の運転は必須なのでしょうか。
そもそも採用調査とはいったい何をする仕事なのでしょうか。
今回は探偵行のひとつである採用調査の意味と車の運転は必須かどうかについてご紹介します。
探偵行の採用調査って?
そもそも採用調査って何をするのでしょうか。
採用調査とは採用のミスマッチを防ぐことが目的で、仕事場において危険分子にならないかどうかの判断をする調査です。
つまり新しく採用したいけど、本当にこの人を採用していいのかどうか迷ったときに使う、ということです。
採用調査は探偵や興信所などで頼むことができます。
ただ、海外では採用調査をする頻度は高いですが、日本ではほとんど使用されていません。
馴染みがない、というのが理由のひとつに挙げられます。
一般的ではありませんが、使用している事例もあります。
どういったときに採用調査を行っているのでしょうか。
候補者の要件
これは2つのことがあげられます。
まず、仕事をする上で最低限必要な要件のチェックです。
これは運転免許が取得できる年齢であるか、働ける年齢であるかどうか、日本国籍、もしくは日本在住資格のビザを取得しているかどうかなどです。
運転免許の取得は18歳から、働ける年齢は法律では15歳からとなっています。
中学を卒業し、3月31日までは中学生として扱われますので4月1日を越えた時点で15歳であれば働くことができます。
日本国籍もしくは日本在住資格のビザはビザの関係上、永住資格がないと本来は日本では働けません。
これは海外からの外国人などに当てはまります。
仕事とは直接関係内事柄ですが、こういった要件を重視する会社もあります。
候補者の適正
こちらは学歴や資格の有無、職務を全うできる能力、持病などの有無などがあげられます。
本人が提出した学歴書類や経歴の有無がもし違っている場合、採用調査を頼んだ会社がそれを理由に断る可能性もあります。
持病も職務によっては無理と判断される可能性があります。
こちらは主に能力や健康状態を重視している調査になります。
嘘をついても採用調査をされてしまえば、本当のことかどうか調べられてしまうので嘘をついてもとくにはなりません。
車の免許が採用調査とどう関係するの?

仕事の応募要項によっては車の免許が必須な場合もあります。
ですが必ずしも車の免許が必要かどうかは会社によります。
会社によっては運転ができたほうがいい場合もありますので、面接事項にかかれていなくても必須な場合があります。
ですので、事前に調べておくほうがいいです。
上記にあげた候補者の要件には含まれやすいので、持っているなら申告することをおすすめします。
車の免許は18歳を超えれば学歴に関係なく誰でも取れます。
運転自体が下手であったり、長く運転していないペーパードライバーであっても免許を持っているということはかなりの強みになります。
場合によっては免許が必要な部署に採用される可能性もあります。
資格欄に書きますので、ペーパードライバーであっても記載しておいたほうがいいでしょう。
むしろ20歳を超えて運転免許を持ってないとどうしたんだろ、と思われることもあるそうなので取れるようであればとっておいたほうがいいかもしれません。
これは会社によりますので、必須ではありません。
車の免許の所持はあくまで一例です。
免許を所持している、ということは18歳以上であることを示しますので年齢に偽りがないということを指します。
加えて日本国籍かもしくは日本のビザを取得しているかどうかも免許の所持でわかります。
実力とは関係なく職務を行えるかどうかの要項を満たしているかのチェックになります。
採用調査って意味あるの?

採用調査はこれから当たらし採用する人が本当に会社に必要かどうかをチェックするものです。
採用調査だけではなく社内面接でも本当に必要かどうかが判断されます。
自発性があるか
新人であっても自分からどんどん意見を出したり、進んで仕事をする人を採用したいと思います。
仕事を言われるまでなにもしない人と自ら進んでやる人ではやはり差が出てきてしまいます。
そのため採用調査では問題ないが、自発性に問題があると判断される可能性もあります。
応用
できたばかりの会社やマニュアルが存在しない会社もあります。
そういったところで問題解決する力が存在するか、応用でどんどん問題を解決できるのかと言った点も大切になってきます。
自発と似ていますが、こちらも採用調査ではわかりにくいため最終的には面接などで判断されることになります。
いきなりの応用は難しくても臨機応変な対応ができるかどうかだけでもできればかなり変わってきます。
耐性
突然起きた出来事に対して冷静に対処できるかどうかについてです。
とっさに判断しないといけない場合、不安がることなく対応できるかも採用調査からは判断しづらいです。
不安なことを不安のまま放置せずきちんと対処できるかは社会人として大切です。
たとえ解決できなくても上司や仲間内に相談して対処できるかも重要になってきます。
失敗してもめげずにどんどんチャレンジしていく精神がここでは見られます。
失敗によりやる気がなくなってしまってはせっかく採用した意味がないと思われてしまいます。
不安は誰にでもありますが、それに対して耐性をしっかりと持ち、対処できるかどうかが重要になります。
これら3つの事柄は採用調査からは判断しづらいものです。
実際に面談をして、その上でわかります。
採用調査はあくまで採用するかどうかの判断基準なので、結果が悪かったから採用されないかどうかは会社によります。
総合的な判断になりますので、結果として踏まえておくといいかもしれません。
まとめ
採用調査は探偵か興信所などで行っています。
必ず行われるかというとそういうわけではなく、むしろ日本ではあまり使用されていないのが現状です。
ただ、いつ行っているかどうかもわかりませんので、日ごろから調べられても大丈夫なように構えておいたほうがいいです。