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探偵コラム

反社に分類される半グレ集団の特徴とどのような犯罪行為を行っているか

昔から暴力団が組織として活動していましたが、現在は半グレ集団が組織を拡大して活動している実態があります。規模が大きい半グレ集団の組織もある中で、一般人が騙されて詐欺の被害に遭っている実情があります。ここでは反社に分類される半グレの集団がどのようなものなのかを解説します。

半グレとは

オレオレ詐欺やリフォーム詐欺などの被害がある度にニュースで話題になることもある「半グレ」とは、グレる・グレーゾーンなどの意味がある組織のことで、暴力団とは違った形で活動をしている集団です。規模が大きい半グレ集団は暴走族のOBなどが結成することが多く、グループで犯罪行為をします。一般人を騙して犯罪行為を繰り返す悪質で許しがたい集団です。

暴力団ではない

半グレの集団は暴力団に属さずに新興の組織犯罪集団として活動をしています。現在都市部だけでなく全国各地で半グレの集団が活動をしていることが報告されています。有名な組織が犯罪を犯しニュースになり一般人にも認知されるようになってきましたが、基本的には暴力団ではないということを理解しなければいけません。

なぜ一般市民が理解しないといけないかというと、一般人を相手に様々な犯罪行為を繰り返しているからです。特に高齢者が騙されて被害に遭うケースが多いからこそ、暴力団ではない組織に騙されないように日頃から注意したり意識をして生活することが防御になります。

半グレの種類

半グレには大きく分けて4種類あり、様々な犯罪をする大きな組織と、犯罪を中心に手掛ける実行犯、通常は真面目に働き時間があるときに犯罪に足を突っ込む集団、アウトローの世界で活動する集団に分けられます。

大元は組織が大きい集団が仕切っていることが多いですが、様々な集団に枝分かれし多くの犯罪を繰り返しています。暴力団とは違った活動をしていますが、仲間意識が強い半グレ集団は反社として分類されていますが、暴力団とは違った脅威で一般市民に近づいて犯罪を犯しています。

準暴力団という位置づけ

半グレも暴力団も反社として警察からマークされていますが、近年の半グレの活動を見ていくと昔よりも狂暴化していることが懸念されています。そのため警察では半グレの集団を「準暴力団」として扱っています。

しかし半グレを暴力団対策法では取り締まることができないので、集団がどのように活動し犯罪をするかしっかりチェックしておかなければいけません。警察の厳しいマークが犯罪防止に繋がりますし、一般市民を守ることができます。

暴力団とは異なる組織

基本的に反社は暴力団とは異なる組織ということを一般市民も理解しておかなければいけません。平成3年に法律が制定された暴力団対策法は暴力団のことを定義していますが、その中に半グレ集団までは定義されていません。

組織の違い

昔から縦社会の暴力団は各組ごとにピラミッド型組織になっています。組長と言われる親分がピラミッドの頂点に君臨し、その下に若頭がいて舎弟やその下の子分が1つの組織で構成されています。いかなる場合もピラミッドの形が崩れないように、暴力団は序列がしっかりしている組織と言えます。

半グレ集団は暴力団ほど縦社会の組織にはなっていません。あくまでも組織のトップはいますが暴力団のような年功序列というよりは仲間意識を大切にして活動をしています。暴力団とは距離を置いて活動していますし、半グレのルールがあってそれに則って活動をしています。

活動している人の年齢層

反社は30代から40代の年齢層が多く活動していて、その下に20代の人もいます。若者を中心として勢力を拡大させている半グレに対し、暴力団は高齢化が進んでいて組員になる人も減っています。これは暴力団に入るメリットが薄れていることと、法律で定められた暴対法や各都道府県の暴力団排除条例などの締め付けが相次ぎ、活動できる環境が狭まってきたこともあります。

そのような状況の中で法律に縛られないで活動できる半グレ集団に加入する若者が増えています。犯罪をするときも若者のほうが使い勝手が良いというメリットもあります。フットワークが軽くて一般人の中にうまく溶け込むことができる若者を重宝する傾向があります。

半グレの犯罪行為

半グレは様々な犯罪行為を繰り返しています。自分が犯罪に巻き込まれて被害者にならないために、半グレの集団が今までどのような犯罪をして一般市民を騙してきたのか知っておいて損はありません。暴力団の活動とは全く違う方法で犯罪を繰り返しています。

振り込め詐欺

被害者が多いことから悪質な犯罪行為として知られているのが「振り込め詐欺」です。息子を装って「もしもし、俺、俺だよ」と高齢者に電話をかけてお金を振込ませる手口です。冷静に考えればおかしな話ではありますが、高齢者は自分の息子が事件や事故に巻き込まれていると思い込んでお金を振込んでしまいます。

様々な手口が横行し全国で被害者が続出しました。毎年のように数百億円の被害があることを見ても、半グレ集団は懲りずに振り込め詐欺を繰り返してることがデータを見ても明らかです。警察や金融機関などが振り込め詐欺の被害に遭わないように活動をしていますが、それでも振り込んでしまう高齢者が後を絶ちません。

リフォーム詐欺

マイホームのリフォーム詐欺に半グレ集団が関わる事件が増えています。無料診断をすると近寄り一般料金の倍の請求額を送り付けてお金を騙し取ります。様々なリフォーム詐欺の手口がありますが、特に屋根のリフォーム詐欺は悪質と言われています。

これは無料点検と称し屋根の上に登って、異常が無ければ金づちで壊してしまうというものです。リフォーム詐欺をする者は警察に足が付かないように半年ほどで辞めてしまうケースが多いですが、それでも儲かるという理由でセールスマンをしたがる若者からの依頼があります。

まとめ

このように半グレは暴力団とは違った組織として活動をしています。今までにないような犯罪を繰り返し資金を得ています。巻き込まれてしまうのは一般市民だからこそ、普段の生活の中で意識をして半グレ集団の手口で騙されないようにしてください。

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投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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