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探偵コラム

入社後に経歴詐称はバレるのか?経歴詐称になる【7つのウソ】

「就職活動でウソをついて内定が決まったけど、バレたらどうなるのか」

企業にすこしでも良く見せたいという思いから、つい経歴詐称をして転職活動をしてしまう方が後をたちません。内定が決まったはいいですが、ついたウソがバレてしまわないか不安になっている方や、もし経歴詐称をし入社した後にバレてしまったらどうなるか気になる方もいらっしゃると思います。

ここではまず経歴詐称とはどのようなことをいうのか理解し、バレた場合にどうなるのかを紹介していきます。またどんなことが経歴詐称にあたるのか、具体的な7つの例を紹介させていただきます。

経歴詐称とは「ウソ」をつくこと

経歴詐称とは何をしたら経歴詐称となるのでしょうか。例えば「アルバイトであったのに正社員」と言ってしまったり、「最終学歴が大学中退なのに卒業した」ことにしてしまうなど、自身の経歴を偽るために「ウソ」をつくことを経歴詐称といいます。自分を魅力的にみせ就職活動を有利に進めたいといった理由で経歴詐称する方は多いようです。

もし経歴詐称してしまい、もしバレたらどうなるのでしょうか。次からは経歴詐称がバレた場合にどうなってしまうのか紹介していきたいと思います。

経歴詐称がバレた場合はどうなるのか

経歴詐称は基本的には犯罪行為ではないため、罪に問われることはありません。ですが、場合によっては詐欺罪や文書偽造に当てはまる可能性があるため特に注意が必要です。

では、ウソがバレた場合はどうなるのでしょうか。ここでは内定前と、内定が決まり入社した後でバレた場合にどうなるのかお話します。

内定前にウソがバレた場合は不合格

内定をいただく前にウソがバレた場合は不合格となる場合が多いようです。会社としては信用ができないので当然の扱いです。ですが、少数ではありますが採用される場合もあるようです。一見すると良心的に思われるかもしれませんが、「期待はしていないが、働いてくれればそれでいい」と考えられている場合もあります。そういった会社はノルマがきつかったり、職場環境が悪かったりと、あとになって後悔する可能性が高いと考えられます。

入社後にウソがバレた場合は減給・異動、解雇も

入社後にバレた場合、会社からの信用が失われてしまうことが容易に想像できます。この場合、注意を受けたり、減給される場合もあります。また部署の異動(左遷)の対象になってしまう可能性もあります。もちろん、自身の評価に悪い影響があるので、昇給や昇進などは期待できなくなるでしょう。

また、採用条件に資格やスキルなどが求められていた場合は、解雇される可能性が考えられます。「満たしていなければ採用しなかった」となり、内定・雇用契約の取り消し・解除されてしまうためです。

何に対してウソを付いていたのかによって結果に差異があることを理解しておきましょう。

バレなかった場合もリスクあり

就職先にバレなかった場合もいくつかのリスクが残ります。

・ウソを付いているという自責の念に縛られてしまう

・求められているスキルと実力のギャップに苦しまれる

大きく見せよう、優秀に見せようとしてついたウソは、いずれ自分の首を絞めることになります。会社から期待されている働きに満たず責めらたり、実力を疑われてしまう可能性もあり、ストレスを感じながら働き続けることになってしまうかもしれません。

経歴詐称となる「7つのウソ」

履歴書、職務経歴書にウソを書いて企業を騙すことが経歴詐称であることが分かりました。ではどのようなウソが経歴詐称となるのでしょうか。経歴詐称と一言でいってもいくつか種類があります。ここからは経歴詐称の代表的な「7つのウソ」について紹介していきます

学歴

中退や留年など悪い印象を与えるのを避けるために考えてしまいがちかもしれませんが、これは「学歴詐称」です。ここで紹介している「7つのウソ」の中でバレる可能性が高いものです。

学歴詐称の具体的な例としては以下のパターンが考えられます。

・中退しているが「卒業」と書いてしまう

・卒業した学部と異なる学部を書いてしまう

・実際の入学年度、卒業年度と異なるものを書いてしまう

・専門学校卒なのに大卒と書いてしまう。

浪人や留年は知られたくないので入社年度や卒業年度をごまかしたいかもしれませんが、それは学歴詐称になってしまうので注意が必要です。卒業証書や学位記などの提出を求められた場合や、卒業生名簿を調べるとすぐにバレてしまいます。

転職回数と在籍期間

転職回数が多いことはあまり珍しいことではなくなってきています。ですが、「すぐ辞めてしまうんじゃないか」と悪いイメージを与えてしまう可能性は捨てきれません。在籍期間が数ヶ月など極端に短かい場合は在籍をなかったことにしてしまったり、休職期間をなくすために在籍期間を延ばしてしまうことがあります。

リファレンスチェック(前職の関係者に問い合わせ)や年金手帳の記載事項で、すぐにバレてしまうウソです。

役職、職務内容

一般職であるにも関わらず「マネージャー」と全く異なるにも関わらずウソをついたり、プロジェクトの規模を大きく見せるためにウソつく方もいるようです。あたかも経験が豊富なように見せかけるために盛ってしまいがちです。こちらもリファレンスチェック、面接での応答内容でバレる可能性が高いです。

スキル

募集要項に記載されている「必須スキル」や「歓迎スキル」について、やったことがない・できないのに「できる」とウソを付いてしまうことも少なくないようです。筆記試験や実技試験でウソがバレることは間違いなく、また面接の応答からもスキルを持っていないことは伝わってしまいます。入社後の業務でも、できるから振っているのに作業ができないなど簡単にバレてしまいます。

雇用形態

派遣社員・業務委託社員として働いていたのにも関わらず、正社員とウソをついてしまう方もいるそうです。正社員といったほうが有利に捉えられると思うからでしょうか。正社員だったのにアルバイトと偽る逆のケース詐称となるので注意が必要です。在籍期間と同様にリファレンスチェック(前職の関係者に問い合わせ)や年金手帳の記載事項で、直ぐにバレてしまいます。

給与

こちらはよくありがちですが、年収をアップさせたいから水増しをしてしまうケースです。特に転職経験がない方がやりがちだと思いますが、希望年収に近づけるため、交渉をしやすくするために、ついウソの年収を答えてしまうようです。転職を複数回している方はご存知と思いますが、源泉徴収票の提出が必要ですので申告していた年収と差があることが簡単にバレてしまいます。

就職企業

派遣先の企業、元請けの企業で働いていたことにしたり、知名度が高い企業に就職していたかのようにウソをつくケースです。中には有名企業にいたことにする方もいるようです。こちらもリファレンスチェック(前職の関係者に問い合わせ)や年金手帳の記載事項で、直ぐにバレてしまいます。

まとめ

ここまで経歴詐称とはなにか、バレたらどうなるのか、どんな詐称があるのかを紹介してきました。いずれも面接での応答内容やリファレンスチェック、関連する書類で簡単にバレてしまうウソが多いです。すこしでも有利に進めたい、よく見せたいと思い、ちょっとのウソなら大丈夫と考えてしまうかもしません。ですが、ウソをついて採用されても求められている力量にマッチせず苦しんだり、バレるかもしれないという精神的なストレスからは逃れられません。

自分を偽らずに等身大の自分を見てもらい、その姿を評価していただける会社を見つけることが一番大切なことではないでしょうか。

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投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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