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探偵コラム

探偵に調査を依頼することは、プライバシーの侵害にあたるの?

この記事では、探偵に調査を依頼する場合、相手のプライバシーを侵害するのかについてお話します。

探偵に調査依頼をしたいけれど、調査の内容がプライバシーの侵害にあたり、逆に訴えられたらどうしようとお悩みの方は、良かったら参考にしていただけると幸甚です。

探偵調査はプライバシーの侵害?

プライバシーとはそもそも何?

プライバシーという言葉をよく耳にしますが、このプライバシーとは、人から見られたり知られたくないことを指します。

探偵調査はプライバシーの侵害?

探偵の調査は、プライバシーの侵害にあたるのではないかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、確かに理由もなく一個人の動向を調査するというのは、プライバシーの侵害にあたります。

ですが、正当な理由があっての探偵の調査というのは、プライバシーの侵害には当たらないとされています。

具体的にどういうことかと言いますと、例えばパートナーの不倫や浮気調査を探偵に依頼するとします。

結婚という契約をしている夫婦の不貞行為は、民法第770条のもとにおいて、離婚調停や慰謝料の請求へ利用するという理由があるため、プライバシーの侵害には当たらないというわけです。

探偵業は“探偵業法”がポイント

探偵調査は正当な理由があればプライバシーの侵害に当たらないというお話をしましたが、誰でも探偵として好きに調査出来るというわけではありません。

探偵業は探偵業法によって張り込みや聞き込み、尾行、その他にも調査に必要な情報を調べるための方法が認められています。

この探偵業法に基づいた調査を行うことで、合法となり基本的には訴えられることはありません。

そしてこの探偵業法に基づいて探偵業を行うためには、都道府県公安委員会に届け出をすることが義務付けられています。

つまり探偵業法に基づいて、必要な届け出をした探偵事務所であれば合法となるため、基本的な調査がプライバシーの侵害とはならないということになります。

探偵の行き過ぎた調査はプライバシーの侵害にあたることもある

調査なら何でもアリではない

探偵の調査は、正当な理由があるからと言って、なんでもやってもいいというわけではありません。

探偵ができる調査の範囲としては、個人のプライバシーに配慮した調査が基本となるため、人から見られたり知られたくないことを、対象者のテリトリーに無理やり押し入って調査するようなことは、プライバシーの侵害にあたります。

分かり易く言えば、家の中はプライバシーの侵害にあたり、家の外はプライバシーの侵害にあたりません。

家の中はプライバシーの侵害にあたる

家の中はまさにプライバシーの塊です。

勝手に家の中に盗聴器やビデオカメラを仕掛けたり、家の中に潜入したりすることは、プライバシーの侵害にあたるだけでなく、不法侵入罪など犯罪となります。

家の外はプライバシーの侵害にあたらない

家の外は探偵のみならず不特定多数の人が目にするので、プライバシーにはあてはまりません。

例えば、尾行していた探偵調査の対象者がパートナーとは別の女性(男性)と一緒に、ホテルに入るところを写真に収めたとします。

この場合家の外で密会するというのは、探偵でなくても不特定多数の人が目にする場所ということになりますので、プライバシーの侵害にはあたらないというわけです。

合法の調査であってもここに注意

家の外の調査に関しては、基本的にプライバシーの侵害にあたりませんが、長時間にわたって調査の対象者を付け回したりするような行為は、迷惑行為として逆に訴えられてしまうこともあります。

いくら家の外だからと言って、相手の迷惑になるような行き過ぎた調査を行うことは禁じられています。

そして、調査によって得た情報を公開したり、依頼者が探偵から受け取った情報をいろんな人に公開するということは、プライバシーの侵害にあたるので、注意が必要です。

なんでも気楽に探偵事務所から受け取った調査結果を友人に話したりすることは、プライバシーの侵害にあたることになりかねないので、気をつけましょう。

探偵を選ぶ際にはここに注意

素人探偵や悪徳業者に気を付けて!

探偵自身もプロなので、プライバシーに関して非常に慎重に調査を進めます。

ですが、報酬や成果を上げることに躍起になり、探偵業法の知識を持たず、プライバシーを無視した調査を行う素人探偵や、悪徳業者も残念ながら存在します。

だから、信頼して調査を任せることができる探偵事務所かどうか、事前に自分で調べて依頼をするようにするのがおすすめです。

依頼者も責任を負う場合がある

探偵として調査を行う場合、探偵事務所の多くがプロとして正当な調査を行います。

探偵事務所が違法な調査を行わなければ依頼者は知りたい調査報告を受けられ、何の問題もありません。

ですが万が一、自分が調査を依頼した探偵が、プライバシーを無視した違法な調査を行ってしまった場合、依頼者もその責任を追及される可能性があります。

だから探偵事務所を選ぶというのは、依頼者も慎重になる必要があります。

探偵業届出証明書を確認する

信頼できる探偵かどうか判断する材料として、探偵事務所の“探偵業届出証明書”を見せてもらって確認をしましょう。

この“探偵業届出証明書”を確認することで、無登録で探偵事務所を営んでいないか分かります。探偵業届出証明書がなければ、探偵業法違反となってしまうため、罰せられます。

そもそも探偵業をするにあたって、必要な資格はありませんが、都道府県公安委員会に届け出をしていなければなりません。

だから、まずは探偵業届出証明書を確認して、安心して任せられる探偵事務所かどうか確認しましょう。

探偵業届出番号をチェックするのもおすすめ

調査を依頼しようと思っている探偵事務所が、探偵業の届け出をしているかどうか、もっと簡単に確かめる方法があります。

探偵事務所が探偵業の届け出をすることによって、公安委員会より“探偵業届出番号”が交付されます。

これは、分かり易い場所に番号を提示することとされているため、ホームページや広告からチェックすることができますし、この番号が記載されている事務所であれば、届け出が済んでいるため安心して依頼することができます。

まとめ

基本的に、探偵事務所に調査を依頼しても、依頼した人が訴えられるということはありません。

ですが、探偵事務所が違法な調査を行ったり、そもそも届け出をしていなかった場合は話が違ってきます。

だから、探偵事務所に調査を依頼する場合はまず、“探偵業届出証明書”を確認してから依頼するようにしましょう。

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投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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