興信所の調査がバレたらどうなる?バレた後の対処とバレないための行動
興信所での調査は、調査対象者にバレないよう細心の注意をはらっていますが、時にはミスをして調査を行っていることがバレる可能性も0ではありません。
バレる原因には、興信所側の不手際と依頼者側の態度など色々あります。
お互い調査が失敗するのは避けたいので、調査がバレないよう注意をする必要性があります。
興信所の調査がバレる原因とその後の対処、バレないための行動を見ていきましょう。
興信所の調査がバレる原因
調査がバレるのには必ず原因があります。原因はどんな調査でもほぼ一緒です。
よくある事例を見ていきましょう。
情報が少ない初回はバレやすい
調査を行う初回は調査対象者の行動パターンが読みづらいです。
相手が警戒している状態なのか、いつも通りに行動しているのかがわかりにくいです。
そのため、対象者の行動範囲に踏み込みすぎてしまい気づかれるというパターンがあります。
調査対象者に気づかれた状態での尾行は、探偵業法に違反する可能性が高くなるため調査の続行ができず、調査失敗となります。
張り込み中に調査員が警察に通報されてしまう
興信所の調査でも何をやっても良いというわけではありません。探偵業法に則った調査を行わなければ警察へ通報されてしまいます。
禁止されていることとして、カメラを仕掛けて隠し撮りをする、ボイスレコーダーを仕掛ける、車にGPSを取り付けるというプライバシーの侵害に当たることはできません。
他には、写真を撮るために敷地内に無断で侵入する、駐車禁止の場所に車を停めて張り込むというのもできません。
探偵も法律や交通ルールを守った上で調査をしなければいけないからです。
これらのルールを破り、警察に通報されれば依頼者の立場が悪くなってしまいます。
仮に探偵業法に則った調査だとしても、不審な様子を見ていた第三者が警察に通報する可能性もあります。
警察が出るような大事になれば、調査の続行は不可能です。
依頼者からバレるケースもあり
別のケースとして、依頼者側から調査がバレるケースもあります。
調査を始めたことで自らも情報を集めようと動いたり、いつもと違う態度をとると調査対象者は違和感を覚えて警戒してしまいます。
その警戒が外でも続き、興信所の調査員が証拠を集めにくくなってしまう、最悪の場合はバレてしまうという結果になります。
また、張り込み調査中に依頼者が現場についていき、調査対象者と依頼者が鉢合ってしまうというケースもあります。
焦る気持ちはわかるのですが、ある程度は興信所を信用して調査を任せなければ、成功するものもできなくなってしまうのです。
調査がバレたその後の対応
調査がバレてしまったらそこで調査は終了になることが多いです。
仮に続行したとしても、相手の警戒も高く証拠は集められず、興信所側が法的に罰せられれば依頼者側も不利になるからです。
バレたらすぐに調査をやめて、その後の対応を考える必要があります。
調査失敗時の対応は最初のうちに確認を
失敗したときの想定はあまりしたくないものですが、金銭が絡むことなので、依頼をする最初の段階で双方のすり合わせを必ずするべきです。
興信所側のミスで調査が失敗した場合、依頼者側のミスで調査が失敗した場合、その他予測できない状況により調査が中断された場合などの返金対応を契約書内に記載する必要があります。
口頭だけでなく、書面にしっかり残しておくことが双方にとって大切なことです。
興信所側のミスで調査が失敗した場合
失敗と成功の定義を示しておくのがポイントになります。
必要な証拠をすべて集めたものが成功とします。情報を一部でも集めることができれば一部成功なのか、すべて集めなければ失敗なのか、定義をどう決めたかによって返金額が変わります。
成功報酬型の興信所であれば、失敗と成功の定義はきちんと決めておきましょう。
依頼者側のミスで調査が失敗した場合
上記の様に成功失敗の定義決めはもちろんなのですが、依頼者側の過失の場合のルールがどの様になっているかがポイントです。
あらかじめ着手金など必要費用を払う興信所の場合、調査を行えなかった分の費用は戻ってくる可能性はあります。
しかし、依頼者側の過失の場合は返金を行わないと決めている興信所もあります。
また、成功報酬型の興信所でも、依頼者側の過失の場合は調査を行った分の費用を要求することもあります。
興信所によってルールは変わるので、わからないことは必ず解決するように質問しましょう。
調査がバレないために気をつけること
興信所側からバレるリスクも依頼者側からバレるリスクも減らすためのポイントがあります。
以下のポイントを守ることで調査を成功に近づけることができます。
実績があり、調査方法が法律を守っている興信所を選ぶ
興信所を利用したことがある人は少ないので、どの興信所も口コミは少ないことが多いです。
興信所は基本的に宣伝のためにホームページを用意していることが多いので、ホームページを見て実績や調査方法を確認しましょう。
ある程度信用できるなと思ったら、無料相談で相談、質問をしてみましょう。
依頼者側はわからないことが多くて当たり前なので、質問をして丁寧に答えてくれる興信所であれば信用できる確率が高いです。
信用できる人かを直に判断する
興信所を選んだら担当の方と依頼について話をします。
この時に、質問にわかりやすく答えてくれるか、契約を焦らせたりしないかという相手の人間性を見ることが大事になってきます。
どんなに優秀な調査員でも、この人で本当に大丈夫なのかと不安がつきまとうと調査に集中できません。
信頼できる人に調査を任せられるよう、妥協はしないようにしましょう。
興信所の調査の迷惑にならないようにする
依頼をしたら依頼者ができることは、興信所の調査の迷惑にならないようにすることです。
できるだけ情報を渡すことも大事ですが、バレないよういつも通りの行動を心がけることが大切です。
興信所に依頼をしていることがバレないよう、契約書などは相手に見つからず、いつでも確認できるところに置いておくようにしましょう。
まとめ
興信所の調査は絶対にバレないとは言い切れません。アクシデントが起きる可能性も0ではないからです。
バレた後の興信所の対処と、その後の生活についてもある程度は考えておくべきです。
依頼をしたら興信所も依頼者も成功に導けるよう、協力し合いましょう。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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