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探偵コラム

家出した少女の手助けをしたら罪になるって本当?

家族の問題や人間関係など、現実から逃げ出したいと家出をする人は少なくありません。コロナ禍で、多くの人が職を失い家庭内暴力が増えていることもあり、家出する人は後を絶ちません。

自分は家出をしたことがなくても、家にいられなくなった友達をかくまったという経験がある方もいるかと思います。家出した人は、心身ともに疲れ果てて誰かに助けを求めています。そんなときに、頼りにされたら助けたいと思う方も多いと思います。家出した人の手助けをすると、状況によっては罪になってしまうことをご存じでしょうか。

困っている人を助けて罪になるなんて、思ってもみませんでしたが、調べてみるとなるほど。と思うこともありました。家出した人の手助けをしたら、罪に問われるかについてご紹介します。

家出した人の手助けをしたら、罪になる場合があります

SNSが社会インフラとなった昨今、SNSは、家出少女は誰かに助けを求め、悪意ある大人は、家に泊めてあげるよ。という投稿することが日常的に行われています。これは、家出した少女を家に誘い込み性的暴行を行いたい犯行手口であることがほとんどです。家出した少女は、家に居場所がなく、苦しい思いを抱えて助けを求めた結果、知らず知らずのうちに、犯罪に巻き込まれてしまうことが少なくありません。

この場合は、明らかに罪になります。しかし、犯人はあくまでも家出して行くところがない少女不憫に思い、正義感から宿泊させたと主張することも。少女へ性的暴行は、同意のもとだったという主張もできてしまいます。

しかし、本当に正義感から宿泊させて食事も用意し、話も聞いて少女に安心感を与え、ゆっくり休ませただけではどうでしょうか。親切な行為だったとしても、残念ながら誘拐を疑われてしまう可能性があります。せっかく善意でも有罪になってしまうなんて、怖くて人助けもできないと思います。

少女が家庭内暴力などで常に身の危険にさらされている場合、親は自分の暴力行為を通報されることを恐れて、捜索願を出している可能性もあります。少女は警察に通報されて親に居場所を知られることを恐れていることも。善意で泊めてくれたのに親が怖いばかりに「誘拐された」と証言してしまうかもしれません。

少女は身を守ることに必死になっているので、助けてくれた人の心情まで気づかいしないでしょう。事実は違っても、家庭内暴力の被害者である家出少女の主張が通る可能性は高いでしょう。

家出した少女を手助けして罪にならない方法はある?

家庭内暴力やネグレクトの家庭の子供は、家出を繰り返す傾向があります。でも一般常識で考えて、手助けのために家に招き入れることが罪になると思う人は少ないでしょう。招き入れるときは、正義感から命を守りたいと思っての行動だと思います。

親が子への暴力をしつけと考えている場合、家出少女をかくまって家の教育方針を邪魔するために洗脳した。などという主張が通ることも考えられます。子供はそんな親のもとで育ち、大人を信用できる環境にいないせいで、善意ある大人も自分の親と一緒で信用できないと思ってしまうこともあります。

では、どうしたら家出した少女を手助けしても罪にならずに済むのでしょうか。明らかに家出中とわかる少女に声をかけて事情を聴きだした結果、家に帰すわけにいかないと判断した場合、あなたが男性で一人暮らしなら、家に泊めることをしないほうがいいでしょう。

警察に通報すべきですが、通報することで少女が窮地に陥ることも考えられます。できれば信頼できる女性の友達に頼んで来てもらう、または自分の家族など、複数人で住んでいる家にかくまうことを考えたほうがいいでしょう。

家出した少女を手助けするためとはいえ、男性の一人暮らしの部屋に泊まらせるのは、どのようにでも疑われる状況になります。有罪になる可能性が高くなることは、できるだけ避けるべきです。

事情が許せば、女性の友達の家や家族と一緒にいられる場所に泊めて、「警察専門相談電話」#9110に電話しましょう。この窓口は、発信すれば各都道府県の警察相談窓口に直接つながります。

110番は、相談というよりは、事件性や緊急性が高い場合にすぐにかけつけてもらう必要があるときにかける番号なので、すぐに対処はしてくれますが相談したい場合は#9110がいいでしょう。

家出した本人も電話して相談できる番号のため、なかなか事情を話さない状況のときに、この番号を教えるだけでも救いになるでしょう。家出少女を親の同意なく宿泊させても、警察相談窓口への電話をすることで、少女の問題を解決するために泊めたことが証明できます。

わいせつ行為が目的ではないことを証明できる行動を、注意深く行うことで家出した少女の手助けはできます。正義感だけでなく、証明が必要なんて人助けもおちおちできないと思います。でも、家出した少女は不幸のどん底にいるかもしれません。助けを必要としているのであれば、なにかできる大人でありたいです。

まとめ

家出した人を手助けして罪になる可能性について、解説してきました。よく知っている人の家出なら、本人の家族への連絡もできるので、大きな問題にはなりにくいのですが、複雑な事情で家出せざるを得なかった少女の手助けは、罪になる可能性があります。

家出した少女は、大変なストレスを抱えて逃げる手段をとっています。人生の苦境の中にいる人を助けたいと思う気持ちは多くの方が持っていると思います。

よく知っている人でも、他人でも、言葉を交わし信頼関係を築くことができれば、家出した少女を手助けすることで罪を立証されることはないでしょう。家庭内暴力などの深刻な事情で家出した人を手助けした罪よりも、暴力をふるって家出に追い込んだ罪のほうがよっぽど重いのです。

警察も裁判所も、家出した少女を手助けした人よりも、その原因となる問題について、犯罪行為がなかったどうかを判断します。面倒なことに巻き込まれたくないから助けない。という考えが正しい社会にならないように、手助けが可能なら積極的に助け、そのことが罪に問われない社会であってほしいですね。

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