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探偵コラム

興信所は怖いところ?実情やなぜ怖いと言われているのかまとめてみた

興信所が怖いと言われていることや、実際の探偵事務所の内情・なぜ今でも特殊なイメージを持たれているのかについて、まとめてみました。興信所は平成19年に『探偵業法』が施行して以来、クリーンな業務を行っているところがほとんどです。全国に存在している興信所に持ちこまれている怖い依頼の一部も紹介していきます。

興信所は怖いところ?実際の内容は?

「興信所は怖いところ」「なんとなくダークな雰囲気」「特殊な人が働いている場所」のようなイメージを持っている人が少なくないのが現状です。しかし、実際の興信所は怖いところではなく、一般的な会社と同じように業務・営業しているところが少なくありません。

興信所・探偵事務所は、平成19年に『探偵業法』が施行されてから、各都道府県の公安委員会に許可をもらわないと営業できなくなっています。また、実際に許可をもらっても、管轄している県の警察署の立ち入り検査に合格しないと営業を続けられません。

なので、実際には法律を遵守してクリーンな営業をしているところがほとんどだということを、まずはご理解ください。依頼人を守るためにも、度々行われている研修会に参加し、探偵業法に則った営業をしているまっとうな業者が多数を占めています。

そうはいっても、平成19年度(2007年)に探偵業法が施行されてから、まだ14年しか経っていないため、興信所・探偵業にマイナスイメージを持っている人も少なくありません。

適正な営業をしている興信所・探偵事務所を見抜くためのチェックリストを、以下にまとめてみました。

1,探偵業の届出証明書を、店舗に掲示し、またはウェブサイトに証明番号をわかりやすいところに明示しているか

2、事務所が整理されていて、相談を聞いてもらうときに、ファミレスや他の所に行かず、事務所で依頼を聞いてもらえるか

3,信頼できる団体への登録・加盟の証明書が掲示されているか

4,探偵業に携わる社団法人などが主催している教育研修会などの修了証が掲示されているか

5、業務内容について、メリット以外にも、「こんな場合は探偵に依頼しない方がよいです」といった、マイナス面も交えて説明をしてくれるかどうか

6,弁護士を紹介しない事務所かどうか

探偵事務所には、公安委員会から交付された証明書をわかりやすいところに掲示する義務があります。また、公式ウェブサイトを所有している場合は、トップページやタイトルなど、すぐに目にする部分に届出に関する事柄を一緒に書いておかないといけません。

また、事務所自体が整備されていて、事務所に応接ブースなどが設置されているかどうかも確認しましょう。事務所で打ち合わせをしてくれないところは、まっとうな営業をしていない可能性があります。

さらに、各種証明書や研修会の証明書などがわかりやすく掲示されているかどうかも、チェックしましょう。届出をしていないのは完全にNGですが、定期的に行われている教育研修会を受講しているかどうかも、優良事務所かどうかを見極めるポイントです。

ここが意外と盲点なのですが、探偵事務所・興信所は、弁護士と提携していると宣伝するのは法律違反になる可能性があります。

興信所が怖いのは勝手に情報をバラされるところ?

興信所に怖いイメージを持っている人は、「依頼した内容を勝手にバラされる」「インターネット上、SNSや掲示板に個人情報をアップされてしまう」と誤解されている場合が多いです。

確かに、探偵が依頼人から受けた変わった依頼や、本当は安易に公開してはいけないような内容まで暴露している記事・SNSの投稿をたまに見かけることがあります。探偵業に詳しくない人からすれば、ちょっと刺激のある面白い読み物として楽しめることがあるでしょう。

しかし、実際に、勝手に依頼人の情報や調査結果を暴露しているような興信所・探偵事務所は、明らかに『探偵業法』違反です。間違っても調査依頼をするべきではないですし、もし依頼をしたとしても、適正な価格で調査してもらえる可能性は低いでしょう。

最近では、SNSやYouTubeに、面白い体験談・普通の人では味わえないような仰天エピソードをアップしている、探偵風の人物がいます。ちょっとした調査を依頼したはずだったのに、隠されている事実が仰天するような内容で、衝撃的な結末に……という話が多数。

このようなお話のすべてが作り話とは言いませんが、実際に興信所・探偵事務所に持ちこまれる依頼は突飛なものではなく、「相手の素性を知りたい」「結婚することになっている相手の身元が知りたい」というものばかりではないですし、犯罪になるような調査はしません。

『探偵業法』を順守し、正しいやり方で業務を遂行している会社がほとんどなのが現実です。

興信所で現実を知るのが怖い?

興信所に怖いイメージを持っている人の中には、興信所自体が怖いではなく、「調査されたことで隠されていた現実を知るのが怖い」という方がいます。今まで見ないようにしていたこと・直視せずに来た事実を突きつけられるのは、確かに怖いでしょう。

なんとなく、「本当は浮気しているんじゃないか」「他のところで会っている異性がいるんじゃないのか」と疑っていた気持ちが、探偵の調査によって現実になってしまうのは、見たくない事実かもしれません。

信じているパートナーを、「探偵に調査させてしまった」という後ろめたさもあるでしょう。

しかし、実際には、やってはいけないことをしているパートナーの目を覚まさるために興信所・探偵に依頼する人も多いのが現実です。

興信所で怖い現実を知ってしまった例

ただ、やはり興信所で怖い事実が明らかになってしまったケースもあるのが現実です。実際に、結婚する前に子供を設ける予定はない・避妊もしっかりしていた・そもそも結婚の予定もまだないにも関わらず、子供ができてしまったとすれば、本当に衝撃です。

生命が母体に宿ってしまったら、責任を果たして、親になる覚悟を決めなくてはいけません。

ただ、福岡県在住のある大学生(男性)は、「妊娠してしまった」と告白してきた同級生の彼女が、実は元カレの子供を妊娠し、専業主婦になるために嘘をついたという事例もあります。不審な行動をとっていた彼女の身辺調査を依頼したところ、怖い現実が判明してしまったわけです。

まとめ

興信所・探偵事務所に依頼するのは、怖い現実を知ってしまうリスクもありますが、今後の人生を決める大事なときには臆することなく利用してください。

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投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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