浮気が疑われるけれども離婚する気はない・調査をすれば再構築も可能

探偵が取り扱っている案件の中で多いのが浮気調査です。浮気調査で徹底的な証拠をつかめば、離婚するというパターンが多いです。しかし逆に浮気の決定的な証拠をつかむことで、配偶者との関係修復・再構築を進める人もいます。
浮気調査で再構築できる理由
浮気調査をして、相手が浮気している場合離婚する、もしくは関係修復を図るいずれかの選択肢があります。離婚回避するために浮気調査を行うことが有効になることもあります。実は離婚にはいくつかルールがあって、浮気をした側から離婚はできないという決まりがあります。つまり相手が浮気をしている疑惑があって、探偵に浮気調査を依頼します。その結果、浮気の決定的な証拠が出てきたら、相手側から離婚を切り出せなくなります。たとえ相手が強硬手段で離婚届を提出しても、こちら側が「離婚届不受理申出」という申請をすれば、離婚届は受理されません。ただし離婚届不受理届出は半年間しか有効期間がないので注意しましょう。
「パートナーと別れたくない」という人もいるでしょうし、「自分と別れて浮気相手と一緒になって相手だけ幸せになるのは許せない!」という人もいるでしょう。このような場合、相手の動きを止めるために不定の証拠を握っておくことは大変重要です。
もし再構築を希望するのであれば、配偶者が二度と浮気相手に会わないようにしたいところでしょう。しかし口約束だけではなかなか信用できないはずです。もし探偵を雇って浮気調査をお願いして証拠を持っていれば、誓約書を書かせることができます。たとえば浮気相手に対して「今後パートナーと連絡を取った場合には罰金をとる」などと書面を作成して、サインさせます。もし浮気相手が念書に書かれている約束を破ったら、ペナルティを課せられるわけです。このように浮気相手と別れさせることもできます。
慰謝料を請求できる
浮気調査をして、証拠を握ることができれば、パートナーと浮気相手に慰謝料請求できるのもメリットです。慰謝料というと、離婚した時にもらえるものと思っている人もいるかもしれません。しかし慰謝料は別れずに再構築する場合でも請求できます。離婚するときと比較して金額は少なくなりますが、証拠を持っていれば慰謝料請求ができます。ですからたとえ浮気がはっきりしても離婚しない場合でも浮気調査をすることは重要な意味を持ちます。
再構築するための方法

浮気調査をして相手の浮気が発覚した、浮気相手と別れさせて関係再構築を目指すのであれば、まず浮気の原因をはっきりさせることです。浮気の原因がわかれば、その原因を排除することで関係修繕ができるかもしれません。浮気の原因を見てみると、主に2つの要因が考えられます。
まずはセックスレスです。夫婦生活とも言われますが、男女の営みの中でも大事です。もし最近ご無沙汰というのであれば、それが原因かもしれません。相手がかまってくれないので、ほかの異性に目が行ってしまうのです。
性欲には個人差があります。別にレスでもあまり気にならないという人もいるでしょう。ではその配偶者が同じように思っているかというと、そうとは限りません。セックスしたいけれども相手がつれない態度をとっていると、結構傷つくものです。「自分のことを異性として見てくれていないのではないか?」と思うと、自信がなくなってしまいます。その自信を取り戻すためにほかの異性のカラダを求めてしまうのです。セックスレスは知らず知らずのうちに、相手の自尊心を傷つけているかもしれないという意識を持ちましょう。
その場合、セックスレスを解消できればもしかすると相手の浮気の虫も落ち着くかもしれません。そのためには、まずあなた自身が変わることです。パートナーが異性として見られるように自分磨きをするのはいかがですか?セクシーな格好をしてみる、筋トレなどで引き締まった体に変身するなどで性的な刺激を与えられるかもしれません。
また月に何回するか決めておくのもいいでしょう。相手の性欲が旺盛で自分がそうでもない場合、無下に断っていませんか?そうすると相手は何気に傷ついているものです。しかし相手の言うがままに受け入れていると、今度はこちらが苦痛になるでしょう。そこで夫婦間で話し合って、月に何回くらいのペースでするかを決めておきましょう。する日を決めるとそれがプレッシャーになってしまうので、その辺はフレキシブルに遊びを持たせておくといいです。する日はセクシーなムード作りに努めるなど、お互いの気持ちを盛り上げるような努力をするのもおすすめです。
配偶者に不満がある
浮気をしてしまう理由としてもう一つ大きいのが、何かしらの不満をパートナーに対して持っているからです。パートナーもしくは家庭に何らかの不満を抱えていて、そのストレスを発散するために浮気に走ってしまうわけです。その不満を解消すれば浮気の虫が収まり、夫婦関係も復活する可能性もあります。
結婚生活が長くなると、どうしてもお互いに遠慮がなくなってしまいます。思いやりも少なくなってしまって、ストレスを抱えやすくなります。そして積もり積もったものがあるとき些細な意見の衝突によって爆発させてしまいます。ちょっとした一言が相手の心に刺さることもあり得ます。
特に夫婦の会話がほとんどない、仕事などを理由にして家に帰ってこない場合などは要注意です。その時点では浮気していなくても、近い将来走ってしまう恐れも出てきます。そのような事態にならない、再構築を進めるためには会話を重視することが大事です。「夫婦だから言わなくてもわかる」というのはもしかするとあなたの独りよがりかもしれません。話をすることで、お互いどう思っているかわかるようになります。また感謝の気持ちもはっきり言葉に伝えることも大事です。何かをしてあげて感謝されれば、決して悪い気にならないでしょう。
まとめ

浮気をされても、「やっぱりやり直したい」と思う人も中にはいます。その場合、浮気をした方がもちろんのこと、浮気された方も努力をする必要があります。浮気するのには何か原因があります。その原因を理解したうえで適切に対処しましょう。また浮気の原因を握ると、相手側から離婚を申し入れることができなくなります。ですから浮気調査を探偵の依頼するのも、離婚対策として重要です。