不倫されたときに復讐を考えてはいけない理由!正当な方法で抵抗するには?

不倫されてしまったときに、直接的・間接的にせよ、復讐を実行するにはリスクが伴います。過激な方法を選んでしまうと、犯罪になってしまう可能性があるからです。この記事では、不倫したパートナーやその不倫相手に対して、正当な方法で抗議するやり方をご紹介していきます。
不倫されても復讐してはいけない方法
もしあなたが不倫されたとしても、以下のような方法で復讐するのは辞めた方が賢明です。なぜなら、あなたが「不倫をされた被害者」から、「腹いせに危害を加えた加害者」に立場が変わってしまう可能性が高くなってしまいます。
傷つける・物理的に攻撃してしまう
不倫したパートナーや不倫相手を傷つけたり、物理的に攻撃して危害を加えたりするのはやめましょう。とくに、女性が不倫をしてしまったときに、パートナーの夫が殴ったり、蹴ったり、家財道具で攻撃してしまうという事例が少なくありません。
しかし、これは常識的に考えて駄目だということがわかると思います。不倫されてしまったことで気持ちの整理がつかなくなっているかもしれませんが、相手を攻撃して傷つけてしまった場合、暴行罪・傷害罪に該当する危険性があるからです。
また、直接的に危害を加える以外にも、口汚くののしったりしてしまうと、これも犯罪の一つ・侮辱罪になる場合があるので、思ったことをそのまま相手にぶつけるのは、避けてください。
Twitterなどで言いふらす
SNS(Twitter・Instagram)で日頃の愚痴・不満を書いている人は少なくありません。その気持ちの延長で、不倫したパートナーや不倫相手をさらすようにして、ネット上にアップしてはいけません。
たとえば、不倫相手の名前や住んでいる場所がわかるようなプライベートな内容を広める行為は、あなたが流した不倫した事実と一緒になると、名誉棄損・侮辱罪になり、あなたが逆に加害者になってしまう可能性があります。
不倫したこと自体が、たとえば法廷の場ではっきりした事実になる前に流してしまうと、あなたが相手をおとしめる目的で噂を広めたとされてしまうかもしれません。ちょっとした行為が犯罪になってしまう可能性があるので、ささいなことですが、発言には気をつけてください。
身近な人にバラす
不倫したこと自体を、たとえばパートナーの両親にバラすといった行為も、実はNGです。なぜかというと、親と子供に非常に近い関係であっても、個人的な情報やその人自身をおとしめるような発言・行動には、プライバシーの侵害・名誉棄損が適用される場合があるからです。
しかし、これには例外があるので、すべての行動が犯罪になるわけではありません。浮気の腹いせにとった行動ではなくて、パートナーが不倫をするのを防止するために両親に話を聞いてもらうのは、正当な理由があるので、問題になるケースは少ないです。
不倫相手に会社を辞めるよう詰める
パートナーの不倫相手の立場を悪くするために、働いている会社に不倫したことを話したり、不倫したことで会社を辞めさせるように仕向けたりする、といった行動もとるべきではないでしょう。
これも、上記の身近な人にバラすケースと似ていますが、非常にプライベートな事柄になるため、不倫相手から損害賠償請求を受けることになりかねません。本来は知られる可能性のなかったことをバラされて、さらに自分の状況が悪くなるように仕向けることが、プラスになることはないからです。
不倫されたときに復讐しても大丈夫な方法

不倫をされたときでもあっても、相手を直接攻撃したり、被害が生じたりするような行動は、避けた方が無難です。しかし、多少の抵抗はしたいと思ってしまうのは、不自然な感情ではありません。そこで、問題にならない範囲で、パートナーにこちらの気持ちを伝える方法を2つご紹介します。
家事をする頻度を下げる
あまりに度を超すような方法ではいけませんが、今まで丁寧にやっていた家事の手を少し抜いてみるのは、一考の余地があります。
たとえば、手作りしていた料理をコンビニのごはんに変える、洗濯機を今までと同じ頻度では回さない、などが考えられるでしょう。たとえ、家事を多少、手を抜いたとしても、そのこと自体が罪になるわけではありません。
しかし、この手を抜くというのもやりすぎは禁物です。夫婦関係にも守るべき範囲があり、専業主婦が家事を放棄しすぎると、「協力義務」を守ってないとして、本来被害者の側であるあなたが不利な立場になってしまうリスクがあります。
そのため、「自分が家事を今まで丁寧にしていたことで、快適な生活が送れていたのか」と認識してもらうくらいにとどめておいた方が無難です。
普段はしてくれないような高い物を買ってもらう
また、いつもだと買ってくれないような高いものを買ってもらう、高級レストランで食事をとるといった行動も、不倫をしたパートナーに対するささやかな復讐になるでしょう。
これは、パートナーの金銭的な余裕を減らすという意味でも効果のある手法かもしれません。不倫や浮気をするような余裕をなくしてしまえば、そもそも別の人と遊ぶことができなくなります。
どちらの方法にせよ、常識を超えるようなことをしない、その一点につきます。
「復讐を考えることが持つ心理的リスク」
「復讐の衝動が引き起こす心理的な負担」
不倫されたとき、多くの人が強い怒りや悲しみを感じ、復讐を考えることがあります。しかし、この復讐の衝動自体が、心理的に大きな負担を引き起こすことがあります。復讐を実行するかどうかにかかわらず、相手に対するネガティブな感情に支配されることで、冷静な判断ができなくなり、ストレスが増大する恐れがあります。
「復讐が自分の人生に与える影響」
復讐を計画する過程や、その実行に時間とエネルギーを費やすことは、自分の人生に大きな影響を与えます。仕事や家庭、友人関係に悪影響を及ぼし、最終的には自分自身がその代償を払うことになる可能性があります。さらに、復讐が成功したとしても、それが心の平安をもたらすわけではないため、復讐が完了した後に空虚感や後悔を感じることもあります。
不倫されても復讐する前に考えた方がいいこと

もし不倫をされたときに、直接的な復讐を考えてしまうのであれば、まずは正当な方法で相手に抗議してみてはいかがでしょうか。まっとうなやり方で、パートナーに「精神的な苦痛を感じている」と示すことで、不倫をしたことによる反省を促すこともできるでしょう。
たとえば、不倫の行為自体は『不貞行為』に当たり、慰謝料を請求することができます。こちらは精神的なダメージを受けたわけですから、その分をお金で請求するのは、決して不可能なことではありません。
しかし、この場合でも、たとえばパートナーの不倫相手が、「結婚をしているにもかかわらず、男女の付き合いをした」という事実がないと、慰謝料を請求しても認められない可能性が高くなってしまいます。
まとめ
パートナーが不倫相手に「自分は結婚していない」と嘘をついていたらなら、パートナーに慰謝料を請求することになるでしょう。
不倫をされてしまったときは、復讐を考えるよりも、正当な方法をまずは選択肢に入れてみてください。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
最新の投稿
浮気調査5月 5, 2025旦那の浮気に気づいたきっかけ!今すぐ試せる注意ポイント【保存版】
公示送達・付郵便送達4月 6, 2025【公示送達と付郵便送達の徹底解説】調査のポイントとは?
公示送達・付郵便送達3月 30, 2025「公示送達」と「付郵便送達」の違いを徹底解説!
公示送達・付郵便送達3月 30, 2025公示送達・付郵便送達に必要な調査とは?手続き方法と注意点を徹底解説