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指紋鑑定と逮捕の関係とは?詳しく解説

ドラマなどで、指紋鑑定によって逮捕されるというシーンが良くありますが、実際に指紋鑑定によって、逮捕されてしまうようなことはあるのでしょうか?職場で、盗難事件があった財布を偶然にも触ってしまったけど、それによって逮捕されてしまうこともあるのでしょうか?また、指紋鑑定はどのように行われるのでしょうか?ここでは指紋鑑定と逮捕の関係を紹介します。

逮捕の決め手が指紋鑑定

逮捕の決め手が指紋鑑定というケースはあります。なぜならば、指紋には、「万人不同」及び「終生不変」の特性を有し、個人を識別するための資料として極めて有用であるという性質があるからです。そのために、犯罪捜査において、指紋鑑定は欠かせないものとなっています。

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盗難事件の場合

盗難事件だけでなく、逮捕された場合には、指紋鑑定が行われることになります。併せて、写真撮影も行われます。指紋鑑定用の指紋採取はすべての指についてコピー機械のような装置で行われます。

10本の指について採取が行われて、最後に手のひらについての採取も両手で行われます。痴漢など現行犯逮捕された場合も、指紋採取が行われます。

被害者であっても指紋採取が行われることがあります。カバンなどの盗難にあった時が該当します。事件に巻き込まれてしまうと、指紋採取はいろいろなケースで行われています。

何故指紋採取をするのか?

指紋には、人それぞれ違う模様をしていて、その模様が変わることはないという特徴があります。指先の、指紋の形は弓状・渦状などがあり、人によって異なっており、それは一生不変なので、個人の識別や犯罪捜査に利用することが可能です。

従って、指紋があれば、個人を特定することができるようになります。また、指紋は傷がついたとしても再生するものです。指紋鑑定はかなり大きな証拠とはなりますが、それだけの証拠では逮捕されることはありません。

複合的な要素で逮捕されることはある

指紋鑑定だけで逮捕されることはありませんが、指紋を採取した場所が閉ざされた空間で、公衆が出入りできない場所だったり、本人以外の人がさわることがあまりないようなものからの指紋の場合には犯人であると疑われてしまって、逮捕されてしまうケースが出て来ます。

事件の重要な参考人として、以前から警察にマークされていたというような場合も指紋鑑定の結果から、逮捕される場合がでてきます。もちろん、事件を引き起こす動機が無ければ、逮捕には至らないことがほとんどです。

指紋鑑定で逮捕されるケース

指紋鑑定の結果から逮捕されてしまうケースはどのようなものがあるのでしょうか?実際に指紋鑑定が逮捕のきっかけとなったいくつかの事例を紹介します。もちろん、それとは逆に指紋鑑定の結果によって冤罪が晴らされるケースもあります。

財布に付いた指紋が逮捕のきっかけ

財布などの持ち主以外の人があまり触らないようなものからの指紋は逮捕のきっかけとなります。といっても革製の財布の場合には指紋の採取が難しい場合もあります。

パスポートや銀行のカードなどからの指紋も同様の理由で逮捕の引き金となります。といっても他人の財布やクレジットカードなどに偶然触れてしまうようなこともありますので、仮に冤罪である場合には、法律の専門家などに相談をして、身の潔白を晴らすようにすることがオススメです。

空き巣事件の場合

空き巣事件の場合に、空き巣に入られた家から、家族やその家に良く出入りする人以外の人の指紋が出た場合には、それは逮捕の理由になることが考えられます。前科がある場合には、その人の情報を警察がもっていますので、照合させることができますので、指紋の主を特定することが容易になります。

アリバイがあれば、逮捕されることはありませんが、アリバイがなくて、お金に困っている等の動機があれば、逮捕されてもおかしくありません。

盗難品からの指紋

盗難届をだしておいて、それがどこかに放置されていたとして、そこから指紋が検出されると、それが逮捕の引き金を引くこともあります。盗難の被害にあったら、躊躇なく、被害届を警察に出しておくべきです。

自転車泥棒などは、かなりの確率で逮捕につながっているようです。指紋採取の技術は年々高くなっていますので、精度のよい指紋鑑定をすることが可能です。

警察では、指紋採取の技術のコンテストを行うこともあるようです。犯罪撲滅のために警察も努力をしています。

指紋採取の方法

指紋鑑定を行うためには、指紋の採取が必要になります。指紋採取は実際にはどのように行われているのでしょうか?デジタル技術の進歩によって、警察においては指紋情報はすべてデジタル情報で管理されるようになっています。

指紋採取の方法

指紋採取の方法はテレビの刑事ドラマで見られるような粉末法で行われることが一般的です。一方でALSとよばれる光で指紋を検出する方法も用いられています。他にも噴霧法や液体法で指紋が検出されることもあります。

最先端の科学技術を利用して、出来るだけ精度のよい指紋の採取をする事を行っています。指紋採取の対象物の状態によって、採取の方法を使い分けることはそのためにとても重要なことです。これは、不幸な冤罪を無くすために非常に重要なことです。

指紋採取の拒否は可能か?

警察から指紋採取をする事をもとめられたら、逮捕令状がある時には基本的拒否をする事はできません。やましいことが無ければ、指紋採取は断る必要はありません。

警察では、かなり精度の高い方法で指紋鑑定を行っていますので、その点は安心できます。自動識別装置がありますので、データベース中の指紋との照合は短時間で行うことが可能です。調書の内容に納得がいかない場合には、令状があったとしても署名に拒否をすることができますので、その点は把握しておくといいでしょう。

指紋の保存期間

警察によって採取された指紋は、被疑者として逮捕された場合には長期間保管されることになります。それはデータベース化されていますので、他の事件で得られた指紋との照合に使われることもあります。被疑者がお亡くなりになるまでは、警察が保存していると考えていいでしょう。

事件に対する協力者の指紋は、事件が解決したら保存の必要が無くなりますので、破棄されると考えてまちがいありません。指紋を採取されたとしても、事件解決のために使われるだけで、警察がそれを悪用することはありません。

まとめ

指紋鑑定の結果だけで逮捕されてしまうことはありません。しかしながら、警察がマークしていた人の場合には、指紋が逮捕の引き金を引くこともあり得ます。指紋採取の方法は対象物の状態に合わせて色々な方法が用いられます。

被疑者の指紋は死ぬまで警察が保管しますが、協力者の指紋は、事件が解決すれば警察のデータベースから抹消されます。

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投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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