格安料金の探偵とは?詳しくご紹介
ネットで「探偵 調査」と検索すると、ずいぶんと手頃な価格表示の広告を目にします。はじめて、探偵調査を依頼する人ならは金額の安さで、探偵を選ぶ人もいると思います。
しかし、この金額の意味をしっかり理解しておかないと、あとでトラブルになることもあります。
そこで「探偵」がどういうふうに調査をしているのか?どういうことを依頼できるのか?そして、格安探偵の料金システムをわかりやすく、解説していきたいと思います。
探偵調査で依頼できること
ドラマやアニメ等テレビのイメージが強い「探偵」ですが、探偵業は法律で認められたれっきとした職業です。
仕事の内容は、浮気調査や人探しからストーカーやいじめの調査、盗聴器の発見や企業の調査など、主に人間関係の調査を行っています。具体的には、どのような調査を依頼できるのでしょう?
一般的な調査内容は以下の通りです。
浮気調査
「探偵」と聞いて、一番最初に思いつくのが浮気調査です。
尾行、張り込みを行い、配偶者と浮気相手の現場証拠を押さえます。
素行調査
調査対象者の素行、行動、交友関係など、周辺の調査をします。
尾行や張り込み、聞き込みといった方法で情報集めを行います。
人探し調査
行方不明者や連絡が取れない知人などを捜索します。
ときには、探偵独自のネットーワークを使って調査を行います。
盗聴盗撮の発見、調査
自宅やオフィスに盗聴器や盗撮カメラが仕掛けられていないか調査します。
発見できるかは、探偵業者の技術力によって差がでます。
結婚調査
結婚相手、婚約者、恋人の身辺を調査します。
結活パーティーなどで知り合った相手のプロフィール調査から、結婚詐欺などの犯罪被害を未
然に防ぐための調査ができます。
企業信用調査
取引先の企業の信用調査、もしくは企業実体の調査を行います。
また、自社社員、従業員の素行調査も行います。
企業は調査によって、リスクを未然に回避することができます。
いじめ実態調査
学校や職場でのいじめ行為の調査を行います。
子供のいじめ調査から、会社内部のパワハラやセクハラ問題を調査します。
ストーカー実態調査
ストーカー被害の実態を調査します。
被害状況をまとめた報告書を作成するなど、警察の介入を図る手助けをします。
早期の介入で、事件拡大を防止できます。
その他のトラブル調査
近隣住民とのトラブルなど、日常生活で生じた人間関係のトラブルなどについて、内容の詳細を調査します。トラブルを公的に解決できます。
これら業務の内容は、探偵事務所によって取り扱いが多少は異なります。一般的に探偵事務所が受けている依頼ということになりますので、依頼の際には直接、その探偵事務所に確認してください。
調査料金、良心的な価格とは?
探偵の費用相場についてです。調査内容や地域によっても開きはあります。
料金システムは大きく分けて、以下のとおりです。
時間料金型:1時間あたりで調査料金が設定されており、調査時間で料金が計算されます。
パック料金型:調査時間と総額費用が事前に決められてた定額プランです。
成功報酬型:最初に着手金を支払い、調査が完了した時点で成功報酬として料金を支払います。
この中から調査の依頼内容に応じた、最適な料金システムを選びます。探偵調査の料金設定はここを最低限、頭に入れておくとよいでしょう。
さらに実際は、この金額にプラスアルファで別途料金が掛かってきますので、必ず見積をとってください。
格安で探偵調査を依頼するポイント
それでは、一般的な「探偵」の知識がついたところで、格安料金で調査依頼する方法を解説します。大事なことは、無駄な費用を削るということです。
料金設定の確認
まずパック料金が利用できるところでは、通常料金(+オプション等)との比較をしてみましょう。見積もりをとり、できれば直接、相談するのが安心です。
探偵事務所のなかには、時間単価は数千円〜というところもありますが、時間単価はあくまで調査員1人あたりの金額です。単価は安くても調査人数が増えると、金額は高くなりますのでご注意ください。通常の探偵調査では、最低2人以上で調査を行います。
調査の期間に関して
時間制の料金だと、調査が長引くほど費用が高額になります。
あらかじめ、調査する日時を絞っておくことで調査費用の上限が固定できます。
その他の保証
また、探偵事務所によっては「証拠がとれなければ料金はいただきません!」といった保証をつけているところもあります。
また、見積もり後の追加費用の有無や、調査中の増員などに関する事前連絡など、保証や特典なども確認しておくと良いでしょう。
格安探偵の注意点!
格安の探偵事務所は、基本的な料金を安くして、故意的に調査時間を引き延ばして最終的に料金を引き上げる可能性もなきにしもあらずです。また、単純に調査技術が低いために調査が長引くというケースもあります。探偵事務所を選ぶ際には、調査力や実績についてもみておく必要があります。
悪質な格安探偵事務所に引っかからないためにも、そういった良い探偵事務所を見極める「目」が必要です。
安全な探偵事務所は契約書も明確
探偵調査の依頼には、法律上、「契約書」で契約を交わします。探偵業法に則った契約書かを確認しましょう。
探偵業法で定められた契約書とは、契約前交付書面(重要事項説明書)、契約後交付書面(契約書)、誓約書(調査目的の確認書)です。
全部で最低限3つの契約書が必要です。必ず契約する際には確認しておきましょう。
契約書の中に、わからない箇所や疑問がある場合は、直接聞いて確認してください。
届出番号の確認
探偵業者は、必ず同じ都道府県公安委員会に届出をしています。届出をした探偵業者は届出証明書の掲示をしなければいけません。探偵業届出番号はホームページや広告等で確認ができます。
まさかとは思っても所在の確認
なるべく相談や依頼の際には、探偵事務所に直接に出向くのが一番です。悪質な探偵業者には事務所の自体がないというケースもあります。依頼や相談の際、事務所以外で会う業者には注意しましょう。
誇大広告に注意!実績が大事
広告で使われている言葉に、「必ず」「100%」「絶対」「確実」等の文句を使うところがありますが、探偵調査は成功するとは限りません。また、成功するまで調査した場合、莫大な費用がかかることもあります。ですので、誇大広告でうたっている業者にはご注意ください。
案件の具体事例や実績(経歴等)などをみて、総合的に判断にすることをオススメします。
まとめ
探偵の世界も価格競争です。「格安」を掲げた宣伝をするところが増えています。しかし、いくら安くても成功しなければ、お金と時間をドブに捨てることになります。
値段だけで判断するのは危険です。あくまでも、実績とのバランスでよい探偵を選んでください。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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