学校にも行っていない!?家出した息子を探したい 家出調査は探偵に頼もう
人探しをするとなると、一般的には(警察)もしくは(探偵)に依頼することになります。ですが、警察と探偵では調査内容や出来ることが違うことを知っていますか?
例えば、「息子が家出してしまった」という場合、」本人の意思で家出をしていて事件性がなければ、警察は動いてくれない場合もあります。では、警察と探偵では、できることにどのような差があるのでしょうか?
人探しは探偵に頼もう
探偵の場合
探偵の場合は、
「昔の友達と久しぶりに会いたいから探してほしい」
といった内容の依頼から、
「18歳の息子が家出してしまって帰ってこないから探してほしい」
といった依頼まで、幅広い案件をうけてくれます。
これらの行方不明者は、一般家出人、もしくは一般行方不明者と呼ばれ、人命に関わるような緊急性がない場合につかわれます。探偵は、これら一般家出人の行方を調査することができます。
警察の場合
一方警察の場合、人探しとはすなわち【特異行方不明者】のことを指します。
特異行方不明者とは、殺人や誘拐、またはその他の事件などに巻き込まれた可能性があり、行方不明者の命に危険が生じていると判断された場合に使います。
例えば、児童が急に行方不明になってしまったり、行方不明者が高齢で、一人での生活が困難な場合、行方不明者が遺書を残しており、自殺の可能性がある場合などです。
警察では、このような行方不明者に命に係わる危険がある場合に調査を行います。
また、警察は決定的な証拠がないと動きにくいです。例えば1日帰ってこなかったというぐらいでは、『友達の家に遊びに行っただけ』という考え方をすることもできます。このように、決定的な証拠がない場合でも警察は動いてくれません。家出をした、または家出をしていると思われるという場合は、警察ではなくまずは探偵に相談してみるのがよいでしょう。
探偵の家出調査とは?
家出調査とは、家出などで行方不明になった人を探すための調査です。「どうせすぐに帰ってくるだろう」と思っていたのに、帰ってこなくてそのまま行方が分からなくなってしまった。なんてこともあります。そのような安易な考えから、調査を開始するのが遅れてしまうと、行方不明者が見つかる可能性が低くなるばかりか、事件や事故に巻き込まれてしまい最悪命を落としてしまうというケースもあります。
初動の早さが重要
家出人は、行方不明になってからすぐに探し始めた方が発見できる確率が高くなります。
捜索願が出されたその日のうちに半数程度が発見され、大体の人は一週間以内に発見されることがほとんどです。また、自分から帰ってくる場合も多いです。
行方不明の時間が長引けば長引くほど、発見できる可能性は低くなります。
家出から事件や事故につながることがある
初動が遅れたり、発見が遅れたりすると、ほかの事件や事故に巻き込まれる可能性がたかくなります。最近では、窃盗や詐欺に関わってしまうことも少なくありません。家族が家出した時には、安易に考えず早く捜査を開始するようこころがけましょう。
実際に、『どうせすぐに帰ってくるだろう』という安易な考えをしていて、警察にも探偵にも調査以来を出していなかった結果、もう何年も帰ってこなくなってしまったという事例もあります。大事な家族なのに、家出でもう会えなくなってしまうのは嫌ですよね?
特に高校生等、ある程度行動力も身に付いてきた年頃のお子さんは、時折突拍子もないような行動を起こすことがあります。たかが家出だという安易な考えをしないで、早めの捜査をするようにしましょう。
まずは警察に捜査願を出そう
家族が家出した時には、まずは警察に捜査願を出しましょう。
捜索願とは、配偶者、家族、親戚、同居人などの近しい人が出すことができます。
家出人の発見率を上げるために、捜索願には職業や体形、特徴や所持品などをできるだけ詳しく記入しましょう。
ですが、事件性がないと警察に判断された場合には積極的に捜査してもらえないので注意が必要です。
探偵の家出捜査の内容
探偵は、どのようにして家出人捜査を行うのでしょうか?
私物の確認
まずは、私物を確認します。これによって、意図的な家出なのかそうでないのかを推測することができます。
例えば、通帳、免許証、服、常用薬などがなくなっている場合は意図的な家出だと推測することができます。
逆に、生活に必要なものがなくなっていない場合は、何か事件に巻き込まれている可能性もあります。
このように、探偵との捜査で何か事件に巻き込まれている可能性があることが分かった場合は、すぐに警察にも相談をしましょう。ですが、荷物や生活必需品がなくなっていないという情報だけでは、まだ警察が動いてくれない可能性もあるので注意しましょう。警察を確実に動かすためには、もっと確実な情報が必要となります。
パソコンやSNSを確認する
次に、パソコンやSNSを確認します。パソコンの履歴などを調査することで、家出先が分かることもあります。また、なんらかの事件に巻き込まれている場合も同様に、パソコンやSNSからわかることもあります。
SNSを詳しく調査することで、家出人の交友関係や出没スポットを割り出すことができることもあります。
場合によってはSNSから家出人の知人や友人に聞き取り調査を行います。
また、SNSの調査から事件性が浮上してくる可能性もあります。SNSの調査から事件に巻き込まれていることが発覚し、救助することができた事例もあるので、SNSの調査はかなり重要な捜査となります。
聞き込みや張り込みを行う
家出人の交友関係が分かったら、同僚や友達に聞き取り調査を行います。
また、場合によっては張り込み調査を行うこともあります。
まとめ
家出捜査を探偵に依頼するときに一番重要なことは、やはり初動です。初動の行動の早さと発見率は比例するので、素早い行動を心がけましょう。また、探偵事務所は沢山ありますが、中には悪質な手口で後から高額請求をしてくるような事務所もあるので、先に探偵事務所の情報の確認をしっかりとしておきましょう。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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