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探偵コラム

結婚にまつわる犯罪は多い・どのような種類があるか理解しよう

結婚というのは人生の中でも大きなイベントです。しかしこの結婚にまつわる犯罪もいろいろと聞かれます。もしかすると知らず知らずのうちに自分が結婚犯罪に巻き込まれる可能性もありますので、どのような知識があるか理解しておくことも大事です。

偽装結婚は犯罪

結婚に関連した犯罪の中でよく出てくるのは、偽装結婚です。時折ニュースで取り上げられるので、なんとなく知っている人もいるでしょう。簡単に言うと別の目的で実体のない結婚をする行為です。ただしこの偽装結婚ですが、明確な法的な規定はありません。ですからどこからが偽装結婚に該当するか、はっきりとした線引きはないのが現状です。不正な目的で偽って結婚した場合が該当するでしょう。

代表的な事例と言われているのが、不法滞在者と国際結婚する方式です。不法滞在者でも日本国籍を持っている人と結婚すれば、在留資格を手に入れられます。在留資格を手に入れて、引き続き日本で働くために結婚するというパターンが多いです。これは不正な目的で持って結婚したと言われても仕方ないでしょう。夫婦一緒に暮らしていないなど実態が伴わなければなおさらでしょう。

ちなみに偽装結婚の片棒を担いだ結婚相手も罪に問われます。中には偽装結婚だとは知らなかったというケースもあるでしょう。純粋に知らなければ、罪に問われることはないです。ただし例えば「この人と結婚してくれればいくら支払う」とブローカーなどに言われている場合、営利目的で結婚したと解釈されます。このように犯罪行為に巻き込まれてしまうこともあり得るので注意しましょう。

犯罪インフラがある

偽装結婚をあっせんするブローカーのような存在のいることは少なくありません。このような組織のことを犯罪インフラと言います。国際的な犯罪組織や暴力団などの反社会的勢力の関わっている可能性が高いです。このような組織は偽装結婚のほかにも、いろいろな悪事にかかわっている可能性が高いです。違法薬物の売買、振り込め詐欺、闇金融などに手を染めているかもしれません。このような犯罪インフラにどのようなことがあっても、手を貸すようなことのないように注意しましょう。

ちょっと注意したい結婚生活における犯罪

カップルの中で普段何気なくやっていることの中には、実は犯罪に問われかねないものもあります。例えばよく言われているのが、相手のケータイチェックをするという話です。夫婦だけでなく、お付き合いしているカップルでこのようなことをしているという話はしばしば耳にします。しかし他人の携帯電話を勝手にチェックする行為は犯罪に問われかねません。

ケータイやスマホの中には、当人にとって大事なプライベート情報がいろいろと残っています。それをたとえ配偶者でも勝手に見たとなると、プライバシー権の侵害に該当する可能性があります。例えば配偶者あてのメールなどを勝手に消去すると、民法709条違反です。他人の権利を侵害したということになって、慰謝料として5万円程度請求される可能性があります。中には相手の浮気の証拠をつかみたいと思ってこのような行為をする人もいるでしょう。しかしこのような行為は犯罪に問われかねないということは頭に入れておきましょう。

LINEを勝手に見るのも注意が必要

LINEをやっている人も多いでしょう。このLINEをきっかけにして浮気が発覚するケースも少なくありません。ところで配偶者のLINEを買ってみるのは犯罪行為に該当するのか気になるところです。関係してくる法律として、信書開封罪や不正アクセス禁止法などが考えられます。まず信書開封罪は、紙文書を対象にした法律です。LINEのようなデジタルツールの場合、法律の対象外です。不正アクセス禁止法は、コンピューターやネットワークに不正にアクセスして情報を盗み出すことが禁じられた法律です。

不正アクセス禁止法は、ただ単に配偶者のスマホの画面を見ただけでは違法行為にはならないという解釈です。しかし配偶者のLINEにパスワードを設定する機能もあります。もしこのパスワードを入手して配偶者のLINEの内容を見た場合、他人のIDとパスワードで不正にアクセスしたことになり、不正アクセス禁止法違反になるかもしれません。不正アクセス禁止法に違反した場合、3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金となります。

またプライバシーの侵害にも該当するので、民事裁判で慰謝料請求される可能性もあります。ただしもし浮気を調べるためであれば、プライバシー侵害の度合いはあまり認定されない傾向が見られます。損害賠償請求しても、認められる金額は低いです。場合によっては損害賠償そのものが認められないこともあり得ます。

結婚詐欺の問題

結婚にまつわる犯罪の中で、結婚詐欺もよく知られています。結婚すると見せかけて、お金を相手からだまし取るというものです。結婚詐欺の方法も年々巧妙化しているので、「自分はそんなのには引っ掛からない」と思っている人でも注意が必要です。例えば最初は少額のお金をなんだかんだ理由をつけて借りようとします。そして期日通りにきちんと返済します。しかし2回目にはより大きな金額を借りて、そのまま行方をくらませるというパターンです。

またお金を借りてさらに状況が悪化するなど、いわゆるポンコツキャラを演じるという事例もあるようです。ダメ男を演じ切ることで相手の女性に自分に見切りを付けさせるように仕向けるというパターンもあります。たとえ借金を返せていなくても、相手の方から別れを切り出しているので音信不通になってもそれ以上追求しないことが多いです。

詐欺を見分ける方法

結婚詐欺の見分け方は決して難しくはありません。まずは相手のプロフィールをよく聞きだすことです。後で自分の居所を掴ませないために個人情報は言わないことが多いです。住所や勤務先、家族の話などを聞いてもいつもはぐらかされる場合には注意した方がいいです。

まとめ

結婚するとなれば、幸せの絶頂でしょう。しかし結婚にまつわる犯罪に巻き込まれ、奈落の底に突然突き落とされることもあり得ます。どのような犯罪があるのかをしっかり理解して、相手に怪しい傾向がないか確認することも大事です。

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投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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