盗撮で精神的苦痛を味わった後に襲ってくる病気とは何か理解しよう
今では当たり前のようにニュースになることが多い盗撮ですが、これはカメラだけでなくスマホや小型カメラなど、様々な電子機器の登場と進化によって誰でも容易に盗撮ができるようになったからです。盗撮をする人がいれば盗撮の被害を受ける人もいます。自分の知らないところで撮影されていたら嫌な気持ちになりますし、精神的苦痛を味わってしまうので、そうなったときにどう対処するかを見ていきましょう。
盗撮は犯罪です
盗撮をすることは犯罪行為にあたるので、自分の勝手な都合でそのような行為をすると様々な法律に接触して逮捕されてしまいます。逮捕されて罪を償うことになりますが、盗撮された側は精神的な苦痛を受けてしまいます。
精神的苦痛は人それぞれで度合いが異なりますが、盗撮をされた事に対してストレスの感じ方で苦痛の感じ方が違ってきます。恐怖に晒されるような気持ちになってしまうと追い込まれて精神疾患にかかってしまう可能性が高いです。
バレなければ大丈夫だろうという気持ちが一番危険で、バレなくても誰かが盗撮されているという行為に対して性的興奮を覚えてしまうと、その行為を止められなくなりどんどんエスカレートしてしまいます。そうなるといつかは精神的苦痛で悩んでしまう被害者を出してしまうので、バレなければ大丈夫という気持ちを捨てて盗撮をしないように心がけてください。自分の歪んだ性癖で誰かを傷つけてしまうことを理解してください。
精神的苦痛から発展する病気
盗撮をされていることに気づいて精神的苦痛を味わってしまうと、その行為をされたことが信じられなくてなかなか気持ちの整理がつかないまま様々な精神疾患を患ってしまうことがあります。自分が盗撮されて加害者の性的欲求に自分が利用されていたと思うとストレスになって病気に繋がります。精神的苦痛で発展する病気にどのようなものがあるかを紹介します。
心的外傷
心的外傷はトラウマと言われるものであり、盗撮をされたということがずっと記憶として消えることなく残ってしまう症状です。これは身体に精神的な衝撃を受けたときに心的外傷を発症することが多いです。
トラウマになってしまうと普段の生活のちょっとしたことがきっかけで、盗撮されたことを思い出してしまいなかなか忘れることができません。急に思い出してしまうことをフラッシュバックと言いますが、思い出したくない嫌な記憶が蘇ってしまうと違う病気を発症してしまう危険性が高くなります。
心的外傷後ストレス障害
心的外傷の状態が長く続くと心的外傷後ストレス障害を発症します。盗撮をされたことに対して強いストレスを感じた結果、精神的衝撃を受けたことが原因で著しい苦痛を味わってしまったり、今まで当たり前のように行ってきた生活にも支障が出てしまう病気です。
心的外傷後ストレス障害の症状が深刻なものになると精神的に追い込まれてしまいさらにうつ病などの違う病気を発症してしまう危険性が高まります。最初は症状が軽い精神的苦痛でも、繰り返し思い出したりフラッシュバッグが繰り返されると、心的外傷からさらに症状が酷くなって心的外傷後ストレス障害を発症する可能性があります。
急性ストレス障害
心的外傷後ストレス障害よりは症状が軽いですが急性ストレス障害という病気もあります。これは盗撮をされていることに気付いてそれがトラウマになるくらい圧倒的な衝撃を感じてしまうことでストレスになってしまいます。この症状が1か月未満で収まれば急性ストレス障害と判断されます。
しかし症状が治らなくて1か月以上続いてしまうと、より深刻な症状と見なされて心的外傷後ストレス障害と診断されます。急性ストレス障害の症状は、思い出してしまう行為を続けてしまったり、不眠に悩まされてしまったり、急に息がしにくくなったります。
抑うつ
過度なストレスが身体に及ぼす影響は計り知れないものがあり、盗撮されたという事実があまりにも衝撃的だったら心的外傷を通り越して抑うつになってしまう可能性があります。最初はフラッシュバックなどが起こり嫌な思いをすることが続きますが、それが繰り返されてしまうと、いつのまにか当たり前のように気分が落ち込んでしまい何もやる気が起こらなくなってしまいます。
憂鬱な気分というのは普通の生活をしていれば誰でも体験することですが、その症状が頻繁に起こるようになります。盗撮による精神的苦痛が身体を蝕み、様々な精神的な症状や身体の変化が顕著に見られる症状が 抑うつ状態として表れてしまいます。
精神的苦痛がもたらす症状を理解しよう
盗撮によって精神的苦痛を感じるとストレスとなり、すぐに症状が治まらないとどんどん違う病気を発症し精神的に追いこまれてしまいます。突然フラッシュバックが起こり激しい動悸や過呼吸や冷や汗が止まらなくなったり、立ち眩みがして眩暈に襲われることもあります。
また食欲不振に陥り体重が減ってしまったり、急に寝れなくなって睡眠不足になり普段の生活にも支障が出てしまいます。精神的苦痛で起こる病気を完治させるには時間がかかるケースが多いです。精神科などに通院をしてカウンセリングなどを受けながら薬物療法で精神的苦痛がもたらす症状を治療する必要があります。
薬物療法だけでなくフラッシュバッグが起こらないように行動をするための治療法を実践することもあります。精神的苦痛から解放されるための行動療法も効果的なので、双方の治療法を用いながら精神疾患を治療していき、普段の生活に戻れるように努力をしなければいけません。嫌なことはいつまでも記憶に残っているものです。その記憶が蘇らないようにすることも必要ですし、思い出すようなところに行かないで、見ないことも重要です。
まとめ
盗撮は犯罪ですし、された人は被害者になるということを理解して、自分の歪んだ性癖を満たすために手あたり次第盗撮をすると、された側が嫌な思いをするだけでなく精神的苦痛を味わうことになります。最悪なケースとして訴えられて慰謝料を請求される可能性が高いので、そうならないためにも盗撮は絶対にしないこと、この気持ちを持って対処することが望まれます。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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