盗撮に使われる小型カメラは気づきにくい?その種類や特徴をご紹介
小型カメラと聞くと「通常のカメラより性能は落ちるんじゃないの?」「小型といっても意外と大きくてバレてしまうのでは?」と思ったことはありませんか?
今では誰でも手軽に購入することができる小型カメラですが、その種類の豊富さや性能の高さによって盗撮に悪用されてしまっているケースがあります。今回はそんな小型カメラに注目をしていたいと思います。どのような種類があるのか、よく設置される場所はどこなのか、メリットやデメリット、さらには盗撮の対策方法についてもご紹介していきます。
小型カメラの種類
小型カメラはその名の通り小さいカメラなのですが、「これがカメラなの?」と思わず疑ってしまうようなタイプのカメラもあります。
ここでは、小型カメラの種類と設置されやすい場所を紹介していきます。
持ち運び可能な小型カメラ
まずは持ち運びができる少し変わったカメラをご紹介していきます。
日頃から皆さんが使用している物がカメラになっているため、日常の中に紛れているとカメラだと気づくことは難しいかもしれません。
初心者でも簡単に使いこなせる「ボールペン型カメラ」は持ち運びに便利で、ボタン1つで撮影することができるので面倒な操作に迷うことがありません。もちろん、本来のボールペンとしの役割も果たしてくれるので非常に小型カメラの中では便利です。
価格帯の相場は1万円以上の物が多く、高いものだと2万円を越える物もあります。
また、まるで映画やアニメのように思えてしまう「腕時計型カメラ」も存在します。
実際にプロの探偵なども使用しているほどの機能性を兼ね備えており、変な体勢にならなくても撮影できるよう工夫がされています。
このように普段持ち歩いているような物が、実は小型カメラとしての役割を果たすことができるのです。ご紹介してきた持ち運び可能なカメラは、これら以外にもたくさんあります。
●スマホ ケース型
●コーヒーカップの蓋型
●ヘッドホン型
●ルーズリーフバインダー型
●メガネ型
●リモコンキー型
●USBメモリ型
●ペットボトル型
設置型カメラ
持ち運びが可能なカメラもあれば、設置するタイプの小型カメラもあります。
一見、自宅や職場にあっても違和感のないような物であってもカメラとしての役割を果たしているかもしれません。
例えば火災報知器型カメラです。
職場などではよく天井に付いていますが、火災報知器がカメラとしての機能があるとは誰も思いません。見た目は監視カメラと似ていますが、本来の役割とは全く違います。
また、電球型カメラというものがあります。その名の通り「電球」の形をしており、電源とつながっているため電池切れが起きるということはありません。また、電気をオンにしている間はずっとカメラで撮影・録画をすることが出来てしまいます。
このように、普段は高い位置やあまり意識していない物が小型カメラであるケースがあります。
しかも、どれも取り付けが簡単に出来てしまうのです。
小型カメラのメリットとデメリット
次に小型カメラのメリットとデメリットをご紹介していきます。
防犯用として使用するなら良いのですが、時に盗撮として使用される小型カメラ。
そんな小型カメラのメリットとデメリットは何なのでしょうか。
小型カメラの3つのメリット
1.気づかれることなく撮影できる
2.どこにでも設置することが出来るほどのサイズ
3.余計な設定や配線接続の必要がない
誰でも簡単に使用することができて、その小ささが故に気がつくことが難しく、どこにでも設置することが出来るほどのサイズ感。
このように、皆さんが思っているよりも小型カメラは簡単に使用することができ、また盗撮は簡単に出来てしまうということを表しています。
一方、デメリットもあるので一緒に紹介していきます。
小型カメラの5つのデメリット
1.小さすぎて紛失してしまう
2.撮影開始のサインが分かりづらい
3.対象物の撮影に慣れが必要な場合がある
4.バッテリーが少量
5.高画質での撮影だと容量がいっぱいになってしまう
小さすぎて紛失してしまうのは本末転倒かもしれませんが、小型カメラにはデメリットも多いのが現状です。例えば電球ソケットのように常に電気が通ってるなら使用し続けることができますが、一般的な小型カメラは充電が必要であったり電池の事を気にしなければいけません。
また、高画質での撮影にはデータ容量が必要となってしまいます。
そして、意外と多いのが撮影技術です。置いておけば撮影できると思っていると、案外違う角度で撮影してしまい対象物がうまく映っていないといったケースがあります。
このように小型カメラにはデメリットも多いのが現状です。
しかし、こういったデメリットも少しずつ解消されていくでしょう。
盗撮の対策方法
これまで「小型カメラ」について紹介してきましたが、どれだけ簡単に使える物なのかが分かって頂けたかと思います。ここでは、小型カメラでの盗撮に対する対策をご紹介します。
部屋に仕掛けられている場合
先ほどから小型カメラは見つけにくいとご紹介してきましたが、「懐中電灯」を使うと見つけ出すことが出来るかもしれません。スマホでもライトの機能があるので代用できます。
まず部屋の電気を消します。その後、家具や物と物の隙間などに当てていきます。小型カメラには必ずレンズがあるため、仮にレンズが小さかったとしても光を反射し発見することができます。
また、設置されやすいとされる通気口や家具の隙間など、ありとあらゆる場所を徹底的に探しましょう。
普段使いの小型カメラ
また、先ほどご紹介した「持ち運び可能な小型カメラ」に関しても注意することが可能です。
というのも、日常的に使う物を小型カメラにしたからといって見た目が完璧とは限りません。
どうしても不自然さがでてしまうことがあります。ボールペンであっても、100円程度の安いボールペンのような形ではなく、値段が高そうで全体的に太めだったりします。万が一、本格的に見つけ出そうとしたらそういった違和感を感じる物を疑ってみるのも良いかもしれません。
まとめ
最近の小型カメラは非常に多く出回っており、その形も様々です。
盗撮が一向に減らない理由は、こういったカメラの種類の豊富さや性能の高さにあります。
実際に盗撮されていることに気がつかない人が多いのも事実です。
しかし、忘れてはいけません。盗撮は立派な犯罪です。1度でも盗撮をしてしまったら、その時点であなたには罪を背負う責任があります。
絶対に間違った使い方だけはしないよう注意してください。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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