地方と都会では異なる?浮気調査の事情について比較してみた

浮気調査はターゲットを尾行や張り込みをして、浮気相手と密会しているところを写真なり動画なりで納めて証拠を集めるものです。ところでこの尾行や張り込みをするにあたって、都会と地方とでは難易度ややり方が若干異なります。
田舎と都会で異なる尾行の難しさ
都会で尾行する場合、一番気をつけなければならないのはターゲットを見失わないことです。都会の場合、結構どこでも人通りがあります。特に繁華街や幹線道路などはかなりの人々の行き交っている場合も少なくありません。少しでも距離が離れてしまうと、すぐに相手が人ごみに紛れてしまって行方不明になってしまうこともあり得ます。日本を代表するような繁華街で尾行する場合、一瞬でも目を話してしまうともうどこに行ったかわからなくなります。しかもたくさんの人が歩いているので、再度ターゲットを見つけて尾行を再開するのは至難の業です。
しかし逆に言うと、周りに人が多くいるのでかなりの接近をしても探偵であることを相手に悟られないというメリットもあります。ずっと近くで尾行していても、「同じ人間がずっと自分の後をついてきている」と気づかれることもまずないでしょう。ですから至近距離で相手の様子をうかがうことも可能です。
田舎には田舎の難しさも
田舎の場合、都会と比較すると人通りはそれほど激しくないでしょう。ですからある程度距離をとっても相手を見失うようなことも少ないです。また都会のように路地がたくさんあったり、道が入り組んでいたりすることも少ないはずです。ですからちょっと目を話して相手を見失ったとしても、大体どこに行ったか見当がつきます。その意味では相手に巻かれる心配はないでしょう。
しかし田舎なりの問題もあります。外出している人が少ないということは、尾行を相手に気づかれる恐れも高いわけです。周囲に出ている人の数が少ないので、ずっと同じ人が後ろからついてくれば「あの人、怪しい…」と思われるリスクはどうしても高くなります。
乗り物はバイクがおすすめ

相手が自動車に乗っていて、これを尾行することもあるでしょう。その場合、こちらも乗り物に乗って追尾する形になります。都会の尾行の場合問題になるのは、交通量の多さです。ターゲットとの間にほかの車がどんどん入ってくる可能性もあります。その結果、ターゲットが交差点を通過して追いかけようと思ったら自分たちの車両は赤信号ではばまれることもあり得ます。信号待ちをしている間で相手はどんどん先に行ってしまって、追尾不能になることもあり得ます。
このため、都会の探偵事務所を見てみるとバイクを用意しているところが多いです。バイクなら小回りが利きますし、車で混んでいるところでも車の隙間をスイスイ行って、ターゲットにぴったり張り付くこともできます。これなら相手を見失うことも少ないでしょう。探偵事務所に所属している調査員の中には、バイクの運転にたけている人もいます。運転技術が高ければ、キレのある運転で相手に気づかれることなく、どこまでも追跡できるかもしれません。
都会の浮気調査なら調査方法を確認すべし
もし都会で浮気調査をお願いするのであれば、どのような方法で尾行するのかを確認しましょう。探偵事務所にバイクは用意しているのか、運転経験の豊富なスタッフが在籍しているかなどを確認してみるといいです。都会の探偵事務所の中には、バイクの運転訓練を探偵にやらせているところもあるほどです。バイクによる浮気調査のノウハウを豊富に持っている事務所かどうかで、依頼先を絞り込んでみるといいでしょう。
張り込みは立って行うことが多い

浮気調査の場合、張り込みをして相手を待ち続けることもままあります。勤務先でしばらく待機して、相手が出てきたら尾行する場合があります。もしかすると仕事終わりに浮気相手と落ち合う、相手の家に行くことも考えられるからです。またホテルに入っていった場合、出てくるところを写真に収めるために張り込みすることもあるでしょう。都会の場合、長時間駐車できるスペースを周辺で確保するのは難しいかもしれません。そこで都会での張り込みの場合、業界では「立ち張り」と言いますが立った状態で外にて張り込みを続けることが多いです。誰かを待っているような低で同じところに居続けることは可能です。
この張り込み、場所によって難易度も変わってきます。繁華街などであれば長時間同じところで待ち続けても、それほど違和感はないでしょう。多くの人々が街を行き交っていますし、いちいちその中の特定の人物に関心を払うことはないからです。ところが都会周辺の住宅街となると話は変わってきます。人通りもそれほど多くないエリアも多いでしょうから、長時間立ったままでいると不審人物とみなされる危険性が高いからです。
田舎の場合車で張り込みが多い
一方田舎で張り込みをする場合、車の中で待機するスタイルも少なくありません。田舎の場合都会とは違って、駐車できるスペースに事欠かないからです。車の中で張り込んでいれば、冷房や暖房をつけられるので長期戦になったとしても体力的にそれほど厳しくありません。
しかしこの方法、いわゆるど田舎になると話は変わってきます。住居がぽつぽつとしかなくて、周りは畑や田んぼしかないとなると車を止めるスペースはあっても、長時間同じところにいると怪しまれてしまいます。このようにエリアによって、尾行は異なる要素で困難さが付きまといます。
まとめ
浮気調査はここまで見てきたように、地域によってやり方が変わってきます。ですから自分が依頼しようと思っている地域における調査実績の豊富な地元の探偵事務所にお願いするのがベストです。ただし人によっては、県をまたぐ浮気をしているケースもあり得ます。たとえばビジネスマンでしょっちゅう出張していて、行先に一夜妻のような人間がいる場合です。このような場合、大手で拠点を複数持っている大きなところにお願いしたほうがいいでしょう。都会でも地方でも、それぞれの浮気調査のノウハウを持っているので相手を見失ったり、尾行されることに気づかれたりするリスクも低くなるからです。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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