破談するケースも・結婚相手の素行調査を探偵に依頼するケース

探偵事務所を見てみると、素行調査を実施しているところは少なくありません。対象人物はいろいろですが、中には婚約している相手の素行調査をお願いしたいという事例も結構あります。素行調査の結果、相手に問題が出てきて破談するケースも見られます。
相手の浮気の証拠集め
素行調査を依頼する人の中には、婚約者の浮気を疑っている場合があります。できることなら破談にしたいけれども、まだ確証がないので探偵を使って証拠集めしようというわけです。婚約者の様子がどうもおかしいので依頼するというパターンが多いです。例えば休みの日に月に何度か数時間程度どこかに出かけている、仕事終わりに小1時間どこかに立ち寄っている、その遅い日に限って帰宅すると風呂場に直行するなどです。またスマホを肌身離さず持ち歩いている、通知音が鳴っているけれども自分の前では絶対に液晶を見ないなども怪しまれるきっかけです。
中にはスマホを盗み見て、浮気を疑う人もいるようです。例えばLINEなどで異性と親密なやり取りをしていた、ひどいケースだと相手との卑猥な写真が残されていたというケースもあります。このような場合、証拠を突き付けて破談したいと思うでしょう。
特に結婚式の打ち合わせまで進めていると、キャンセルするとなるとかなりの費用が掛かってしまいます。自分が費用負担したくない、今後のために慰謝料もきちんと取りたいと思って、探偵に決定的な証拠を集めてほしいと依頼するパターンは多いです。
本人以外の素行調査を実施する場合も
本人に問題がなくても、結婚するとなると家同士の付き合いになります。すると本人以外の身内に何か不安材料はないか心配でしょう。例えば婚約者の家族が借金を抱えている場合、自分に火の粉がかかってしまう恐れがあります。もしかすると婚約者が家族の債務の連帯保証人となっている可能性も否定できないからです。債務者が返済できないと、婚約者に返済義務が発生します。まったく関係のない借金で苦しめられることもあり得ます。
また健康不安が心配で、素行調査を依頼する事例もあります。過去に大病したことがある、何かしらの持病を持っている場合、結婚してすぐに病気で入院することもあり得ます。相手が働いている場合、収入が激減、ゼロになる恐れもあります。また入院や手術することになれば、それなりの出費も強いられます。もしこのような健康問題が素行調査の結果分かった場合、結婚を考え直したい、破談してなかったことにしたいと思う人もいるでしょう。
破談された方の依頼も

これまでは破談しようと思っている側の素行調査の依頼でした。しかし逆の事例もあります。すなわち「婚約者に理由も告げずにある日突然破談を言い渡された、理由がわからないので調査してほしい」というわけです。過去の事例を見てみると、探偵が素行調査を行ったところ、相手に他に好きな人ができていたというケースも結構あります。もし婚約の状態にありながら別の人と交際していた場合、これは不貞が原因の破談です。ということは、相手に対して慰謝料請求できます。
慰謝料請求する場合でも、相手が不貞をしている証拠が必要です。そこで探偵の調査がものを言います。探偵は婚約者が別の異性とホテルに入っていった、キスをしていたところなどを動画や写真で押さえます。このような動かぬ証拠を突き付ければ、言い逃れができなくなるでしょう。そうすれば、慰謝料の交渉もこちらのペースで進めていけます。
家族に問題があってやむを得ない場合も
いきなり破談を言われて理由がわからない、素行調査したところ相手の家族に何かしらの問題が発覚するケースもあります。例えば家族が経営していた会社が倒産し、莫大な借金を抱えることになってしまった、親が大きな病気を発症し、自分が介護しなければならなくなったなどです。いずれもこのまま結婚すると、先方に迷惑をかけるかもしれません。このため、理由も言わずに破談といわれることもあるでしょう。素行調査を依頼すれば、このように破談せざるを得なかった事情なども明らかにできます。そうすれば、わけもわからず破談を言われたときと比較して納得もしやすいはずです。
また破談の事情が分かることで、あなた自身がその問題を解決できるかもしれません。例えば借金問題があって、あなたに十分な経済力があれば肩代わりすれば、結婚への障壁も取り除かれます。また知り合いの弁護士を紹介して、債務整理することで負債額を圧縮できる可能性もあります。解決策があるのに破談の理由がわからなくて、せっかくの結婚のチャンスをみすみす逃すことも素行調査をすればなくなることもあり得ます。
多様な出会いで素行調査の必要性も高まっている

最近では出会いの方法も多様化しています。出会い系サイトやSNSで知り合って、そのままゴールインというのも珍しくなくなりつつあります。この場合、問題なのは相手の素性がよくわからない可能性がある点に注意しましょう。中には相手の言っていたことと現実が大きく乖離しているケースもあります。例えば「借金はない」と言っていたのにけっこうな額を消費者金融から借りている、「正社員」と言っていたのに実際にはフリーターだったなどです。探偵に素行調査を依頼すれば、このような現実の相手の姿もすべて明らかにできます。
結婚する前に破談にできる可能性も
もし素行調査を行った結果、相手の言っていることとやっていることが違った場合、それを理由に破談することも可能です。やはり結婚するにあたって、相手を十分信頼できないと難しいでしょう。本当に相手と結婚してもいいのか、インターネットを介した出会いで相手のことがよくわからないときには素行調査をお願いするのも一考です。
まとめ
結婚は人生の中でも大きなイベントの一つです。基本的に今後の人生、その人と一生を添い遂げるからです。本当に相手と結婚してもいいのか、確証が持てないようであれば、素行調査を依頼しましょう。結婚してから離婚するのは複雑で大変です。結婚前に相手の正体を知り、破談すれば人生を狂わせるようなこともなくなります。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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