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探偵コラム

所在調査を依頼するのは探偵と弁護士どちらがいい?違いや特徴を解説

人や物を探してもらうために、探偵などに依頼をして調査してもらうのが「所在調査」です。お金を貸しているのに行方知れずとなった人や、家出をした家族など、居場所を調査してもらうことができます。一般的には、探偵や興信所に依頼するものですが、ケースによっては弁護士にいらいすることも。今回は、所在調査を依頼する上で、探偵と弁護士どちらに依頼するのが良いのか、それぞれにどのような特徴があるのかというところについてまとめていきます。

探偵と弁護士の違いは?

それでは早速、所在調査をする上で探偵と弁護士に依頼する違いやそれぞれの特徴を解説します。

探偵は尾行や張り込みを行って所在調査をする

探偵は、尾行や張り込み、聞き込み調査など幅広い調査方法を使用して、普通なら手に入れることができない情報を手に入れて、所在調査を行います。後述しますが、弁護士は「職務上請求」という方法で相手の戸籍や住民票を入手することができますが、探偵はそれらを得ることは業務上できません。

しかし、住民票を手に入れたとしても、その住所が現住所とは限らず、弁護士ではそれ以上の調査はできませんが、探偵なら尾行や聞き込みなどの調査でその先の情報も得られる可能性があるのです。

弁護士は法的な問題を解決する目的で調査できる

弁護士でも場合によっては所在調査を行うことができますが、漠然と「人を探して欲しい」という依頼は受けてもらえません。なぜなら、弁護士は金銭トラブルや詐欺事件、不倫の慰謝料請求など、法的なトラブルを解決するという目的の上でしか、所在調査を行うことができないからです。

その代わり、前述した通り、探偵では得ることができない相手の戸籍や住民票を職務上請求で得ることができるのが、弁護士の強みとなります。他にも、弁護士会照会、23条照会で、携帯電話会社で情報の開示を求めることもできますが、記録されている情報以上のことを調べることはできません。

探偵・弁護士それぞれに依頼される所在調査のケース

それでは、上記のような調査方法を行う探偵や弁護士ですが、それぞれ所在調査において得意とするケースがあります。適材適所で依頼するのが良いので、しっかりと知っておきましょう。

探偵は幅広い内容の所在調査ができる

探偵は、尾行や張り込みなどを行って情報を得ていくので、いわば人探しなどの調査のプロです。住民票や戸籍などの書類を得ることは業務上難しいですが、調査方法によってはそれ以上の情報を得ることも可能。

また、重大な理由がなくても、「昔の同級生の居場所が知りたい」「お世話になった方の行方がわからずお礼が言いたい」など、事件性がない所在調査でも請け負ってもらえます。その点で、相談者の依頼内容に沿った柔軟な調査ができるのが探偵に依頼するメリットです。

もちろん、事件性がある場合の所在調査も可能で、弁護士では現住所をつき止められなかった場合に探偵に依頼するということもあります。

弁護士はトラブルのある相手を探すのに向いている

探偵が人探しのプロであるならば、弁護士はトラブル解決のプロですよね。なので、弁護士で所在調査をするというのは、あくまでも金銭や恋愛、詐欺など法的なトラブルを解決するための手段の1つだということです。トラブルのある相手の所在を探すのに向いている、というよりはトラブルのない相手は探してもらえない、という方が正しいかも知れません。

ただし、行方のわからない相手とのトラブルを解決したい、という依頼については弁護士にしか解決できない問題です。例えば、「配偶者の浮気相手を探し出して、慰謝料を払わせたい」「詐欺を働き逃げている犯人からお金を返して欲しい」「金銭を貸してから逃げている相手の情報を探りたい」など、法律に引っかかる事件の相手のデータは、弁護士の権限で取得することができるので、スムーズに解決してもらえる可能性が高いです。

弁護士が所在調査を行えないのはどんな時?

それでは、上記のことを踏まえて、弁護士が所在調査を行えない場合をまとめていきます。

尾行や張り込みを要する調査

先ほども書いた通り、弁護士では尾行や張り込み、聞き込みが必要な所在調査は引き受けてもらえません。いくら住民票や戸籍謄本は取り寄せられたり、携帯電話会社に情報を開示してもらえたりしても、その情報が古いものであったり、使えない情報だったりすると何の意味も持ちませんよね。そのような時には、尾行や張り込みをすることができない弁護士では、所在を明らかにできない可能性が高いです。

事件性のない人探し

弁護士が所在調査をするのは、事件性があったり法的なトラブルに巻き込まれていたりする場合です。所在を明らかにすることが目的ではなく、あくまでも事件を解決するために調べることの1つが所在調査だということ。なので、ただ見つからない人を探して欲しい、という依頼は弁護士には引き受けてもらえないでしょう。

事件性がなく尾行が必要な場合は探偵が適している

上記で解説したことをまとめると、法的なトラブルがあるわけではないけれど、とにかく探して欲しい人がいるという時は、その道のプロである探偵に任せるのがおすすめです。探偵なら、さまざまな方法を用いて、人探しをしてもらえますよ。

探偵が所在調査を行う相場は?

当然、調査日数や内容によって金額に変動はありますが、大体総額20〜50万円程度が所在調査の相場となっています。また、その内訳として着手金と成功報酬に分けられている場合もあります。

調査期間は15日〜30日程度かけて行われることが多く、当然日数が長くかかる方が料金もアップ。探偵に依頼して所在調査をするのは、金額的に気軽に行えるものではないので、高額の支払いをしてでも探してもらいたい人がいる方や、どうしてもトラブルを解決したい人がいる場合は、検討してみるといいですね。

まとめ

こちらの記事では、所在調査を行う上で探偵と弁護士のどちらに依頼するのがいいのか、ということをテーマに解説しました。探偵にも弁護士にも得意分野というものがあり、適材適所で依頼をするのが正解です。事件を解決するために所在を明らかにしたいのか、その所在を明らかにするためには張り込みや聞き込み、尾行は必要ないのか、事件性はないけれど探したい人はいるのか、というようなポイントを明らかにして、自分のお願いしたい内容に合う方に依頼をするといいでしょう。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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