失踪者を見つけるには?失踪者の調査方法について解説
日常生活を送る上で、何の前触れもなく親族や友人が失踪することもあります。失踪者とは音信不通になってしまうので、安否確認もできずに心配になると思います。安否確認もできないままでいると、「もしかしたら事件に巻き込まれたのかも」と不安になってしまいますよね。失踪者を探す場合、警察よりも探偵業者に依頼するほうが早いこともあるってご存知でしょうか?今回は、探偵業者の失踪者を調査するポイント、調査方法について解説したいと思います。
失踪者の調査において
失踪者を探す際、真っ先に警察に相談する人が多いと思います。警察に捜索願を出したとしても、警察が失踪者を特異行方不明者と認定し、失踪者の捜査に動き出すのは2つのパターンがあります。
●事件性がある場合
●親族から捜索願を出された場合
子どもが急にいなくなったなどの緊急を要する案件であれば、本格的な捜査が行われ、2つのパターン以外の失踪では警察が動くことはほとんどありません。
探偵業者であれば、事件性がなく、親族でない場合でも失踪者を調査してくれます。失踪者との関係性を問わず、いち早く失踪者を発見したいのであれば、探偵業者に依頼するほうが良いかもしれませんね。探偵業者の調査において、調査に必要なポイントは5つあります。
●本人の情報
●現金所持の有無
●失踪時の住所
●通勤先や通学先
●失踪者の行動先
失踪者の調査において、必要な5つのポイントについてそれぞれ説明します。
本人の情報
失踪者の調査には、失踪者の氏名や性別、年齢、体型などの本人に関する情報が必要になります。失踪者を捜索する上で、本人に関する情報が最も重要になるので、正しい情報を伝える必要があります。失踪者がどんな人かわからなければ、捜索のしようがないですしね。探偵業者に失踪者の調査を依頼する際は、失踪者本人の情報をわかる範囲で伝えるようにしましょう。
現金所持の有無
失踪時の現金所持の有無は、調査において重要なポイントになります。クレジットカードや電子決済であれば、使用履歴が残るので追跡しやすくなりますが、現金だと使用履歴が残りません。失踪者を調査する際、現金をどれぐらい持っていたかを把握することにより、行動範囲を限定することができます。失踪者の調査を依頼する時には、わかる範囲で現金をどれぐらい所持していたかを伝える必要があります。
失踪時の住所
失踪者がいなくなった時の住所を知っておくことにより、近隣住民や付近の人に話を聞くことができます。失踪時の住所は、失踪者本人とは関係のない情報と思われがちですが、失踪後の行方を調査する上での重要な資料になります。また失踪時の住所に、失踪者宛の郵便物が届くこともあるので、行動履歴なども確認することが可能です。失踪時の住所や状況なども重要な調査資料になるといえるでしょう。
通勤先や通学先
通勤先や通学先の情報を把握しておくことも、失踪者を調査する上で重要です。親族や仲の良い友人には話せない悩みを、通勤先や通学先に関係する人に打ち明けていることもあるので、その情報を基にして失踪者の行方が判明する場合もあります。失踪者の調査を円滑に進めるためには、通勤先や通学先の情報だけでなく、そこでの人間関係も把握しておくのも良いかもしれませんね。
失踪者の行動先
行きつけのお店などの失踪者の行動先も重要な調査ポイントです。行きつけのお店などでは、顔馴染みの人しか知らないような失踪者の一面がわかることもあり、自分たちでは知り得なかった情報が手に入ることもあります。失踪者の行動先を把握しておくことは、調査において重要な情報を与えてくれることもありますよ。
失踪者の調査方法
失踪者の調査依頼において、警察が動いてくれなかった場合、自分で探すか探偵業者に依頼する必要があります。探偵業者による調査は、確実に失踪者を発見できるとは限りませんが、独自の情報網を持っていることも多いので効率的です。探偵業者による失踪者の調査方法は主に2つあります。
●各種資料を基にした聞き込みや張り込み
●パソコンやSNS履歴からの追跡
探偵業者による失踪者の2つの調査方法についてそれぞれ説明します。
各種資料を基にした聞き込みや張り込み
失踪者の情報を基にして、近隣住民や友人への聞き込み、主要行動先を張り込んだりします。失踪者が失踪する直前までどんな行動をしていたかもわかり、可能性がある場所をマークすることが可能です。些細な目撃情報なども参考にしながら、失踪者を調査する方法となります。
パソコンやSNS履歴からの追跡
失踪者のパソコンやSNSに残った履歴から、失踪直前まで会っていた人物や場所を特定し、張り込みや尾行をする方法となります。SNSでは交友関係も深く知ることができるので、親族や周囲の友人が知らないような出現スポットが割り出せたりもします。
失踪者の早期発見をおすすめする理由
失踪者の早期発見は、最悪の事態を回避することにもつながるので、失踪が判明した際には早めに行動することをおすすめします。単なる家出だけで、安否確認ができれば問題ありませんが、安否確認が取れなくなったらさまざまな可能性が考えられます。安否確認が取れなくなるような失踪者が出るのには3つの事態が想定されます。
●未成年者の家出による失踪
●内縁者の家出による失踪
●友人の失踪
失踪者の早期発見をおすすめする3つの理由についてそれぞれ説明します。
未成年者の家出による失踪
未成年者の子どもの場合、本人の年齢によって行動範囲が大きく変わってきます。10代前半による家出は、冒険心や出来心によるものが大きく、家出期間が長引いてしまうとトラブルや犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。家出した本人の知らないところで、犯罪に加担している場合もあるので注意が必要です。非行防止や犯罪抑制のためにも、未成年者の家出による失踪が判明した際には、早期発見する必要があるでしょう。
内縁者の家出による失踪
親族や配偶者などの失踪は、事件に巻き込まれている可能性がありますが、さまざまなトラブルに巻き込まれている可能性もあります。金銭トラブル、人間関係、闘病などの失踪者にしかわからない悩みを抱えていることもあり、失踪原因を突き止める必要もあります。失踪者の発見が遅れてしまうと犯罪トラブルに巻き込まれるだけでなく、最悪な事態の可能性もあるので、早期発見を努めなければなりません。
友人の失踪
友人が急に音信不通になり、失踪してしまった場合は、なんらかのトラブルに巻き込まれている可能性があります。友人が失踪した際には、いきなり探偵業者に依頼するのではなく、友人の両親に状況を報告するようにして下さい。もしかしたら両親が何か知っている可能性もあります。両親も何も知らない場合は、犯罪などのトラブルに巻き込まれている可能性があるので、早めに行動することをおすすめします。
.まとめ
周囲の人が失踪する理由はさまざまですが、なんらかのトラブルに巻き込まれている可能性もあります。失踪者の調査に警察が動いてくれない場合には、探偵業者に依頼することになり、失踪者にまつわるさまざまな情報が調査には必要です。探偵業者は失踪者の交友関係や行動先を入念に調査することが、主な調査方法だといえます。失踪が単なる家出であれば問題ありませんが、犯罪やトラブルに巻き込まれている可能性もあるので、早期発見することをおすすめします。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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