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探偵コラム

家族が失踪した。いなくなったと気づいた時にすぐ行うべきこと

ある日突然大事な家族がいなくなったら、精神的にパニックになり、見つかるまで不安な日々を過ごすことになるでしょう。

失踪の原因はいろいろあれど、すぐに見つけるための行動を起こさなくては最悪のケースになってしまう可能性があります。

警視庁による行方不明者の届出受理数は、ここ10年で年間8万人を超えています。

失踪する原因として1番多いのが疾病関係、そして2番目が家庭関係の問題による失踪です。

家出、失踪は起こり得ることであり、解決までの道のりが必ずあります。

まず、家族が失踪したと気づいた時に行うべきこと、スムーズに解決するための方法を見て、失踪者の早期発見へ。

見つかった後は、失踪した原因の解決を目指して、失踪の再発を防ぎましょう。

家族が失踪した時にすぐ行うこと

家族が失踪したとわかった直後は、精神的なショックと何をすべきという焦りが出ると思います。

失踪した人が帰ってくる確率は初動が早いほど高くなります。

家族を見つけるために、すぐ行うことを見ていきましょう。

連絡を送り続ける

失踪者が携帯、スマホを持っていると判断した場合は、反応が無くとも電話やメール、メッセージを送り続けてください。

しばらくそっとしておくべきでは、という考えもあるかとは思いますが、何も連絡が無いと失踪者が、家族から心配されていない、このまま帰らなくていいや、とマイナスの思考に陥り逆効果となってしまいます。

できるなら家族だけでなく、失踪者の知人にも協力してもらいましょう。

行方不明届を出す

しばらく待っても連絡がつかない場合は、迷わずに警察に行方不明届を出しましょう。

行方不明者は2種類に分けられ、自分の意思で失踪をした「一般行方不明者」と、精神疾患や事件などで人命に関わる可能性がある失踪の「特異行方不明者」に分けられます。

警察は民事不介入なので、人命に関わるような事件性が無い限りは積極的な捜査ができません。

しかし、行方不明届を出すことで得られる手がかりもあります。

得られる手がかりで重要なのが、失踪者が行方不明届を受理しないで欲しいという「不受理届」を届けているか否かということです。

不受理届を出して失踪したということは、計画的な失踪ということです。

警察に相談することはできませんが、この情報を探偵に提供することができるようになります。

探偵に依頼する

行方不明者を探すための調査のプロが探偵です。

素人では手がかりを見落としていたり、残された家族は精神的に疲弊していて重要なことにも気づく判断力が落ちていたりします。

探偵は小さな手がかりからも、失踪者の痕跡を見つけ出し、迅速に対応してくれます。

費用がかかりますが、探偵に依頼すればすぐに調査、捜索を始めてくれますので、早めの依頼で失踪者の痕跡を追ってもらいましょう。

行動範囲内を探す

自分たちで失踪者を探す場合は、闇雲に探すのではなく、ある程度の目星をつけましょう。

例えば、よく行くコンビニ、スーパー、飲食店など立ち寄りやすい場所、しばらく身を隠すために、ネットカフェ、喫茶店、失踪者の友人の家など、そのような場所を中心に探してみましょう。

早めに動けば、まだ遠くへは行ってないはずです。

捜索をスムーズに行うために

自分たちで探した結果、失踪者を見つけることができなかった時、残された人たちができることとして、警察や探偵に捜索の役立つ情報を集めることができます。

集めるべき情報をまとめてみました。

失踪者の特徴のリストアップ

失踪者がどのような特徴があるのかをあらかじめまとめておくと、近所の方の目撃情報も集めやすくなりますし、探偵の調査がスムーズになります。

・身長、年齢、性別、などの身体的特徴

・顔写真、全身が写った写真

・電話番号、メールアドレス、SNSのアカウント

・失踪時の服装や普段身につけているもの

情報は多ければ良い調査資料となるため、知人、友人にも協力をお願いしてみましょう。

失踪者の様子や問題点

失踪した理由が家庭の問題ではなく、失踪者にトラブルや、知らない間に精神的に追い詰められている状況にあったりすることがあります。

知っている範囲でいいので、何かトラブルはなかったか、最近会話の中で誰かの愚痴を言ってなかったか、小さなことでも良いので思い返してみましょう。

手がかりになりそうな情報を集める

捜索の手がかりとして、失踪者が何を持っていなくなったかも手がかりになる可能性があります。

例えば財布は、どこか遠くへ逃亡したり、長期に渡って逃亡するためにはお金が必要なので、必須の持ち物です。

しかし、財布を置いて失踪しているなら、突発的に失踪した、そこまで遠くには行かず近くに潜伏しているかもしれないなどの予想が立てられます。

失踪者が持っているもの、残したものを探偵に情報として提供すれば、調査の役に立つかもしれません。

再発防止のために

失踪した人が無事に帰ってきたら、喜びと安心が押し寄せてくるでしょう。

しかし、発見ですべてが解決ではありません。

失踪したからには、何らかの理由があるはずです。

その理由を解決しなければ、再度の失踪、原因によっては自ら死を選ぶことになるかもしれません。

再発を防ぐためにできることを確認して、根本的な問題の解決を目指しましょう。

失踪の理由を問い詰めない

探した人の立場からすれば、なぜ失踪をしたのか問い詰めたくなる気持ちはあると思います。

強く責めても望む答えは帰ってきませんし、精神的に追い込まれてまた失踪してしまいたいと思う原因になりかねません。

自然に話してくれるまでは、普通のコミュニケーションをとるように心がけましょう。

そのうち、失踪した理由を少しずつでも話してくれるかもしれません。

その時はしっかり耳を傾けて、悩みを聞いてあげましょう。

医療機関の診療も検討する

もしも精神面に不安があるなら、医療機関の診療も視野に入れましょう。

カウンセラーに相談することで心が軽くなったり、投薬治療によって気が楽になったりすることがあります。

医療機関の診療も検討する場合は、失踪者本人の意思も確認しましょう。

まとめ

家族が行方不明になると、なんで失踪したのだろう、何が悪かったのだろうと、頭の中でいろんな考えが浮かんでは消えると思いますが、大事なのは初動です。

大事な人と再会を果たすためにも、素早い対応を心がけましょう。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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