ストーカーに車などで尾行されている?その際の対処法を覚えておこう

ストーカーの代表的な手口として、付きまといがあります。被害に気付くきっかけとして、誰かに尾行されているような感じがするという事例は多いです。尾行されているかどうか見極める方法やどう対処すればいいかについて、ここではまとめました。
尾行の見分け方
ストーカーから尾行されているかもしれないと思ったときに、いくつか見分け方があります。「尾行されているかも?」と思っても実際にはその人の思い過ごしだったということも十分考えられます。車を運転しているとき、どうも付きまとわれているなと思ったのであれば、連続で同じ方向に3~4回曲がってみましょう。通常の運転ではそんなにこまめに曲がることはないでしょう。もしこれだけ曲がっても後方の車両がついてくるようであれば、あなたをつけている可能性が高いです。
歩いているときに尾行されているなと感じたら、例えば歩いているときに急に立ち止まってみましょう。もしくはいきなり踵を返してみるのもおすすめの行動です。尾行しているのであれば、このような不意かつ無意味な動きをされると動揺する可能性が高いです。このような不自然な動きを繰り返すことで、ストーカーをあぶりだすこともできるかもしれません。
周りの状況を確認する
もしストーキングされているかもと思ったのであれば、外出するときに周りの状況をチェックしましょう。あなたが移動するタイミングが相手からすれば尾行のスタートです。自宅もしくは滞在していたビルから出たときに、周りにいつも同じ車が止まっているようであれば要注意です。またその車両がどこに止まっているかもチェックポイントです。あなたが建物から出るときにきちんと見通せるポジションか確認しましょう。もし怪しい車があれば、外出した時にしばらくその車両の動向を観察しましょう。あなたについてくるようであれば、ストーカーの可能性大です。証拠になりうるので、その車のナンバーを控えておくといいでしょう。
尾行された場合の対処法

上で紹介した尾行の見分け方で、相手がストーカーの可能性が高いと判断したとします。その場合の対処法ですが、まず徒歩の場合できるだけゆっくり歩くことです。尾行で最も難しいといわれているのが、ターゲットがゆっくり移動しているケースです。特に車と徒歩であれば、歩きがゆっくりになるとおのずとターゲットに近づいてしまいます。車を運転しているのであれば、できる限り速度を落としてみましょう。この時に相手の速度も落ちたようであれば、間違えなくあなたのことを尾行していると思っていいです。
執拗に尾行されていると感じたのであれば、警察への通報も検討しましょう。長時間にわたって付きまといをされているようであれば、警察が駆けつけてくれて現行犯逮捕できるかもしれません。もし自分も相手も車に乗っている状態であれば、そのまま警察署まで行ってしまうのもおすすめです。相手が警察に向かえば、さすがにそれ以上の追跡も難しくなるでしょう。高速道路を走行しているときに付きまとわれたのであれば、高速を走行しているときは何もアクションを起こさないほうが安全です。近くの出口で降りて、最寄りの警察署に向かうといいです。
車を運転中に尾行されたときなど特にそうですが、とにかく冷静に対処することが重要なポイントです。付きまとい行為を受けると動揺してしまって、目の前の曲がり角に入ったり、スピードをあげたりしたくなるものです。しかしこのような運転をしていると、事故を起こす危険性も出てきます。尾行されていることに気づいても、心を落ち着けて、自分の状況を客観的に把握しましょう。また路地などに入ってしまうと土地勘がない場合、行き止まりに出くわすこともあり得ます。またそこまでいかなくても道幅の狭い道路に入ってしまって、うまく運転できない事態も想定できます。パニックになっているときは大通りを走行しましょう。気持ちが静まって、ある程度勝手知ったるところに出たら、そこでいろいろと曲がって相手の車をまいてもいいでしょう。
人目の多い場所に行く
ショッピングモールなどの多くの人の集まってくるような場所に逃げ込むのも一つの方法です。ストーカーにとって衆人環視の場所で、あなたに手を出すことはリスクがあまりに大きいです。人ごみに紛れることで自分の安全を確保できます。また人ごみの中にはいることで、尾行している人間がだれか特定できる可能性もあります。知り合いか、どんな服装をしているかなどを確認してできれば警察に通報するといいです。
ストーカー以外の場合も

執拗に追跡されると、ストーキングされているのではないかと思うかもしれません。しかし実際にはストーカーではなかったというケースもあります。例えば探偵の調査を受けている可能性もあります。探偵がターゲットを調査するにあたって、尾行はよく使われるテクニックだからです。あなたのパートナーから不倫や浮気を疑われているから、婚約者がいる場合相手の親から信用できる人物かチェックするために、探偵に調査を依頼する場合があります。
またあなたが勤めている会社からの依頼で探偵がついていることも考えられます。例えばあなたが現在かかわっているビジネスで、多額のお金が動くような場合などは探偵に尾行される可能性があります。あなたがそのお金を持ち逃げするのではないかという不安からです。また採用試験を受けて、内定がもらえそうかどうかというときに探偵の調査の入る可能性もあります。採用しても本当に大丈夫か、素行調査するのが目的です。
心当たりがない場合
上で紹介したものに心当たりがあれば、探偵に付きまとわれるのも納得できるでしょう。しかし中には尾行されている理由がよくわからないというケースもあるでしょう。その場合、精神的な負担がどうしても大きくなります。周りに相談して、最善策を検討しましょう。
まとめ

ストーカーに車などで尾行されている場合、やはり決して気持ちのいいものではないでしょう。もし心当たりがあれば、上で紹介した対処策を講じて、自分の身の安全を確保することです。またあまりに執拗に追跡されているように感じるのであれば、警察に通報して適切に対処してもらえるようにお願いしましょう。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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