兄弟など家族から嫌がらせを受けた場合の対策について解説
嫌がらせをしている人が自分のよく知っている人、具体的には家族ということもあり得ない話ではありません。家族から何かしらの嫌がらせを受けた場合、他人とは違ってセンシティブな問題になりがちです。このようなトラブルを解決するためには、慎重に対応したほうがいいでしょう。
家族間でも問題の火種はある
家族間でトラブルが起きることはままあります。その中でもしばしばメディアでも取り上げられるのが、遺産相続をめぐる問題です。それまで仲の良かった兄弟が遺産相続をめぐって、骨肉の争いを演じることも珍しくありません。人によっては数千万円という多額の相続の発生することもあり得ます。数千万円というお金は普通に生活していれば、そうそうお目にかかれるものではないです。そこで人間の本性というか、欲望がモロに出てきてしまいます。
しかも相続の協議は、相続人全員が合意しなければ先に進みません。ひどくなると兄弟でも相続問題が発生して以降、音信不通になってしまうこともあるほどです。自分の思い通りに相続の話が進展しないと、相手に嫌がらせをしてくる場合もあります。
結婚してからおかしくなることも
結婚してから、家族との関係が怪しくなることもあり得ます。例えばあなたが結婚したいと思う相手を家族が認めてくれない場合です。基本的に未成年者でなければ、両親の同意がなくても結婚できます。家族の反対を押し切って結婚した場合、家族から何かしらの嫌がらせを受けることもあるでしょう。
また義理の親や兄弟から同じような理由で嫌がらせを受ける場合もあります。結婚を認めてもらえなかった時、向こうの家族から嫌がらせを受けて、別れるように仕向けるような話もしばしば耳にします。このように距離が近いからこそ、何か問題が起きると余計にこじれるということもあるわけです。
自分でできる対処法
もし家族や兄弟との関係がしっくりいっていないようであれば、まずは適度に距離をとってみましょう。仲良くなろうとして、近づこうとすると余計に関係のこじれる可能性があります。自分自身で想像してみましょう。もしあなた自身、それほど好きではない人が近くに寄ってきたらどう思うでしょう。「イヤだな」と思って、会話をそこそこに切り上げ、そこから離れたいと思いませんか?このように好きではない人に近づかれると警戒したり、不快に思ったりするものです。あなたがいくら仲良くしたいと思って近づいてくると、相手は不快に感じるかもしれません。その結果、相手もいやがらせを助長する結果にも陥りかねません。
距離を保つことによって、相手から嫌がらせを受けるようなこともなくなります。例えば、今まで歩いていけるような距離にいたら、遠距離に引っ越しましょう。わざわざ車や電車などを使って、相手のところまで行っていやがらせをしようとは思わないはずです。家族だからと言って、必ず近くに常にいなければならないということではないです。いやがらせを受けていやだなと思うのであれば、距離をとることがおすすめです。
直接的な攻撃を多めに見ないこと
実際に何か嫌がらせを受けているとき、「家族だから…」ということで我慢していませんか?確かに自分が大人になって、相手のやっていることを大目に見れば、その時は波風が立たないかもしれません。しかし相手に誤ったメッセージを送ることもあり得ます。「何をやってもいいんだ」と思って、嫌がらせ行為がどんどんエスカレートすることもあり得ます。もし嫌がらせを受けているのであれば、我慢する必要はありません。特に悪質で無礼な嫌がらせ行為であれば、はっきり声をあげて抗議をしたほうがいいでしょう。
外部に助けを求めることも大事
家族内のトラブルだから、自分で何とかしなければならないと思っていませんか?また家族の問題について外に出すのは恥という意識もあるかもしれません。しかしもし兄弟などの家族観トラブルを抱えている、深刻な問題になっているのであれば、外部に助けを求めることが大事です。特に非常識なことをやられている、抗議してもめちゃくちゃなことを言ってきて問題解決できそうになければ、弁護士や行政窓口などに相談するのも一考です。公的機関にはこのような家族内の問題に悩まされている人を対象に、必要に応じて救済や保護などの措置をとっているところもあります。
問題を公の場に持っていくことで、客観的に嫌がらせの評価がなされます。悪質な嫌がらせであれば、刑事事件に持ち込むこともできるかもしれません。そうなれば、警察や行政も介入してくるでしょう。ここまでくると、相手もそれ以上の嫌がらせをするのは難しくなります。警察や行政に助けを求められるということは頭に入れておきましょう。
探偵を使って必要な情報を収集しよう
家族間でトラブルを抱えていて、警察に助けを求めたとしてもすぐに動いてくれるとは限りません。警察としても優先順位をつけて、今すぐ対策を講じないと危ないと判断された案件から取り掛かります。そこで自分が現在進行形で嫌がらせを受けていることの証拠を集めておきましょう。その量が多ければ、執拗な嫌がらせを受けていると警察も評価するでしょう。その結果、早めに対処してくれる可能性も高まります。
自分で証拠集めをするのが難しければ、探偵を雇うことも一考です。探偵であれば、ターゲットを尾行や張り込みなどでしっかりマークしてくれます。そして嫌がらせの証拠を収集できます。また当事者同士で話し合いを行う際も相手がしらばっくれた際に証拠を突き付けることで、謝罪や二度と嫌がらせをさせないように誓約させることもできるかもしれません。
まとめ
相続問題などで、兄弟から嫌がらせを受ける可能性はゼロではありません。もし家族から嫌がらせを受け続けているのであれば、抗議すべきことはしっかり抗議し、ある程度距離をとって身の安全を確保しましょう。それでもだめな場合には、警察な行政の窓口に相談するのも一考です。警察などに動いてもらうためには、確かにいやがらせを受けていることの証明を集めましょう。プロの探偵を雇って、情報収集してもらうのも一考です。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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