浮気してなかった?浮気調査を探偵にお願いしても結果の出ないケース
パートナーの様子がおかしいと「もしかして浮気しているのではないか?」と不安に感じるかもしれません。その場合、探偵などに依頼して浮気の証拠を押さえておくといいでしょう。後々別れることになった場合、その証拠を提示することで相手方が悪いとアピールできるからです。結婚しているカップルの場合、慰謝料請求にも有力な武器になりえます。ただ調査をしても何も出てこない場合もあります。
1.結果の出ないケースとは?
浮気調査を探偵にお願いしても、なかなか結果の出てこないケースはあります。その場合考えられるのが、そもそも相手が浮気してなかった場合です。これでは証拠を押さえることは不可能です。いくら尾行などをしても結果は出ません。もしこのような状況がしばらく続くようであれば、探偵からアドバイスや提案がなされるでしょう。クライアントは何かの確証を持って依頼しているはずです。そこでもう一度何をきっかけに浮気を疑うようになったかを確認します。しかし何度も調査して空振りに終わるようであれば、浮気の可能性は低いと探偵は判断します。
読み違えが起きている可能性も
ただし浮気をしていてもその証拠を掴めないこともあります。当然のことながら、相手も浮気がバレないように警戒して、細心の注意を払っています。例えば浮気相手と会うスケジュールを変則的に設定して、相手に悟られないようにしている可能性もあります。すると調査日がずれていて、証拠を押さえられないこともあります。この場合には調査対象の行動パターンを抑制刺して、いつ調査するかを設定し直すこともあり得ます。
先方にバレているパターンも
あなたが浮気調査の依頼を探偵に行っていることが相手にバレているケースも少なくありません。例えば探偵の名刺などを見つけてしまった、契約書を発見された場合などです。向こうが探偵をつけていると思えば、浮気相手と会うのを控え、ボロが出ないようにするはずです。もし先方に知られている可能性があれば、しばらく泳がせる方法がいいでしょう。直近でいくら調べても証拠の出る可能性は低いですし、費用がかさんでしまうだけです。
2.浮気の定義も微妙
「浮気」と言いますが、人によってその定義は異なります。肉体関係があれば、ほぼ全員が浮気と判断できるでしょう。では男女が2人きりで食事に出かけた、これは判断の分かれるところです。浮気と思う人もいれば、そこはセーフでいいのではと思う人もいるでしょう。例えば調査したところ、特定の異性と食事に2人きりで出かける、カラオケを楽しむことはあったとします。しかしホテルに行って逢瀬を重ねるようなことはしていない、すなわち肉体関係を持っていないこともありうることです。
探偵会社はありのままを報告する
肉体関係はないけれども、特定の異性とまるで友達のように仲良くしている、このような調査結果の出た場合、探偵事務所はどう対処するのでしょうか?結論から言うと、ありのままを報告するのが一般的です。尾行や張り込みなど、プロの手法を駆使して一定期間ターゲットの調査を進めます。
そして相手の行動を写真並びに動画などで記録します。その結果を提示して、あとは依頼者がどうするかです。「浮気をした」としてパートナーに行動を見直してほしいと要求してもいいですし、肉体関係がなかったのでおとがめなしでもかまいません。探偵は事実を報告するだけで、それをどうするかは依頼人次第です。
3.証拠が取れない場合の対処法は?
証拠が見つからない、でも浮気しているのはほぼ間違いないというケースもあるでしょう。例えば相手の警戒心が強いからかもしれません。常に周囲の状況をキョロキョロしている、歩いているときに頻繁に後ろを振り返る、曲がり角を何度も曲がって追跡をかわそうとしている場合などです。これらの行動が顕著に見られるようであれば、浮気の証拠を押さえるのは難しいでしょう。この時、しばらく調査を控えるのも一つの方法です。泳がせてみて、相手が油断したところで調査を再開するわけです。
警戒していても会いたい
「相手に疑われているかも?」と思えば、おのずと警戒心が強くなります。ならば浮気相手と会わなければいいと普通は思うでしょう。しかし警戒はするけれども、浮気相手に会いに行くという人は多いです。このパターンであれば、調査続行するという選択肢もあります。ただし方法は見直します。例えば人員を今まで以上に増やすことで対処するなどです。人数を増やせば、相手の行動を示唆にチェックできます。巻かれるリスクも少なくなります。ただしその分費用はかさんでしまうので、依頼者との交渉が必要になってくるでしょう。
記録を残そう
依頼人自身で状況を好転させる対策もあります。それは記録をこまめにつけることです。「出張する」「実家に戻る」などを口実にして、数日自宅を開ける日があれば、そのことをメモします。また帰りの遅くなる曜日も記録しておきましょう。さらには普段の態度や発言、着ていく洋服や下着に変化がないか、どんな些細なことでもかまいません。その情報を探偵に提供することで、何か有効な調査のヒントを得られるかもしれません。
中には相手のスマホに痕跡がないか調べようとする人もいます。やり取りが確認できれば、それは確実ではあります。しかしパスワードをかけているケースも少なくありません。無理やりスマホの情報を見ようとすると、かえって相手の警戒心を高める結果につながりかねないからです。
4.まとめ
「相手が浮気しているかもしれない」と思ったのであれば、普段の相手の行動を記録しておきましょう。そうすれば、いつが怪しいかなどが何となく見えてきます。できるだけ具体的な情報を提示してもらったほうが、探偵としても戦略が立てやすくなります。相手も浮気していることをみすみす知られたくないと思っているはずですから、多少の警戒はしているものです。探偵事務所の中には、正式依頼する前に相談受付しているところもあります。調査依頼すると、決して安くない費用が掛かります。相談して、見積もりも出してもらって、最終的に契約するかどうか判断するのはいかがですか?
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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