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探偵コラム

反社チェックは調査が大変?業者に依頼した場合としなかった場合の違い

取引をする相手企業反社会的勢力と関わりがないかを調べることを、「反社チェック」といいます。取引の前に反社チェックを行うことは、取引をする上でのリスクを避けるために重要なことです。

取引先の反社チェック方法は、自分の企業が直接調査を行うこともできますが、専門業者に依頼するということも可能です。専門業者へ依頼をした方が、費用は掛かりますが、調査の手間を圧倒的に減らすことができるのです。
反社チェックを業者に依頼しないとどのような点が大変なのか、また、依頼をすることでどういったメリットがあるのかをお答えしていきます。

1.なぜわざわざ反社チェックをしなければならないのか

企業が取引を始める前に反社チェックを行うのは義務となっています。どうしてそこまでして調査を行わなければならないのでしょうか?

反社会的勢力を排除しようという流れが世間に生まれた

2007年に日本証券所グループから「反社会的勢力排除に向けた上場制度及びその他上場制度の整備について」が発表されました。そして2011年には、全都道府県で暴力団排除条例が施行されています。そのため、全国の企業はそれを守るため、反社会的勢力と関わらないことが厳しく求められるようになりました。

反社会的勢力と関わりを持たないために行わなければならないのが、反社チェックです。これを行うことで、相手が反社会的勢力でないかを確認した上で安心して取引を行うことができます。

反社チェックは時間と手間が掛かってしまう

新しい取引先と契約をする前に反社チェックをしなければならないことをお話ししました。しかしそれだけではありません。その調査は最初の一度では終わらず、また定期的に調べなければならないのです。それなのに、正確な情報を簡単に手に入れることができる仕組みがなく、調べるために多くの時間を使わなくてはならなくなってしまっています。

自分たちで調査をする場合、多くの企業で新聞記事データベースを使い過去の報道を調べています。新聞は真実性のある情報のため、インターネットで噂や掲示板を検索するよりも信憑性があるためです。しかし、どのようなものを使っても、自分たちで調べることに時間がかかるのは変わりません。その時間を省くために企業が行っていることが、専門業者への依頼です。

2.業者に依頼して行ってもらえる反社チェックの種類とそのメリット

反社チェックを専門の業者に依頼すると、様々な方向から反社チェックを行ってもらうことができます。

業者が行う反社チェックの例

  • ①リスクの検索
    反社会的勢力と関係しているか、犯罪への関与をしたことがないか、悪い評判はないかなど、取引先のネガティブな情報を洗い出します。調べる時は、会社のWeb情報や掲示板、官報など隅々まで行います。

・大手メディアを使った調査
大手のメディア情報や、インターネットを利用した調査を行います。本当に必要な情報を選ぶことや、重要ではない情報を省くなど自分たちで行うには手間のかかることもあるため、それを任せられるのは大きなメリットとなります。

・覆面調査
取引先に関係のある人に対しての覆面インタビューや、取引先の企業と同じ業界の人に話を聞き出します。反社チェックをしている業者だからこそできる裏の情報を集めることができるのです。

こういった調査の中には、自社でできる内容のものもあるかもしれませんが、時間や手間が掛かってしまい非常に大変なことです。そのため、業者に依頼をすることで効率よく反社チェックを行う必要があります。

業者に依頼することのメリット

反社チェックを自分の会社で行わず業者に依頼をすることで、本来なら自力で検索していかなければならないことを自動化でき、他の仕事をする余裕が生まれます。
検索せずに結果のみを知ることができるため、無駄な情報や工程を省くことによって、調査をする時間を短くすることができます。

3.業者に依頼せずに反社チェックをする場合に気を付けなければならないこと

反社チェックを自分たちで行う時には、気をつけなければならない点が多くあります。

検索で出てきた情報を選ばなければならない

検索して出てきた情報は、全てが必要な情報ではありません。同じ名前や似たような名前が検索で出てきてしまったり、書籍や映画の紹介記事に惑わされたりすることもあり得ます。このように、調べたいことと関係のない記事や話題もインターネット上には多く存在するのです。さらに、掲示板やブログ記事など鵜呑みにしてはいけない内容のものに惑わされたりもします。その中から全て読んで必要、不要な情報と分けていくことはとても大変な作業になってしまうでしょう。

検索する相手が多くて管理しきれない

企業が取引をする相手は1つではありません。たくさんの事業を手掛けている企業には、多くの取引相手がいます。その取引先の1つ1つを検索して情報をまとめるだけでも大変なのに、定期的に検索し調べ直さなければいけないとなると、それ以外の仕事が手につきません。

調査を行ったという証拠の整理が追いつかない

反社チェックを行った場合、それを調べたという証拠を残しておかなければなりません。取引を開始している企業の中から、反社会的勢力と関係のあるところが後で見つかった場合に、すぐに取引を解消できるようにするためです。しかし、やらなければならない仕事も多くある中で調査も進めなければならないことを忘れてはいけません。数ある業務の中で全てを分かりやすく整理して保存しておくことは、非常に難しいこととなるでしょう。

調査漏れが出てきてしまうかもしれない

時間や他の業務に追われる中での調査ですので、自社では調べきれずに反社チェックの手から抜けてしまう取引先があるかもしれません。そうなった場合のリスクは大きく、その1つの見逃しが取り返しのつかない結果になるかもしれないのです。もし調査漏れが実際にはなかったとしても、「抜けているかもしれない」と心配することになってしまいます。

こういった問題が全て解決するのなら、多少の費用が掛かっても、自分たちだけで行わずに業者に依頼する方が安心できます。

4.まとめ

自分たちだけで反社チェックを行う場合の大変さと、業者に依頼することで生まれるメリットについてお伝えしました。一重に反社チェックと言っても、やらなければならないことが多いため、時間が経つうちに管理しきれなくなってしまいます。さらに取引先が複数あり、同じ取引先に対しても継続して調査を行わなければならないとなると、自社だけで行うのはどこかで限界が来てしまいます。

他の大切な業務に力を入れるためにも、反社チェックは業者に依頼してしまう方が企業にとってプラスになると言えるでしょう。

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