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探偵コラム

ストーカーから逃げるためのポイント!ストーカーの心理から見る対策を伝授

相手を想う気持ちの度がいきすぎて、ストーカーになってしまう方、そしてその被害に悩まされている方がたくさんいらっしゃいます。ストーカー被害を解決するためには、自分の身を守り、相手のストーカー行為を立証するための証拠が必要になります。
こちらの記事では、ストーカー被害に困っている方に役立つ、ストーカーになる人の心理や、ストーカーから逃げるためのポイントを解説。実際にストーカー被害を受けている方や、今後ストーカーに遭った時に役立つ情報をまとめました。

1.ストーカーになる人の心理を解説

まずは、ストーカーになってしまう人の心理状態を知ることが、逃げるために必要な情報となります。ストーカー心理には4つのパターンがあると、オーストラリアのミューレン医師というストーカー研究の第一人者が発表しているので、チェックしていきましょう。

親密追求型

「親密追求型」タイプのストーカーは、相手の気持ちは考えず、ただ「親密になりたい」という気持ちのままに行動してしまう人です。「どうしてこんなに好きなのに、その気持ちに答えてくれないのか」という被害妄想を抱き、そこから復讐心を燃やして犯罪行為に至ってしまうのが、こちらのタイプです。

無資格型

「無資格型」タイプのストーカーは、常に支配的で高圧的な態度をとる人で、「自分の要求することを相手が受け入れるのが当然だ」という思考回路を持っています。そのため、もし要求されたことを相手が受け入れてくれない場合は、手段を問わずに受け入れさせようとして犯罪行為に走ることがあるのです。

憎悪型

「憎悪型」タイプのストーカーは、「親密追求型」とは反対で、「憎い」と考えている相手にストーカー行為を行う人のことを指します。憎い相手を傷つけたい、と考える人や、また顔見知りでなくてもストレスのはけ口として知らない相手にストーカー行為を行うこともあるようです。

拒絶型

「拒絶型」タイプのストーカーは、交際やプロポーズを拒否されたことを信じられない人が、陥りやすいです。「親密追求型」や「憎悪型」と組み合わさることが多く、「どうにか寄りを戻したい」、「振られたことが許せず罰則を与えたい」という気持ちを持ってしまうのです。

2.ストーカーから逃げるための3つのポイント

それでは、ストーカーから逃げるためにポイントをまとめていきます。ストーカーになってしまう人には、「やめて欲しい気持ちを伝えればわかってもらえる」という常識が通用しないことが多いため、自分の身を守りながら、法的な措置をとって強制的にやめさせるのが重要です。

ストーカーと連絡を取らない、反応しない

ストーカーの連絡先を知っている場合、相手からメールやLINE、またSNSを通したメッセージが来ることもあるでしょう。これらには、反応せずに全てスルーすることが大切です。ストーカーの立場からすると、自分の想いが通じた、という成功体験になってしまいかねないからです。

ストーカーから連絡が来た場合、絶対に応じないことと、全て証拠として保管しておくことを念頭に置いておきましょう。法的措置を取る時に、少しでも多くの証拠を提出することが、やめさせるためのポイントになります。

身内の協力を得る

ストーカー被害を受けている方は、どうしても周りの人に相談しにくいと感じることも多いでしょう。しかし、1人で抱え込まずに周りの信頼できる家族や友人に知らせて協力してもらうことが、身の安全を守るのにとても重要になります。協力してもらう人には、ストーカーの写真を見せるなど、容姿の特徴を伝えて、もしも見かけた時に警察に通報してもらえるようにしておくことが大切です。

また、被害がとてもひどく、常に待ち伏せされている等の被害にあっている場合は、身内だけでなく会社の警備の方などにも伝えておくことで、もしもの場合に備えることができるでしょう。

安全を守るために工夫をする

ストーカーはどこで待ち伏せているかわからないし、もし出会ってしまったら何をされるかわからないため、常日頃から注意することが大切です。例えば、毎日のルーティーンとして、乗る電車行く店、歩く経路などが決まっている方は多いと思いますが、相手にバレてしまうと簡単に会えると言っているようなもの。そこで、少しずつ電車の時間を変えてみたり、経路を変えてみたり、日常がルーティーンにならないようにすることが大切です。

また、プライベートの時間でも、1人で外を歩く機会を減らす方が、危険を回避しやすいため、友人や家族に協力してもらうのがいいでしょう。スマホを見ながら歩いたり隙を見せてしまうと期間なので、常に周囲に注意しておくことが重要です。

他にも、家にいると安心、と思い込まず、常にしっかりと施錠をしたり、カーテンを閉めたり、隙を見せないように気をつけましょう。

3.ストーカー行為を強制的にやめさせるため法的措置を視野に

このように、自分の身を守っているうちに、ストーカーが諦めてくれたらいいですが、なかなかそうはいきません。しつこくストーカー行為をしてくる犯人には、法的措置をとってやめさせるしかないため、その時のためにしっかりと証拠を取っておくのが重要になります。

メールや電話内容をしっかり記録しよう

警察に相談した時に、証拠があることでしっかりと動いてもらえるため、まずは自分がストーカー被害を受けていることが、第三者にも伝わる証拠をしっかりと集めましょう。警察の立場として、証拠がないとどうしても動きにくいので、証拠があることで事実として調査がしやすくなるためです。

メールやSNSメッセージでの脅迫などは保管をしてプリントアウトをしたり、電話の内容を録音したり、つきまとわれた日の状況を日記に記録したり、数が集まれば集まるほど、事態の深刻さを伝えることができるでしょう。

警察に相談する

たくさんの証拠が集まったら、警察に相談を持ちかけましょう。ストーカーをする上で、ストーカー規制法違反を犯していたり、器物破損などの法律違反を犯していることもあります。被害届を提出できることもあり、また相談した実績を得ることもできますよ。

また、警察でストーカー規制法違反を犯していると判断された場合、ストーカーに対して警告をしてもらえたり、禁止命令を出してもらえる場合も。とにかく1人で悩み続けず、冷静に証拠を集めながらしかるべき措置を取ってもらえるように警察などプロに相談することが大切です。

まとめ

今回は、ストーカーから逃げるポイントについて解説しました。ストーカーになる人は、話し合いで常識的に解決できる状態にないことが多いです。しっかりと法的に対処してもらえるよう、冷静な判断で自分の身を守り証拠を集めることが大変重要となります。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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