ストーカー被害に巻き込まれないように!嫌がらせをしてくるストーカーについて
ストーカー被害は年を重ねることにつれ、被害が増えており、やり方もハイテクになりつつあります。近年のストーカーはどのようにして嫌がらせをしてくるのでしょうか。
今回の記事では、ストーカーの嫌がらせの事例について、実際にあったことを踏まえて解説していきたいと思います。
なぜ嫌がらせをする?ストーカーをする人の心理状態について
ストーカーをされると、嫌がらせをされることが結構多いです。なぜストーカーは嫌がらせをするのでしょうか?そのことについて解説していきたいと思います。
ストーカーに多い心理「執着心」と「独占欲」
日常生活の中で誰もが行っている事がきっかけで、ストーカー行為にまでエスカレートしていきます。
例えば、「好きだ」という感情から少しずつその人を追うようになって、しまいには家にまでついていくということ、良かれと思い何か送りものをする、といったようにです。
絶対ではありませんが、ストーカー行為を行う人には、2つの「執着心」と「支配欲」という心理が働く事が多いと言われています。しかし、それだけでストーカーになるということではありまあせん。
例えを上げるのですが、あるアイドルに夢中の人がいて、そのアイドルのコンサートや握手会に熱心に参加していても、「執着心」や「支配欲」に駆られて、ニュースを騒がすようなストーカーになるということにはなりません。
多くのファンの皆さんは、ファン同志の間にある、特別な決まりを守りながら、アイドルの活動を応援し続けています。しかし、その一方で「この人の特別な人になりたい」という感情が大きくなってしまい、ルールを無視して近づいてしまう、何かインパクトのあるプレゼントを渡し、それがよくも悪くもストーカーの根拠になるなんてことはあります。
要は、「執着心」や「支配欲」にも限度が必要だということです。その限度が一定以上を超えてしまい、相手に不審に思われる、嫌がられるというラインを分からずに突破してしまうことが、ストーカー行為に近づいてしまうということです。
独占したいという気持ちは誰にでもあると思います。ただ、その度を過ぎてしまうと、相手に対して嫌な思いをさせてしまいますので注意しましょう。
ストーカー行為で満たしたい「飢餓感」と「孤独感」
そんな「執着心」や「支配欲」といった独占欲とは別に、危害を加える人、嫌がらせをしている人には、違う心理的特徴が見られます。
その心理的特徴とは「飢餓感」と「孤独感」です。この心理状況に陥り、多くのストーカーは「飢餓感」と「孤独感」を満たしたいがために、ストーカー行為に及んでしまいます。
例えば、元カノが別の人と付き合っており、自分は誰とも付き合っていないけど元カノが羨ましい、その時に元カノに対して「本当はまだ自分のことが好きなんだろ?」と感情を抱き、つきまとい始めるストーカーといったところです。
この感情は、相手に対する妬み、自分が幸せでない孤独といった感情から来るものと分かります。このような心理状態から、ストーカーは発生してしまうことが多くあります。
ストーカーのきっかけは好意と執着心
ある人に好意を持ち、その「執着心」を満たしたいという「飢餓感」から「支配欲」が働き、相手が思うとおりに自分の欲を満たしてくれない、支配されないどころか、拒絶されてしまったために、強い「孤独感」を感じます。
デートの誘いもプレゼントも何もかも断られ、電話もメールも無視されてしまった末、自分をもっと見てほしいと思うあまり、何通ものメール、隠し撮り、尾行、待ち伏せなどなど、さまざまな行動で人を振り向かせようとします。そして、相手が怖がる姿を見る事により「飢餓感」と「孤独感」が満たされたような気持になるのです。
実際にあったストーカーの被害例について
続いて、実際に会ったストーカーの被害例について解説していきます。
つきまといや待ち伏せ、押しかけなど
あなたを尾行して追いかける、通勤帰りの途中の道で待ち伏せしている、進路に立ちふさがるなどは、つきまといや待ち伏せ、押しかけなどのストーカーに分類されます。
つきまといや待ち伏せは大きな犯罪や被害に繋がる危険性があります。現に、そこから殺人事件に繋がってしまったという事例もあります。
始めはついてくる、話しかけてくるといった嫌がらせ程度でしたが、徐々にストーカーの行動が大胆になっていき最終的にはナイフを持って「お互いに死のう」と言って刺してきた、なんてこともあります。
このことは、事前に警察や専門家、探偵に相談しておけば防げた事故であったかもしれないので、一人で抱え込むのではなく、まずは相談をしてみて下さい。
「監視している」と告げられる
「今日の下着は〇〇色だったね」「今日は〇時に家を出たね」などといった、自分が監視しているぞと申告しているかのように嫌がらせをしてくるストーカーもいます。
他にも、帰ってきた時に「おかえり」というメッセージや寝るときに「おやすみ」というメッセージを送りつけてくるなどです。
ストーカー自身はおそらく嫌がらせと思ってやっているわけではなく、「あなたは私に見られているから、逃げても無駄だよ」と「独占欲」を満たすためにやっている行為だと考えられます。
そのような時は、家の近くでこっそりのぞかれている、もしくは家に監視カメラが設置されているという可能性があります。すぐに専門家に相談することを推奨します。
無言電話、夜中に大きな音を出す、ドアのチャイムを鳴らされるといった被害
無言電話、夜中に何かされるといった嫌がらせもストーカーがやる行為の一つです。この場合、反応すると逆に「苦しんでるぞ」と感じて舞い上がってしまうストーカーの方が多いです。
一番の打開策は、「無視をする」ことです。相手も人間なので、無視をされるとだんだん被害が減っていく可能性があります。もしそれでも終わらない場合は、警察や専門家に相談しましょう。
不純物や汚物を家に届ける
不純物や汚物を家に届け嫌がらせをするストーカーも中にはいます。動物の死骸や汚物などを届け、少しでもターゲットに苦しい思いをさせたいという感情から狙ってくる好意でしょう。
この場合は立派な犯罪となるので、すぐに警察に被害届を出しましょう。
まとめ
ストーカーは思ったよりも身近にいて、何をしてしまうか予測不能です。
もし自分がこのように嫌がらせ、被害にあった場合はすぐに相談を。もし警察や専門家に相談するのが難しいと感じた場合は、近くにいる友人でも、華族でも、信頼のできる人物に相談をしましょう。
あなたが被害に合わないよう、心から祈っています。もし被害に遭っているという方は、一度探偵など調査会社にご相談ください。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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