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探偵コラム

ストーカーにご用心!ストーカー被害にあった時の対処法とは?

無言電話や最寄駅から家まで付きまとってくるというのがストーカーのイメージではないでしょうか。
現代は通信技術が発達しており、どこでもストーカーをされる可能性が出てきました。そのようなネット上でのストーカー、思いもよらない場所からの追跡が問題となっています。

そこで今回の記事では、もし自分がストーカー被害にあった場合の対処法や、未然に防げる対処法について解説していきたいと思います。

ストーカーとは何か

ストーカーの定義は?

一般的に認知されている「ストーカー」は、特定の相手やその家族に対してしつこく追いまわすといったこと、つきまとったりする人物をいいます。
ストーカーとして逮捕される根拠となる法律は、一般的にはストーカー規制法(ストーカー行為等の規制等に関する法律)となりますが、ストーカーの定義は状況や場合によって多少変化してくかもしれません。

ストーカー規制法による対象は、「特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足すること」を目的とした行為のみとされています。「相手とよりを戻したい」、「あの人に近づきたい」などの目的があって、「つきまとい行為」を行うケースが典型的です。

よって、恋愛感情等が絡まないつきまとい行為は、ストーカー規制法による取り締まりとは対象外となってしまうのです。ただ、軽犯罪法上の「迷惑な追随行為」として、あるいは迷惑防止条例の「反復した付きまとい等の禁止」違反などに引っかかる場合のみ、取り締まられる可能性があります。

ストーカー規制法に引っかかる場合、「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に処すると規定されており、決して軽いとは言えない罪でしょう。

ストーカーが行う主な行為

ストーカーが行う行為として、以下のことが取り上げられます。
・つきまとい、待ち伏せ、押しかけなど
・監視の申告をする
・面会や交際を申し出る
・乱暴な言動
・無言電話、電子メールや電子機器で一方的に連絡を送りつける
・汚物、性的道具を送りつける
・人権の侵害、名誉を傷つける
これらがストーカーが行う行為です。
聞いたことのあるものもあれば、今回初めて聞く、というものも多いのではないのでしょうか。

近年ではSNSの発達により、メールやSNS、ブログなどを利用して特定の人物にしつこくつきまとい、メールを何十通~何百通と送りつけたり、ブログのコメント欄に執拗に投稿を行うなどの迷惑行為をするネットストーカーも続出しています。

ストーカー被害にあった場合の対処法

ストーカーにあった場合、どのように対処すればいいのでしょうか。

現在はストーカーとまでは言えないが今後が心配な場合

元恋人や元同僚がストーカーになりそうで怖いと感じる方は多いと思います。「元カノと別れて…」「会社の同僚が自分に恨みを持ったままやめて…」というケースですね。

実は、ストーカーに発展する最も多いケースなのですが、対応が最も難しいケースでもあります。

このような場合、あなたに対する憎しみを持たないような方法で、相手に関係を終わらせることを伝える必要があります。一方的に無視をするといったこと、相手を逆上させるような行動は控えるべきで、出来るだけ円満に解決に進ませることが一番です。

自分の気持ちを全て伝え、理解してもらう必要があります。元恋人とは、復縁の可能性があると思わせないことも大切です。

知人がストーカーの場合

知人がストーカーになる原因には、自分の何気ない言動が好意だと勘違いしてしまうことから始まるケースが多いです。

この場合、あなた側にも好意があると勘違いするような言動を無くすことが大切です。
このことを意識するだけでストーカーになりうる可能性は低くなるでしょう。

既にストーカーになってしまっている場合、相手を刺激しないように事を運ばせるのがいいでしょう。
基本的には元恋人がストーカーになった場合と同じ対応を取ることが有効ですが、共通の知人や親友の力を借りることも大切です。

ストーカー被害にあった場合は、一人で抱え込み過ぎるのではなく、信頼できる人脈を使って解決しましょう。

ストーカーが誰かわからない場合

ストーカーが誰だか分からないが、ストーカーされていると感じた場合、まずは自分の身の安全を最優先しましょう。

相手が不明な場合、知人を疑ってしまうことやいつ何されるかわからない恐怖に精神的に押しつぶされそうになると思います。思うように対処もできないので、正直しんどいです。

このような場合は自分一人で対処するのは難しいと思うので、探偵や専門家に相談するというのも考えておくといいでしょう。

未然にストーカー被害を防ぐために

現在関係ないと考えている人も、もしかしたらストーカー被害にあう可能性がないとも言い切れません。未然にストーカー被害を防ぐために、自分たちには何ができるのでしょうか。

重大事件に巻き込まれることはないと思いますが、自分の身を自分で守れるようにはしておきましょう。

家に帰ったら戸締りをしっかりする

これは当たり前のことだと感じる人が多いと思いますが、これをするだけでストーカー被害にあう可能性はグンと落ちます。

特に一人暮らしの女性などは注意した方がいいです。ストーカーは家族で暮らしている家より、一人暮らしの家を狙うケースの方が多いからです。
ストーカー犯を家に入れないという努力だけで、多くの被害を未然に防ぐことができます。

人がいない場所で一人にならないようにする

ストーカーは人通りの少ない場所を狙って犯行をするケースが多いです。家までの近道、と言って細い道や人通りのない道を通ると、ストーカーの餌食になる可能性があります。

時間に余裕があるのならば、なるべく人通りの多い道を選んで歩くようにしましょう。

個人情報を流出させない

ネット技術が発達しており、メールアドレスなど簡単にその人の個人情報を入手できるようになっています。

ストーカー犯行をする人は、意外と頭が冴えている人が多く、簡単に個人情報を得てしまうでしょう。

個人情報は信頼できる場所にだけ流す、ということを意識しましょう。
これだけで、ストーカー被害だけでなく、多くの犯罪に巻き込まれる可能性を潰せます。

まとめ

ストーカー被害は自分の思ったより身近に潜んでいるかもしれません。被害にあった時の対処法、被害を未然に防ぐ対処法と、紹介してきましたが、この記事を参考にストーカー被害を対処していってください。

もしストーカー被害に遭っていて相手を特定したい際などには、調査会社への相談をお願いいたします。

投稿者プロフィール

この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
この記事の著者:PIO探偵事務所 調査員 T.K
10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。

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