嫌がらせを受けたらどうすればいい?心構えと対策法について紹介
近隣住民とのトラブルは、ワイドショーでもしばしば取り上げられています。自分が何かしなくても、逆恨みでトラブルに巻き込まれる場合も十分想定できます。もしいやがらせを受けたのであれば、どのように対策を講じればいいかについて以下にまとめました。
1.いやがらせに対する心構え
いやがらせを受けると精神的に動揺したり、感情的になったりするかもしれません。しかしいやがらせを受けて戸惑った時ほど、冷静に対処することが重要です。そのためには2つのことをまずは心がけましょう。
同じレベルで戦わないこと
いやがらせを受けたとき、人によっては「目には目を、歯には歯を」と同じことをやり返したくなるかもしれません。しかし同じことをすれば、トラブルはどんどんエスカレートするだけです。もし嫌がらせを受けたのであれば、「低レベルしかできないかわいそうな人」と思うようにしましょう。感情的になりそうなところをグッと押さえて、自分は相手にしない毅然とした対応が求められます。
一人で抱え込まないこと
もし嫌がらせを受けたら、誰かに相談することです。相談しただけでも心が軽くなることもあるでしょう。いやなことをされたことについて他人に吐き出すことでも悩みは軽減されます。また自分が気づかなかったアドバイスを受けられるかもしれません。嫌がらせをした相手も、あなた以外にその事実を知っているとなるとなかなか次の攻撃ができなくなる可能性もあります。
2.いやがらせを受けた際には証拠を残そう
もし嫌がらせを受けたのであれば、その証拠を残しておきましょう。相手と交渉するにあたって、証拠を突き出せば相手も、しらを切りとおすことが難しくなるからです。
写真や動画に収めること
いやがらせを受けたのであれば、その被害の証拠を残すことが大事です。例えば何か壊された、汚されたのであればその写真や動画を納めておきましょう。またあなたを誹謗中傷するようなビラをばらまかれることもあるかもしれません。そのような怪文書を受け取れば気分が悪いので、すぐに捨てたくなる気持ちはわかります。しかし証拠になりうるので、きちんと保管しておきましょう。どうしても捨てたければ、そのビラを写真に残しておけば、証拠になりえます。
被害状況を記録する
証拠品だけでなく、どのような被害に遭ったのかきちんと記録として残しておくことも後々交渉する際に有利な材料になりえます。誰にどのような嫌がらせをいつ受けたのか、といったことを詳細に記録に残しておきます。だれかわからなければ、この部分は記録残さなくてもいいです。できるだけ詳しく記録をとっておくことが大事です。
3.いやがらせをやめさせる方法とは?
継続的にいやがらせを受けるのはだれでも嫌なものです。そこで相手が自主的にやめさせる方法をいくつかピックアップしたので、できるところから始めてみましょう。
防犯カメラの設置
防犯カメラを設置するのは、誰でも比較的できる対策です。しかもかなり効果的と言われています。防犯カメラがついていると、その映像が動かぬ証拠になりうるからです。防犯カメラの設置されていることがわかれば、それ以上のいやがらせを躊躇させる効果は十分に期待できます。そのほかには人勧センサー付きの証明をセットするのもおすすめです。夜相手が何らかのいやがらせをする場合、相手の動きで辺り一面がぴかっと光れば目立ってしまいます。するといやがらせができなくなるかもしれません。
警察に被害届を出す
いやがらせは立派な犯罪行為です。他人のものを壊したり盗んだりすればその時点で犯罪です。また無断で他人の敷地内に入ることも違法行為に該当します。あまり頻繁にいやがらせを受けているのであれば、警察に被害届を出すのも一考です。この時何でも警察は被害届を受理するわけではありません。
そこで大事になるのが、先に紹介した証拠を残しておくことです。いやがらせを受けた証拠や記録が残っていれば、警察も腰を上げやすくなります。ちなみに相談する先ですが警察署のほかにも、近くの交番もあります。もし嫌がらせを受けて身の危険などを感じたのであれば、迷わず警察に相談することです。
4.探偵の利用を検討しよう
いやがらせをしている相手が、時に心当たりのない場合もあるでしょう。そのような場合、いざ刑事・民事告訴したくても相手がわからないのでやりようがないです。そんな時におすすめしたいのが、探偵の活用です。探偵を雇えば、調査してもらえだれがいやがらせをしているか特定できます。また彼らの情報収集能力を生かせば、いろいろな証拠を集めることも可能です。何よりも「プロの探偵にお願いしている」という事実が精神的な安定につながります。
探偵業者の選び方
探偵業者を選ぶにあたって、信頼できるかどうかを考えましょう。いやがらせ対策の実績が豊富にあるか、料金システムが明快か、守秘義務を守ってくれるか、調査結果を報告書としてまとめてくれるかなどで比較しましょう。特に過去の実績や料金システムについては、探偵事務所のホームページに掲載されているはずです。こちらをチェックして、依頼先を絞り込みましょう。
いやがらせの調査費用の相場について
いやがらせの調査を探偵に依頼することになった場合、どのくらいの費用が掛かるか気になるところでしょう。これはどれくらいの規模で何日間調査を行うかによっても変わってきます。安ければ数万円程度で済む場合もあれば、高ければ50万円近くかかる可能性もあります。きちんとした業者であれば、見積もりは無料で行ってくれるはずです。依頼する前に見積もりをとって、納得できる価格かどうか確認しておきましょう。
5.まとめ
いやがらせを受けた際には、とにかく証拠を集めておくことが大事です。証拠がたくさんあれば、嫌がらせを受けている証明になりますし、執拗かつ継続的なものと判断できます。警察なども被害届を受理しやすいです。証拠集めは自分でもできるかもしれません。しかし素人では限界もあるでしょう。よりしっかりした証拠を残すためには、探偵のようなプロにお願いするのも一考です。近くに対応してもらえる事務所がないか、確認してみませんか?
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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