生活を取り巻くいやがらせ行為…種類やいやがらせをする心理を解説
職場や友人関係、ご近所付き合いなど、人が生きていくということは様々な環境が取り巻くもの。そのような中で、いわゆる「いやがらせ行為」をしてくる人はどこにでもいて、いやがらせ被害に巻き込まれている方は意外と多いのが実情です。
こちらの記事では、いやがらせ行為の種類や、いやがらせ行為を働いてしまう人の心理についてをまとめました。いやがらせに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
1.いやがらせの種類は多岐に渡る
いやがらせ、とまとめても家庭や職場、友人関係など環境によってもさまざまですし、またその度合いもいたずらレベルのものから、法に触れる犯罪行為まで幅広いものです。そこで、まず環境ごとに発生するいやがらせの種類をご紹介していきます。
家庭で起こるいやがらせ
「DV(ドメスティックバイオレンス)」という言葉が一般的に使われるようになっていることが、家庭でのいやがらせが横行していることを表していますよね。夫や妻、恋人などのパートナーから、身体的な暴力を受けたり言葉や態度で精神的に追い詰められたり、また生活費を渡さないといったような「経済的DV」も問題となっています。
また、親が子どもの世話を怠る「児童虐待」や「ネグレクト」も、家庭内の深刻ないやがらせだと言えるでしょう。家庭で起こるいやがらせは、相手と親密な関係だからこそ対応することを躊躇してしまったり、いやがらせが普通の状況、と慣れてしまい洗脳されてしまったりする恐れがあります。家庭内だからこそ、早期に対策し解決していくことが大切です。
職場で起こるいやがらせ
仕事ができる人への妬み・嫉みによるいやがらせだったり、反対に仕事ができないことを貶すようにいやがらせをしたり、職場では役職や立場もあるためいやがらせが起こりやすい環境であると言えます。
上司という立場を利用したセクハラやパワハラを行うというケースもあり、こちらもかなり悪質です。また、一個人のいやがらせでなく、会社の体質として集団のいやがらせをしている、ということもあります。
社会人にとって、非常に長い時間を過ごすのが職場なので、いやがらせされている状態は非常にしんどいですよね。いやがらせに耐えかねて辞めることになるのは、とても残念なのでしっかりといやがらせの証拠を取り、対策をするのが大切です。
近所付き合いの中でのいやがらせ
特に一軒家が多い住宅街にありがちなことですが、考えの合わない近隣住人へのいやがらせを行う人もいます。自分にとって迷惑だと思う行為をされた仕返しに、騒音や悪臭を出すいやがらせをしたり、周りに悪口を広め回ったり、敷地に侵入したりというようないやがらせをしてしまうようです。
賃貸住宅なら、最悪の場合引っ越せばいい、と考える方もいるかもしれませんが、分譲マンションや一軒家を購入した方はなかなか簡単には引っ越せませんよね。近隣にいやがらせをする人がいると、毎日の生活を脅かされてしまうため、早めに解決することが大事です。
インターネットを使ったいやがらせ
近頃話題になっている、インターネットを使ったいやがらせ行為。SNS上で個人情報を流出させたり、誹謗中傷を書き込んだりコメント欄を荒らしたりする行為が横行しています。
特に、有名人の方がSNSをすることが増え身近な存在になったことから、簡単にコメントなどができるようになってしまい、そこに心ないコメントを送る方が増える問題が増えているようです。顔が見えないネット上だからこそ、面と向かっては言えないようなことを平気で書いてしまうのが、インターネットの怖いところと言えます。
2.いやがらせをする人の心理とは
これらの多岐に渡るいやがらせですが、自分以外に対していやがらせを働く人の性格には特徴があるようです。こちらでは、他人にいやがらせを行なってしまう人特有の性格をまとめてみました。
自分が中心で世界が回っている
他者に対していやがらせができる人は、相手の気持ちを思いやることができない人とも言えます。そのため、自分中心の性格をしている人が多いということです。
自分にとって許せないことが起こってしまった時に冷静に判断することができず、相手に自分本位にいやがらせをしてしまうという方がとても多いのです。自己中心的な考えを優先するあまり、「傷つけられたからこちらから困らせてやりたい」という感情のまま動いてしまうということですね。
ネガティブ志向で劣等感を抱きやすい
何があってもポジティブな方や、自分のいいところも悪いところも認めて楽しく生活できる方は、心に余裕があります。心に余裕がある方は、人が自分と違うところがあっても許容することができるし、人に困りごとを持ちかけられても余裕を持って対応することができるものです。
しかし、ネガティブで自分の悪いところに劣等感を持っている方は、人から自分の悪い部分を指摘されたり、思うようにいかなかった時に心に余裕がなく苦しい気持ちを抱えます。その苦しさを解放したい思いが、いやがらせ行為につながってしまうというケースもあるようです。
自制心がなく我慢できない
いやがらせをしない人でも、人に対してイラッとしたり、落ち込んだりすることはもちろんあるでしょう。しかし、しばらく時間を置いて冷静になれば、いやがらせ行為に走らず対処ができるものです。
しかし、そのように冷静になるまでにかっとなって、感情的に動いてしまう人がいやがらせ行為を働いてしまう人だと言えます。人同士が同じ空間で過ごしていく上で、自制心を保って冷静に判断するのはとても大切ですよね。
どれだけ相手からされたことが自分にとって嫌だったとしても、いやがらせで返してしまったら、いやがらせを行なった方が悪いと判断されてしまいます。もし先にされた嫌なことが本当に悪いことだとしたら、冷静に証拠を集めてしかるべき機関に相談するなど、大人の対応をしたいところですね。
まとめ
こちらの記事では、いやがらせ行為の種類やいやがらせに走ってしまう方の特徴を紹介しました。感情の赴くままいやがらせを行うのは、人と過ごしていく上で間違ったことで自分の信頼をなくしてしまいますし、度が過ぎると法に触れることもあります。
また、もし今誰かからいやがらせ行為を受けているという人は、自分が受けているいやがらせは法に触れるようなものなのか、話し合いで解決できるのか、誰に相談すればいいか、ということを冷静に判断し、早めの解決ができるように努めてほしいと思います。相談先に悩んだら、探偵事務所などの会社への相談もご検討ください。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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