ネットでの嫌がらせパターンや実例3選!さらに対策方法についてもご紹介!

日頃から、インターネットやアプリを利用する人は多いのではないでしょうか?どれも便利で役に立つものばかりですが、正しく使わないとネットによるいじめ被害に遭ってしまったら、最悪の場合は事件や犯罪に巻き込まれてしまうケースもあります。インターネットでの被害相談は年々増加しており、それに対する警察の取り締まりも厳しくなっているのが現状です
そこで今回はネット上での陰湿ないやがらせ パターンや実例を3つほどご紹介してきます。さらに対策方法に関しても取り上げていきますので、心当たりのある人は是非、ご参考にしてください。
ネットでの嫌がらせについて
インターネット上では、日々様々な情報が飛び交っています。主に被害の多くは、掲示板やツイッターに集中しているようです。誹謗中傷コメントやSNSによる知らない人物からのメッセージ、著作権法に関する虚偽の申請など様々です。
そんなインターネット世界では、1度でも投稿された画像や掲示板への書き込み、公開してしまった個人情報などは一度色々な場所で拡散されてしまうと、消す方法は非常に少なく難しいとされているのが現状です。こういった半永久的にインターネット上に記録が残ってしまうことを表す言葉として『デジタルタトゥー』という言葉も登場しています。
次にご紹介するのは、そんなインターネット上で実際に起きた例を3つご紹介します。
ネットでの嫌がらせ事例3選

1.元アイドルに対する誹謗中傷の書き込み
元国民的アイドルメンバーであり、タレント活動をされているKさん。結婚をして子供もいる為、一見幸せな生活を送っているように見えますが、事件は匿名掲示板で起こりました。その掲示板には、以前からKさんだけでなく、家族に対しての誹謗中傷コメントがあり本人も確認できていたそうです。
あまりにも度が超えた内容だったことから、弁護士や警察に相談し書き込みした人物の特定をお願いしました。もちろん相手は匿名で誹謗中傷をしていました。普通であれば、相手が誰なのかを知ることは出来ないと思ってしまうかもしれません。
しかし、今回のように匿名でありながら悪意のある書き込みによってコメントを残した場合、手続きによってその人物の住所や氏名の開示することが可能となります。
その後、警察から連絡があり2人の女性を『侮辱罪』として書類送検したという連絡があったのです。書類送検されたのは30代後半と40代前半の女性でした。二人は山形県と大阪府に住んでおり、もちろん面識はなかったとのことです。警察の質問に対し女性は『他の人もやっていたことだし、匿名だったのでバレないと思っていた』と話したそうです。
この発言から、いかにインターネットでの誹謗中傷というものが安易で軽率なものであるかが分かります。
2.ツイッターでの偽アカウント
ツイッターでは本人と非常に似た偽アカウント作成し、事実無根の事をあたかも本人が発言しているようにん見せるといった被害があります。ある女性は、全く知らない男性から『付き合ってください』というメールが届きました。誰からなのかも見当がつかず調べてみると、その男性はとあるツイッターのアカウントを見て連絡してきたと言います。気になった女性は自身の目で確かめようとそのアカウントを探してみると、なんと自分に似た偽アカウントが存在していたのです。
そのツイートには『出会いを求めています』や『援助交際』といった言葉が並んでおり、男性がダイレクトメッセージを送ったところ、女性のアドレスを渡されたといいます。つまり女性のことを嫌うメールアドレスを知っている誰かが、勝手にアカウントを作って『いやがらせ』をしていたということになります。このように、いつ誰があなたと偽って行動しているか分からないケースもあります。
3.DMCAの虚偽申告
こちらもツイッター関連の事例となります。皆さんは『DMCA』という言葉をご存知でしょうか?これは『デジタルミレニアム著作権法』という立派な法律で、ツイッター上にアップされた画像について『これは自分が著作権者です』という申し立てをすることであり、相手のアカウントの凍結やアップされた画像の削除をすることが可能なのです。
これだけ聞くと、著作権を守る立派な法律のように感じますが、実は虚偽の申告をすることが非常に簡単だというマイナス面も持ち合わせています。近年では、このDMCAを使った虚偽申告が多く相手のアカウントを凍結に追い込むといった嫌がらせが起きてしまっています。実際にこのDMCAを申告する場合には氏名や住所を登録する必要があります。しかし、この氏名や住所ですら架空の情報を使うことが出来てしまう為、もはやツイッター側も十分な対応は取れていない状態だと言います。
ツイッターで気になった画像をシェアしたいと思ったとしても、一度よく考えてからツイートすることが大切です。
ネットでの嫌がらせへの対策

ご紹介してきた事例からも分かる通り、私たちの知らないところで日常的にいやがらせは行われているのが現状です。嫌がらせをしている人たちの執着心はすさまじく、ブロックしても新しいアカウントを作り、共感する仲間を集めて一斉に攻撃するといった悪質なものが後をたちません。一般的に嫌がらせへの対策方法は2種類です。
1つは個人で問題解決をするか。2つ目に専門家に相談するかです。しかし、ネット上での問題の場合は、個人で解決しようとすると非常に専門的な知識も必要になってくる為、お勧めはできません。一番良いのは弁護士に相談する事です。
警察へ相談することも可能ですが、事件性がないと動き出すことが出来ないというのが現実です。一方、弁護士の中にはネット事情に詳しく多くの案件を請け負っている方もいます。
特に多いツイッターでの被害の場合は、軽率な発言や画像などの無断転載をしないのはもちろん事、個人情報を公開するのも避けましょう。嫌がらせを受ける場合は、一度アカウントを削除するのも1つの手です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ネットでの嫌がらせについて実例と対策を合わせてご紹介してきました。
インターネット上でのいやがらせは、非現実的だと思い自分に関係がないように思えてしまいます。
しかし、実際にはインターネットを使っている以上は、あなたのすぐ近くで起こっているかもしれません。皆さんもこの記事を参考に、ネット被害の知識をつけいやがらせを未然に防いでいきましょう。もし現在進行形で嫌がらせを受けているという方は、まずは探偵など調査会社にご相談ください。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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