指紋鑑定の方法とは?具体的な方法について詳しく解説
指紋鑑定は警察の人しかできない物だと思っているかもしれませんが、実は一般の方も依頼をすれば指紋の鑑定をしてもらうことができます。
それはどのようにすればいいのでしょうか?
まずは指紋をどのようにして採取するかを知ることが必要です。
採取の方法がわからない場合には、鑑定をしてくれる方に問い合せることも必要です。
正しい方法で採取しないと正しい結果を得ることができなくなってしまいます。
指紋が付いていそうなものを鑑定に出す
鑑定人にまずは連絡をして、指紋の鑑定をしてほしい物件について相談をする事から始めることがおすすめです。
郵送可能なものであれば、どのようにして送ればいいのかを確認することが肝要です。
指紋の損傷を防ぐために、ビニール袋などに入れて送付するようにすべきです。
ファスナー付きのビニール袋は多くの人が利用するものです。
連絡をした際に納期を確認する用にすることもおすすめです。
また、いつまでに鑑定の結果を知りたいという要望を別途伝えればそれに間に合うように鑑定してもらえることも期待できます。
注意事項
指紋は湿度や汚れに非常に弱い物です。
鑑定をしたいと思っている物に付着している付着を湿度や汚れから守る工夫が必要です。
梅雨時は除湿対策をしっかりとさせてから、鑑定業者に送付するようにしなくてはなりません。
検出感度が下がってしまうと、正しい鑑定結果を得ることができなくなります。
袋に入れる際には、表面が摩擦でこすれないようにしなくてはなりません。
また、ストローなどを使って空気を抜くことをしてみてもいいでしょう。
布やティッシュなどで物を拭いてしまうと、指紋の検出感度が極端に下がってしまいます。
できるだけ、クリアな指紋を検出することは、証拠としての価値を高めることになります。
送付できない物の場合
物を送付できない場合には、出張鑑定を依頼することもできます。
通常の方法で鑑定は行われますが、別途鑑定料金に加えて、出張料金が発生します。
その場で、指紋を採取して、それを持ち帰って鑑定をすることになります。
指紋採取の方法について
指紋の採取の方法はいろいろなものがあります。
対象となる物体の状態に合わせて最適な方法を選ぶことが必要です。
外観などの状態を把握した上で、最良の方法が選択されることになります。
検出された指紋は写真撮影をして、半永久的にデータを残すようにしてもらえます。
非常に高価な物に付着している指紋の場合には、破損に注意しながら、指紋の採取をしてもらえます。
何でも鑑定人に相談してみることは必要です。
指紋の照合について
得られた指紋のデータを元に指紋の照合が行われていきます。
照合をする場合には、他の指紋との合致があるかどうかの判定が行われます。
更には、いつごろの指紋であるかについての判定も行ってもらえます。
他の指紋との照合に加えて一定の条件の指紋が検出されるかどうかについても判定してもらえます。
解析結果については、鑑定書の形として送られてきます。
鑑定書の結果は法的に大きな意味を持ってきますので、裁判などの有力な証拠として使うことができます。
鑑定結果について、実際に鑑定を行った鑑定人に問い合わせることも可能です。
わからないことは遠慮なく確認すべきです。
実績を有する鑑定人に依頼する
指紋の鑑定を依頼する場合には、実績を持った著名な鑑定人に依頼することがおすすめです。
学術的に著名な方の鑑定であれば、誰もその結果に口をはさむことはしないはずです。
逆に、無名の鑑定者の場合には、検査の信頼性について、疑義がはさまれることもありますので、裁判などの場合に証拠としてのパワーが半減してしまうこともあり得ます。
また会社などで鑑定の実績が多いところであれば、信ぴょう性の高い鑑定結果を提供してもらうことができるでしょう。
鑑定人を選ぶ際には、その点をしっかり考慮に入れておくことが必要です。
裁判などの場合
指紋の鑑定を誰に依頼すればいいのかわからないという場合には、裁判などの場合には、担当をしてくれている弁護士さんに相談してみると良いかもしれません。
多くの裁判の場において、的確な証拠資料をこれまで多く、提出してきている、安心できる鑑定者を紹介してもらえるはずです。
もちろん、そのような方に鑑定を依頼すれば、自分の裁判を有利に進めて行くことができるようになります。
依頼すべき人がいないということで、指紋の鑑定をする事を諦めることは避けなくてはなりません。
法的に有効な物であるという認識
指紋に付いての鑑定結果は法的に有効なものです。
裁判や契約の場合に、大きな意味を持ってきますので、自分の立場を有利にするためにも積極的に鑑定は活用すべきです。
実際に鑑定をしてもらった多くの人がその有効性を認めています。裁判などの場合ではできるだけ多くの証拠を集めることが裁判の勝利につながりますので、活用を検討すべきです。
まとめ
指紋の鑑定をする場合には、付着している物を鑑定者に送れば、簡単に対応をしてもらえます。
送ることができない場合には、鑑定者に来てもらうことも可能です。
ものを壊さないように配慮しながら、ベストの方法で鑑定を行い、鑑定書を作成してもらえます。
指紋の鑑定書は法的に大きな効果を持ってきますので、必要な場合には是非とも作成すべきです。
適当な鑑定者を見つけることが難しい場合には、弁護士さんなどに相談をしてみることがおすすめです。
多くの実績を有した鑑定者を見つけて行く努力は必要です。
探偵などの調査会社であれば、指紋鑑定などの経験も豊富な可能性があります。
もし確実な鑑定結果が欲しいと思った場合は、探偵などに依頼してみるのもよいでしょう。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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