信用調査はどんな流れで行われるの?具体的な流れについて解説

取引先が信用できるのか、これからビジネスパートナーとしてやっていくのに頼りになる相手なのかを調べるための方法が信用調査になります。
今回はこの信用調査とは具体的にどのような流れで行われるのかをわかりやすく解説して参ります。本格的に信用調査をしたい人には一度見てもらいたいです。
信用調査の種類及び流れについて
信用調査を行う場合にはほぼ決まった流れに沿った行動が発生します。
ここではどのような順番で調査が進むのかをわかりやすく解説します。
一般的には社内調査⇒直接調査⇒外部調査⇒依頼調査という流れです。
ただし、状況によっては社内調査と直接調査を同時進行で行うケースもありますし、依頼調査をしないで終わるというケースもあるでしょう。
調べたい情報の密度や求める精度によってどこまでやるのかも変わってきます。
最初に行う社内調査
最も簡単で最初に行われる調査が、社内にあるデータや社内にいる人を頼りに行う社内調査となります。
これは過去に取引したときに残っている資料及びデータ、そしてその取引に参加した社員から情報を集めるというやり方で、その気になれば1日や2日で終わる作業となるでしょう。
ただし、社内だけの情報及び調査となりますので、現在の取引先の情報と異なっている可能性もあり、情報の精度及び密度を考慮するとやや物足りない調査となってしまいます。
デメリットもメリットもある直接調査
取引先を自分たちが直接メール・訪問・電話・FAX等を使って調査するというやり方です。
メリットはその会社の雰囲気や仕事の様子を直接的に把握出来るので社内調査ではわからない情報がたくさん手に入ることです。
デメリットは、色々と探ることになるので調査されていると言うことを取引先が気づいてしまうことがあるという点でしょう。
そのことから心象を悪くしてしまうケースも多々あるので、大きなマイナスになってしまう恐れがあります。
相手の信用度を低下させてしまった結果、取引そのものができなくなったら本末転倒です。
安心かつ情報量が多い外部調査
社内調査では情報量が不足し、直接調査では情報量が多いけれどデメリットが強烈すぎます。
どちらも扱いにくいという方にとって、有用な調査方法が「官公庁調査」や「検索調査」、そして「側面調査」というやり方を内包している外部調査でしょう。
「官公庁調査」というのは官公庁で公開されている情報を調べるというやり方です。
こちらは取引先の商業登記簿や不動産登記簿を調べることが可能なので、そこから過去の不祥事があったのか、支払いの滞納は発生していたのかを調べることができるでしょう。
不動産登記簿からは所有権の取得や抵当権がどうなっているのかを見ることができるので経営状態が見えるようになります。
「検索調査」というのはいわゆるインターネットを使った調査で取引先の公式ホームページや就職情報サイトなどを使って取引先の情報を集めます。
公式ホームページには決算報告やIR情報も記載されているので、こちらも重要な情報となるでしょう。
「側面調査」とはその取引先とやりとりしている別の会社から情報を集めるというやり方です。
企業や銀行やその会社がいるビルの管理人などから取引先の情報を集めます。
このようにやることが多くかなり多くの情報が集まりますので、どこかの会社に調査依頼を出さないという人はこの外部調査が最も時間をかけて行う調査となるでしょう。
最終手段の依頼調査
自分たちでは情報を集めるのが困難という人、または調査はできるがその時間を別のことにまわしたいという人は最終手段となる「依頼調査」を用いることになります。
こちらは第三者に調査を依頼するというやり方になりますので、どこに依頼するのかで成果が大きく変わってくるでしょう。
依頼調査をするなら信頼できる調査会社探しが必要になりますので、そちらに時間が必要になってしまうケースもあります。
また、それなりの費用がかかりますので、費用対効果も考えないといけないでしょう。
信用調査会社の選び方

信用調査の最終手段である依頼調査は、どのような会社に依頼するのかで結果が大きく変わってきます。ここでは会社選びのコツをまとめていきましょう。
基本は価格と対応の仕方
信用調査会社を調べる上での基本となるのは、料金と対応がどうなっているのかを知ることでしょう。
調査内容によって価格は変動しますが、いくつかの会社で値段を確認することができればどこの会社が高いのか、安いのかを知ることができますので各社に問い合わせましょう。
また、信用調査会社によって調査結果報告書の納期が異なっていることもありますので、納期の確認もしてください。
基本的には新規以来になると2週間から4週間となっていますので、ここも各社確認が必要でしょう。
海外対応の有無や会社の種類
海外企業の対応をしてもらいたい場合は海外企業に対応しているのかどうかの確認も必要になります。
また、信用調査会社には「専門」と「総合」の2種類が存在しており、より詳しく調査をしたいのかそれとも地域や業種に関係なく調査依頼をしたいのかで選び方も変わります。
まとめ

信用調査にはこのように流れがあり、やることも別れています。
本格的な調査をしてもらいたいというときは外部に委託するという形になりますが、それ以外には自分たちで対応することが可能なのが信用調査なのです。
ただし、本気で信用調査をするとそれなりの時間が必要になってしまいますので、その時間を少しでも減らしたいという人は探偵などの外部の調査会社に依頼することも本気で考えた方がいいでしょう。
時間が短縮できるだけでなく、外部の調査会社には調査のためのノウハウなども豊富で、自分たちで行うよりも満足いく調査のできる可能性が高いのです。
投稿者プロフィール

- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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