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探偵コラム

信用調査の基本は登記簿の確認にあり?登記簿からはどんなことが分かる?

信用調査において重要なポイントはいくつかありますが、キーワードとしてたびたび出てくるのが登記簿の確認です。
今回はこの登記簿の確認と信用調査がどのようなかかわりがあるのか、登記簿から何を見抜けるのかを解説してまいります。

複合的な情報収集に登記簿の確認は必須

取引先がどのような会社なのかを調べる企業調査において重要なのは、偏った情報ではなく多角的かつ複合的に情報を収集することです。
その多角的かつ複合的な情報の一つが不動産登記簿や商業登記簿となります。

信用調査会社に依頼する形で情報を収集するというやり方もありますが、やはりいくらかの費用が掛かってしまいます。
その費用をカットしたいという場合は自主的に調査するしかないのです。

自主的に信用調査をする方法について

自主的に信用調査をする場合は、社内調査・直接調査・外部調査の3つを用いて調べる必要があります。
社内調査は取引先とのやりとりが過去にあった会社ならできる方法で、そのデータからどのような会社なのかを調べるというやり方になります。
取引にかかわった人がいるのなら、その人から情報を集めるというのも含まれるでしょう。

直接調査は社内調査で不足しがちな情報を補うために行うのですが、その方法は訪問・電話・メール・FAXなどを用いて直接的に相手の情報を集めるというものになります。
社内調査よりも密度が濃く情報量も多めになりますが、直接的に調べることで相手に探られていると思われてしまうことあり、不信感を持たれてしまうケースがあります。

外部調査とは官公庁の公開情報を活用したり調査対象が取引している会社や人からの情報を集めるというやり方で、今回注目している登記簿の確認というのもこちらに該当するでしょう。

自社の情報だけでは足りないなら依頼調査

社内調査である程度の情報を集め、直接調査で直接的に取引先の情報を入手し、インターネットや調査対象が取引している会社や人から情報を集める外部調査の3つを駆使すればかなりの情報が集まりますが、それでも見えてこない部分はあるでしょう。

その場合は専門家に依頼をする依頼調査を用いることになるでしょう。
依頼調査を受ける会社もいろいろとありますが、基本的には帝国データバンクと東京商工リサーチの2社が最大手となっておりほとんどのシェアを持っておりますのでこの2社から選ぶことになります。

過去に調査を行ったことがある会社の場合は、すぐにデータが手に入りますので信頼できる会社なのかどうかが即座にわかるという利点もあるのです。
ただし、起業したばかりの会社はリサーチデータもない可能性が高いので注意しましょう。

登記簿からわかる情報について

外部調査に該当する登記簿の確認からどのような情報が得られるのか、信用調査においてどのような役割を担っているのかを確認していきます。確認すべき登記簿は商業登記簿と不動産登記簿の2つです。

商業登記簿で分かること、意識したいこと

商業登記簿で分かることはかなり多いです。まず資本金の増資や減資があるのかを確認しましょう。
これで企業の経営内容が簡易的にですがわかりますのでそれだけでも信用できる取引先なのかがはっきりとわかるのです。
また、商業登記簿を最大限に活用する場合は履歴事項証明書も入手してください。
こちらも登記事項証明書の一つとなっています。

また、商業登記簿は商号つまり会社の名前を確認することができますがそこから名前を変更しているかどうかのチェックにもつながるのです。
何度も変更しているような会社は過去の不祥事を隠している可能性もありますのでここも意識して調べる必要があるでしょう。

商業登記簿からは代表取締役や取締役、そして監査役がいったい誰なのか、変わったのかを知ることもできます。
安定している会社は頻繁に取締役や監査役は変わらないので突然の辞任や知らない人物の突然な就任が発生している場合は要注意でしょう。

商業登記簿からは本拠の所在地がどこなのかも知ることができますが、何度も変わっているような会社はやはり信用度は落ちます。
このように商業登記簿からわかる情報は非常に多いので、これらをしっかりとチェックすることで信用できる会社なのかがかなりわかってくるのです。

不動産登記から分かること、意識したいこと

不動産登記から分かることは大きく分けて2点です。
それは所有不動産の有無と根抵当権、抵当権の状況になります。
特に、代表者の自宅は担保に入っている場合は借り入れがどうなっているのかも分かってきますのでこちらも重要な情報となります。
たとえ不動産があったとしても所有権の移転が発生している場合は追い詰められていることもありますので、要注意です。

抵当権は取引姿勢がどのように変わっているのかがわかりますので、こちらも信用度が上下する作用となっています。

まとめ

信用調査はいろんなやり方がありますが、その中でも重要なのが登記簿の確認ということがわかりました。
商業登記簿や不動産登記からその会社がどうなっているのかが簡易的にですが見えてきますので、インターネットがつながる環境にあるという人はまず登記簿の確認を行いましょう。

信用調査は慣れていないと時間がかかり、その情報が信用できているかどうか悩んでしまいますが登記簿は嘘をつけられませんので信頼できる情報元となってくれます。
登記簿の情報をしっかりと知りたい、また登記簿から分かる情報以上の情報が欲しいと考えている方は、探偵などの調査会社への依頼を検討するとよいでしょう。
調査会社に依頼をすることで、登記簿にある情報はもちろんのこと、それ以外のことについても詳しく判明する可能性があります。

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