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探偵コラム

賃貸マンションに盗聴器・盗撮器が仕掛けられやすい4つのポイント

誰にも伝えていないはずのプライベートな情報を、第三者に知られていたなんてことはないでしょうか?
そんなあなたは、もしかしたら盗聴・盗撮の被害に遭っているかもしれません。

盗聴や盗撮なんて、ドラマや小説の中だけの話であって、日本では実際あり得ないと思われるかもしれませんが、実は盗聴や盗撮の被害というのは身近に起きていて、決して他人事ではないのです。

今回は、賃貸マンションに盗聴器・盗撮器がよく仕掛けられる理由と、その場所について紹介します。

1.考えられる犯人は不特定多数?

まず、賃貸マンションにどれだけの人が出入りするか分かりますでしょうか?
入居者であるご本人以外にも、工事業者・リフォーム業者・引っ越し業者・管理会社・大家など、
少し考えるだけでも不特定多数の人が確実に出入りしていることが分かります。

また、それ以前に入居していた人も、壁や天井に仕掛けることはできます。 つまり、住み始める前から既に仕掛けられていたという可能性も出てくることになります。

仕掛ける可能性がある人物

盗撮・盗聴されるケースとして、次に該当する方は特に疑いが必要かもしれません。

  • ①以前住んでいた人
    その部屋に住んでいる人であれば、誰にも怪しまれずに仕掛けることができます。
    ただ、空き家の状態で引き渡すため、仕掛けられる場所は限られてきます。
    特に、コンセント内部などは1番仕掛けやすい場所でもありますので、注意が必要です。
  • ②以前住んでいた人が盗聴・盗撮被害に遭っていた被害者
    こちらは①少し違った可能性です。
    以前住んでいた人が、よく人を招き入れていたり、トラブルに巻き込まれやすい方だったりした場合、
    どこかのタイミングで仕掛けられたものがそのまま残ってしまっているという可能性も考えられます。
    また、興味本位で次の入居者も盗撮・盗聴している可能性もあります。
  • ③大家・管理会社
    その物件の大家や管理会社の方であれば、もちろん部屋の鍵を持っていますので、自由に出入りすることが可能です。
    住人の監視を目的として、マンションを建てた当時から仕掛けていたということも考えられます。
    実際に、女性の部屋を狙って、大家が盗撮していたという事件も起きています。
    管理者だから大丈夫と安心せず、たとえ身近な方でも疑わなければなりません。

2.盗撮・盗聴を調査する際の注意点

いずれにせよ、賃貸マンションへ盗撮器・盗聴器を仕掛けられる人物は、身近な人であることが言えます。
つまり、調査を行う場合は、相手に知られないように調べなければならないということです。
その旨を犯人に知られてしまうと、調査を実行する前に犯人によって取り外される恐れがあるからです。 室内では「盗聴」や「盗撮」というワードは決して口に出してはいけません。
合鍵を持っている大家や管理会社は犯人である可能性が非常に高い人物であるため、
盗聴調査の確認なども絶対に行わないようにしましょう。
外出先で業者に電話して、こっそり来てもらうのが1番良いかもしれません。

何のために盗聴器・盗撮器を仕掛けるのか

身近にいる方が盗聴器・盗撮器を仕掛ける目的として多いのが、監視です。
また、以前の入居者をターゲットとしていたとしても、そのままあなたが引き続き被害に遭う可能性もあります。

犯人が身近にいる大家や管理人であれば、回収作業も難しくないですし、点検と称して入室しても不自然に思われにくいということです。

3.いざ調査!仕掛けられやすい4つのポイントを徹底調査

では、賃貸マンションで盗聴器・盗撮器が仕掛けられやすい場所には、どこが挙げられるでしょうか?

➀コンセント周辺
賃貸マンションの被害として一番多いのは、コンセント内部です。
盗撮器・盗撮器には、コンセントタップ型というものがあり、電源が通る限り、半永久的に機能するという機器です。
これを使い、これまでの入居者全てを盗撮・盗聴しているという可能性もありますので、特に注意が必要です。

②室内灯
次に紹介するのが室内灯です。
こちらも、特に故障などしない限り、滅多に変えることがありません。
また、新しい入居者に引き渡すときも、そのままで引き渡しされる機器の1つです。
天井裏の導線にも仕掛けられる可能性がありますので、しっかり確認が必要です。

③テレビの裏側
次に多いのがテレビです。
通常は新しいテレビを購入される方が多いのですが、中古の物を購入したり、新しいものは高いからということで以前入居していた方の物を引き受けたりすることもあります。
そのテレビに盗撮器・盗聴器が仕掛けられていた場合は、それも引き受けてしまうことになります。
また、実家からテレビを持ってくるという方も、そのテレビに仕掛けられていない可能性もゼロではないため、確認が必要です。

④エアコン
エアコンも、マンションとして管理している機器の1つですので、注意が必要です。
エアコン本体に仕掛けられるだけでなく、コンセントが天井付近にあるため、部屋全体を見渡しやすいというのも考えられます。

賃貸マンションに溶け込む盗聴器の種類

では、賃貸マンションに設置されやすい盗聴器・盗撮器には、どんなものがあるのか紹介していきます。
先ほど紹介した場所に、このようなものが仕掛けられていないか確認してみましょう。

➀電池型
名前の通り、電池が切れれば機能しなくなる盗聴器・盗撮器の一種です。
電池式なので、いずれは使えなくなりますが、入居の直前に仕掛けられた場合はしばらく長続きする可能性があるので、切れていたとしても取り除いておく方が良いでしょう。

②コンセントタップ型
この型の盗聴器・盗撮器は、コンセントなどから電源を取っているもので、半永久的に動き続けます。
特に、賃貸アパート・マンションや中古マンション・住宅などは、以前に仕掛けられたものが残っている可能性があります。
電源が取れる限り機能してしまう恐ろしいものですので、こちらはしっかり確認して取り除く必要があります。

4.まとめ

賃貸マンションにおいて盗撮器・盗聴器が仕掛けられやすい場所についてご紹介しました。
もし車の中で見つけてしまった場合、案外身近な方が仕掛けたものなのかもしれません。

逆に、自分の家族や友人が被害に遭っている可能性も十分あり得ますので、
代わりに点検してあげるというのも良いかもしれません。

調査で見つかった盗聴器から指紋等の証拠が全く出なかった場合、犯人の特定は非常にむずかしく仕掛けられた大家も被害者となるため、誰にも責任を問うことはできません。

鍵を変えても管理会社や家主には防犯上のため合鍵を預ける義務があるので、犯人がこの2人のどちらかだった場合は全く意味がありません。

今回紹介した事柄に当てはまることが思い当たる方は、まず一度探偵に相談をしてみましょう。

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