興信所が行う聞き込みの方法について!どのように聞き込み調査を行っていく?
興信所に聞き込みを依頼すると、自分が知りたいと思っている色々な情報を自分の代わりに集めて来てくれます。
では、具体的にどのような形で聞き込みは行われるのでしょうか?
自分の目的を悟られないようにしながら、情報を集めることが必要になりますので、高等なテクニックが必要になります。
今回は、興信所に依頼を行った際に、実際にどのような形で聞き込みが行われるのかということを中心に解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
1. 聞き込みの方法について
自然な形で情報を集める方法として、興信所がよくやる方法として、架空のストーリーを作るということが考えられます。
興信所の調査する担当者は、警察官のように取り調べをする権限がありませんので、いかに自然に相手から情報を聞き出すことをしなくてはなりません。
そのために架空の情報を設置するなどの方法をテクニックとして使います。
すなわち、町の歴史について調べているところです、テレビ番組のロケをしています、雑誌用のスポット情報を調べているところです、この町の情報をアンケートによって調べているところです、といったように相手に伝えて、相手から上手に聞き出したい情報を引き出すことをしていきます。
テレビのロケをしていると言って、調査をするのであれば、テレビ業界についての基本的な情報を知っておくことは必要です。
調査のプロですから、必要な知識は集めて行くことが求められます。
しかしながら、実在する公的な機関や団体の名前を出して、調査をすると法律的に問題が生じてしまいます。
アンケート調査を装い間接的に色々な情報を調べるという方法も用いられています。
**についてどう思いますか?というような感じで、集めたい情報を効率よく集めるというテクニックも用いられています。
調査対象者ではない方に調査対象者の情報を聞いてみるという場合もあります。
2. 警戒心を持たれないようにする
どんなに上手い質問内容を考えたとしても、相手が警戒してしまっては、正しい情報を出してはくれません。
警戒させないように、相手に安心感を与えるようにすることも必要です。
女性を相手にする場合には、女性の調査員を同行させると安心してもらいやすくなります。
服装には清潔感をもたせるようにすることが必要です。
威圧的でなく誠実な接し方も必要になります。相手の話はしっかりと聞いてあげるという姿勢も大事です。
プロの探偵の場合、このような細かいところにもしっかりと気を配って仕事に臨んでいます。
簡単なようで、かなりのテクニックが必要な部分ですので、一般の人では聞き出すことができないような情報を上手く聞き出すことができるのです。
素人が調査すると、ややもすると自分が聞きたいと思っていることだけを聞いてしまって、相手の話をまったく聞けなくなってしまいます。
そうすると、相手も口数が減ってしまって、情報を得にくくなってしまいます。
聞き上手ではないと、相手に怪しまれてしまって、興信所の調査員であることを感づかれやすくなってしまうのです。
素人の場合には、調査にあたって、必要な知識を身に付けないで色々と聞いてしまうとすぐにぼろが出てしまうことにもなります。
法律の事もプロでしたら、しっかりと理解していますので、いざという時に法的なトラブルに巻き込まれてしまうこともありません。
自分で調べたほうが速いのではないかと、素人考えで思ってしまうかもしれませんが、経験がものを言う仕事ですので、プロに仕事を依頼したほうが実際のところはスムーズであることが多いのです。
3.下調べも入念に
興信所の調査員は調べたい情報についての下調べも入念に行っています。
どのようにしたら、必要な情報を効率よく集めることができるのかをしっかりと分析しています。
調べたい相手だけでなく、その方の交友関係などもしっかりと調査をしています。
また、必要とあれば、交友関係から、調べたい相手の情報を手に入れることもしています。
調査中には、不測の事態が起きる可能性もありますので、あらゆる状況に備えておくことが必要です。
機敏に状況を判断して、調査を進めていく、スマートさも必要になります。
下調べから手抜かりなくしっかりと進めていくさまは、まさにプロの仕事といえるでしょう。
3-1.見積もりの必要性
興信所に調査を依頼する場合には、それなりの費用が必要になります。
プロに仕事を依頼するのですから、当然の事です。
あらかじめ見積もりをお願いして、どのくらいの金額が必要になるのかを把握しておくべきです。
また、自分の得たい情報を集めてもらうのにどのくらいの期間が必要になってくるのかも確認すべきです。
興信所から提示された見積書の金額が妥当なものであるかを自分なりに精査することを考えるのであれば、興信所の利用金額の相場も確認しておくことが求められます。
あれこれと欲張って色々なことを調べてもらうと、どんどん必要な金額が上がってしまいます。
自分にとって本当に必要な情報は何であるかを自己分析してから、興信所に相談するようにするといいでしょう。
4.まとめ
興信所が行う聞き込みの方法は高いテクニックを必要とするもので、素人が簡単にまねすることはできません。
比較的短期間にトラブルを避けながら、情報を入手するには、プロの技に頼るべきです。
あらゆる事態を想定して、プロの調査員は準備をしています。
下調べさえも必要に応じて行ってくれているのです。
興信所に調査の仕事を依頼する場合には、一定の費用が必要になります。
仕事を最終的に依頼する前に、見積もりの内容を精査すべきです。
あわせて、興信所に仕事を依頼する側も金額の相場を把握しておくことも求められます。
投稿者プロフィール
- 10年以上にわたる探偵経験を持ち、調査分野のエキスパートとして認められている。これまでに手掛けた調査案件は年間200件以上にのぼり、その確かな調査力と洞察力で数多くの難解なケースを解決してきた実績を持つ。特に浮気調査や素行調査の分野で高い成功率を誇り、信頼と実績に基づいた調査を提供することを信条とし、クライアントからの高い満足度を誇る。
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